「夏至の月ももう終わり」散歩(nya.985)

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏至が過ぎると「夏がいくなぁ」と気が早く思うのです。 (2019年7月12日)

新しい季節が訪れるとその季節の終わりを思い、次の季節を思い浮かべるようになったのは、いつの頃からでしょうか。

幼い頃は、目の前の「今」が全てでしたので、寒い時は「冬」暑い時は「夏」と思い、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。

理科の授業で、地球の周回軌道と地軸の傾きを学び、四季のほかに「冬至と夏至」があり、それは、実際の最も寒い冬と最も暑い夏の時期とずれていることを学んでも、冬は冬であり、夏は夏でした。

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

ところが今の私は、春夏秋冬のほかに、自分だけで楽しんでいる「冬至の月」と「夏至の月」があります。

冬至と夏至を挟んだ前後約1ヵ月をそのように名付けて、昼の短い時と昼の長い時の変化を楽しんでいます。

極々平凡な暮らしの中で、「地球は丸いなぁ」と思うことがないように、普段の暮らしで「宇宙にぽっかり浮かんだ星に生きているんだなぁ」などと思うことなどありませんが、「冬至の月」と「夏至の月」は、『宇宙船地球号』に乗ってぐるぐる太陽の周りを航海している実感が微かに感じられるのです。(笑)

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

、、、で、そんな私にとって「今」は、夏至の月の終わり頃です。

今年の夏至は6月22日でしたので、前後1ヵ月、昼が長く夜が中々始まらない季節、地球の夏はこれからが本番ですが、太陽の夏は「もう、終わるなぁ」と思うわけです。

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

、、、で、そんな私がある日の夕方、いつも行く河川敷を通りかかると、珍しく風がなく川面が鏡面のように空を映しています。

「白夜」を体験したことがない私にとって「白夜ってこんな感じがいつまでも続くのかな」と妄想してしまうような、、、梅雨らしい薄曇りの川辺の夕景はモノトーンで静かな美しさです。

 

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

河川敷はどこまでも続きますが、川辺に下りられるポイントは決まっていますので、鏡のような川面を横目にしながら、いつ風の気まぐれで鏡がなくなってしまうかハラハラしながら、「早く、早く」と急いでその場所へ向かいました。

車から降りて、「ああ、よかった、間に合った」とシャッターを押すこと数分、案の定、風が微かに吹き始め、鏡のようだった川面がサッと曇ってしまいました。

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

でも今度は、風と波と川の流れの合作で、川面に不思議な道が現れるのです。

もしかして、この川面の上なら歩いて向こう岸に行けるのではないかと思います。

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

そしてまた、風が止み風が吹いて、その間にいかにも「夏至の月」らしく、ゆっくりゆっくり日は沈み続け、刻々と雲の形と川辺の表情が変わり続けます。

終わらない夕景を眺めながら、私は、優しい自然にあやしてもらって遊んでいる子どものような気持になります。

穏やかで、安心して、楽しくて。

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

夏、川辺の夕景

でもついに、最後にひと際明るく輝きを残して太陽が沈んでしまいます。

ごく当たり前の一日の終わり、ごく普通の季節の移ろいです。

「夏至の月」が終われば、厳しい暑さの「地球の夏」が始まって、夏が苦手な私は考えるだけでブルーになってしまうのですが、もう「夏の終わりが始まっている」ことを知っているということが、私の心を少し軽くしてくれる「夏至の月ももう終わり」散歩でした。

おしまい。

夏、川辺の夕景

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「夏至の月ももう終わり」散歩(nya.985)” に対して 20 件のコメントがあります

  1. 絵里 より:

    ふるゆらさん、お久しぶりです。プロ級の写真に感動してます。おなじみの風太くんとの散歩コースの景色は、ふるゆらさんのお家の近くだと容易に想像できるのですが、度々登場するこの大きな川(河?)はご近所なのですか? 川面を揺らす光や風の動きを、私もずーっと見ていたいな。

    1. ふるゆら より:

      大きな川は、家から車で15分くらいでしょうか。

      病院や鍼に行き来する時、河川敷に続く橋を渡るので「いい感じ」の時に遠回りして訪れます。

      電柱や電線がなくて、空が広くて、「空と川と風と野の草と私」という感じになって、いつでも心が晴れます。

      私のようなもの好きは、田舎には多くないので(笑)、人がいても2、3人、、、贅沢な空間です。

  2. ハナ より:

    お久しぶりです。ハナです。

    「終わらない夕景を眺めながら、私は、優しい自然にあやしてもらって遊んでいる子どものような気持になります。

    穏やかで、安心して、楽しくて。」

    この一文を、毎日読みたくなります。読むたびに、幸せを感じます✨

    川面のトロンとして見えるさざなみは、次の瞬間には姿を変えているのでしょうが、
    光が刻々と川面の色を変えていき、なんとも言えない気持ちになりますね。
    本当に、奇跡の夕景でしたね。

    この一瞬にであえたこともきっと、神様からのプレゼント✨✨✨

    毎日、ふるゆらさん、本当にありがとうございます。

    (今日、ミニトマトを湯むきして、レモン蜂蜜漬けを仕込みました。
    本当に美味しくて、ハマりました、感動でした!)

