『炭素14新時代 クジラ調査からがん治療まで|サイエンスZERO』を見た (nya.139)

ねこ、風太 監視

監視活動中じゃ

ほんとうに、ものすごい勢いで癌治療が変化しているんですね。(2017年3月17日)

私は読書が趣味という至って「非活動的」な人間です。

屋外での遊びやスポーツはもちろん、何かを作ったり、食べたりする「建設的な」趣味を何も持ち合わせないのです。

したがって、交友関係も狭く刺激の少ない「インドア」生活を送っています。

私の母親は「花づくり」が趣味で「料理大好き」な、回遊魚型働き者ですので、自分の娘が休みの日に「部屋から一歩も出ないで過ごす」のが不思議でならず、『よくそれで退屈しないものだ』といい、「怠け者」として諦めています。(笑)

ねこ、風太ごろごろところが私はちっとも「退屈」せず、「刺激に満ちた」休日を過ごしているのです。

本を読めば、たちまち「異なる時代、異なる世界、異なる宇宙」に旅立ち、物語の空間を「体験」します。

どうも私は「脳内での画像再生技術」が充実しているようで、活字から画像を思い描き、本当に「臨場感」をもって楽しめるのです。

ですから好きな作品が「映画化」されても、絶対に見ません。

主人公の声からして、自分の「脳内画像」とのギャップが大きく受け入れられないのです。

小説に限らずいろんな分野の本を読みます。

「好奇心は猫を殺す(=イギリスのことわざ(en:Curiosity killed the cat)の訳。英語に「Cat has nine lives.」(猫に九生あり・猫は9つの命を持っている/猫は容易には死なない)ということわざがあり、そんな猫ですら、持ち前の好奇心が原因で命を落とす事がある、という意味。転じて、『過剰な好奇心は身を滅ぼす』と他人を戒めるために使われることもある。ウィキペディアから引用)」式に、自分の「面白いな」と感じたものは何でも読んでみます。

典型的な「広く浅く」といえばかっこいいのですが、私の場合は「あまり広くもなく、限りなく浅い」知識ですので「好奇心」という言葉がぴったりなのです。

ねこ、風太おすましその延長線上に「NHK特集」とNHK教育「サイエンスゼロ」があります。

この2つは録画予約しています。

「ははぁ、なるほど」「うわぁ、おもしろい」と誰とも共有できない「興奮」を楽しんでいます。(笑)

朝の出勤前にテレビを見ながら準備しますが、興味のない話題を聞き続けるのが苦痛になると、撮り溜めている番組を見ます。

3月5日放映の『炭素14新時代 クジラ調査からがん治療まで|サイエンスZERO』もそうして見ました。

↓↓↓↓↓こんな内容でした。

NHK・Eテレの「サイエンスZERO(サイエンスゼロ)」で炭素14新時代が放送されました。1947年、アメリカの研究者ウィラード・リビーが科学の歴史を変える大発見をしました。それは炭素の同位体である炭素14を使った年代測定法です。時間の経過によって徐々に減っていく性質を使った方法で、発掘された土器やミイラの年代が分かるのも炭素14のおかげです。発見から70年も経った技術ですが、最近この年代測定の精度が飛躍的に向上しました。さらに使い道も医療や生物学など多様化しています。

抗がん剤の効き目を予測

アメリカ・カリフォルニア大学デービス校の総合がんセンターでは本格的な治療の前に抗がん剤の効果を見極める方法を開発しました。まず抗がん剤に含まれている炭素12を炭素14に置き換えます。そして、実際の治療で使う量の100分の1、副作用の出ない量だけ患者に投与します。翌日、血液を採取しがん細胞のDNAに炭素14がどれだけ結びついているか、つまり抗がん剤がどれだけ効いているかを調べます。この方法を使えば最短2日で患者とその抗がん剤の相性が分かるのです。まだ臨床試験の段階ですが、試験に協力した患者たちからは大きな期待が寄せられています。http://tvmatome.net/archives/6993

これは、嬉しい進歩です。

がん細胞のDNA解析をして、抗がん剤が効くか効かないか検査するのは、現状では50万円くらいかかりますが、もし、この方法が一般的になれば、もっと安価にもっと短時間で抗がん剤を選択することができるのではないでしょうか。

さらに進歩すれば、抗がん剤の「オーダーメイド」も可能なのではないかと思いました。

ねこ、風太ねぼけ炭素14との結びつきがなければ「効かない」から却下、結びつきが多すぎれば「抗がん剤の量を調整する」ことで、副作用を最小限に抑えることもできるのでは?と考えたのです。

抗がん剤が「確実に効く」のなら耐えられる苦しみもあるでしょうが、「効くかもしれないし効かないかもしれない」のに、「確実に苦しみ」だけ与えられる現状を打破してくれるものは「大歓迎」です。

治療の選択肢が広がれば、様々な「生き方」「死に方」が提示され、個々の癌患者の人生の「納得」が増えると思うのです。

ここ数年で、癌治療が飛躍的に発展し飛躍すると言われていますが、「なるほど、そーかも」と思わせてくれる番組でした。

『サイエンスゼロ』なんて、まず見ることのない方が大半だと思うので、「朗報」をお届けしました。

「好奇心は猫を殺す」・・・いい言葉じゃないですか。(笑)

 

ラッパ水仙

ラッパ水仙

次は

です。

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『炭素14新時代 クジラ調査からがん治療まで|サイエンスZERO』を見た (nya.139)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ともろー より:

    番組渋いです(笑)
    私…NHKプロフェッショナルやサラメシが好きです。
    昔はNHKなんて、紅白以外観ないのに受信料だけとられてってブーブー言ってましたが今ではすっかりお世話になってます(笑)

    1. ふるゆら より:

      ははははは、「変人」全開です。(笑)

      誰とも分かち合えない「喜び」を楽しんでいます。

      古代史、考古学、歴史、DNA、脳、宇宙、美術、仏像、

      ファンタジー、ロック、オペラ、自然が「好物」です。

      飲酒検問で止められて、車の窓を開けたら大音量のオペラが流れ出て、警察官がのけぞってました。(笑)

      そして「馬鹿馬鹿しくてくだらない」笑えるものが大好きですね。(笑)

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