    1. ふるゆら より:

      あらあら、ハナさんお久しぶりです。

      川辺の風景をお気に召していただけて嬉しいです♪

      カメラを持って河川敷に立ち、一通りシャッターを押して「もう十分、帰ろう」と何度も思うのに、目の前の風景が次々に変化して「もうちょっと、もうちょっと」といつまでも徘徊してしまいます。(笑)

      ミニトマト、私も仕込みましたよ♡おいしいですよねぇ♡

  3. sizu より:

    今日も何と素敵な河辺風景沢山!
    ハ~と、眩くため息つく位の綺麗さです

    夏至の月が終われば地球の夏ですか
    そんな風に考え当た事なかったです
    深いですね

    今年のカレンダーも河面の素敵なのを頂きましたが
    それぞれに美しい、カメラに一面を切り取ると
    目で全体を見るより、一層はっきり際立つのでしょうか
    勿論それを撮る人のセンスが現れます

    蒸し暑い夏ですが目から涼風が入ってきました
    ありがとうございます

    クーラー嫌いな、ふるゆらさん、今年は今のところ、そちらも猛暑ではないと
    思いますが熱中症に気を付けて下さいね
    のどが渇く前に水を飲むのがこつらしいです。

    1. ふるゆら より:

      ありがとうございます。

      私のお気に入りの川辺は、ほんに四季折々のその時々の表情を見せてくれて、何度でも「またここに来よう」と思うのです。

      涼しい夏で助かっていますが、そろそろ冷夏が心配になってきました。

      でも、幼い頃は「最高気温30℃」だったのですから、こんなものだったのかもしれませんね。

      水分補給は「こうじ水」続けていますよ。(笑)

      1. sizu より:

        まあ!そうでした!
        偉いですね。
        という私は、暫く休んでます、ごめんなさい(笑)
        ちょっとあきて、又真夏にでも作ろうかと思ってます
        糀水は飲みやすいけれど甘酒は甘すぎて、、、
        だけどねブドウ糖は、、、と書いてある先生があるので薄くして
        飲んだ方がよいかもです

        1. ふるゆら より:

          「こうじ水」ちょっと酸っぱいので夏向きで、グビグビ飲んでます。

          ペットボトルよりコスパもいいので気に入っています♪

          1. sizu より:

            それは,良かった!
            効いてると嬉しいです。✌

          2. ふるゆら より:

            はい、ありがとうございます。

            無理なく続けられる体にいいもの☆嬉しいです♪

  4. yu-chan より:

    はじめまして。
    今年の夏至の日に、猫スペース末期癌、という検索ワードでこちらのブログに辿り着きました。
    探していたのは共に暮らしているこの夏18歳になる末期癌の猫のことでしたが、(10年半前に眼のメラノーマを患い、3年半前にもう片方の眼に。そして今年初めに肝臓に転移していることが分かりました。抗がん剤はしておらず、先日から免疫細胞療法を始めました。
    枇杷灸やとパウダルコチンキやAHCC、低分子米ぬかアラビノキシランを飲ませています。(人間と両用のようです。ご参考まで)

    ブログを開いて、あ!これは人間のものだと思いましたが(すみません)、3年前だったでしょうか、いつかの夏至の夕暮れの写真に心が震えて、魅力ある文章に吸い込まれて、以来毎日のように楽しみに読ませて頂いております。
    私がうっかり忘れそうになってしまう明るさと学びを、たくさん頂いています。
    ありがとうございます。

    私も本を読むことが普通に好きな同年代で、10代半ばにいつも傍らにあったロングバージョンの歌詞を書かれているのを見たときも嬉しかったです。
    風に吹かれるのも好きですが、風にはためいているものを見ると、心が震えます。
    東城百合子の自然療法も本棚にあり、ジュースも一時期飲んでいました。
    私自身は一昨年に直腸カルチノイドがありましたが、摘出しきれました。転移はありません。
    なんだかファンレターチックで、すみません。

    ブログを拝見した翌日朝に、おかげさまで石上神宮の起死回生のお守りとお札を、お参りには伺えていませんが送って頂いて、毎日家でお祈りしています。

    とにかく(勝手に)とてもお世話になっておりますので、一度お礼をと思っておりました。
    素敵な夏至の月の記事にも誘われて、コメントさせて頂きました。

    本当にありがとうございます。

    1. ふるゆら より:

      yu-chanさん、はじめまして&コメントありがとうございます。

      「風太&田舎ワールド」をお気に召していただけて嬉しいです。

      yu-chanさん家のねこちゃん、「起死回生」されたのですね。

      お年もお年ですから心配が絶えないと思いますが、傍にいてくれることが嬉しいことです。

      ねこちゃんとの貴重な時間を大切になさってください。

      うちの風太は、命名が良くなかったのか、文字通り「風来坊」ですので(嘆息)、体が弱った時にちゃんと家に帰って来てくれるのか今から心配しています。(笑)

      もしかしたら、「男の美学」を貫くんじゃないかと、、、。

      そんな風に思う時、必ず頭の中で歌ってしまう曲があります。

      ほれ、アレです、、、、『野生の証明』の主題歌『戦士の休息』。

      ありがとう ぬくもりを ありがとう 愛を かわりに おれの生命を 置いてゆけたなら
      男は誰もみな 無口な兵士 笑って死ねる人生 それさえ あればいい
      ああ まぶたを開くな ああ 美しい女よ
      無理に向ける この背中を 見られたくはないから 生まれて初めて つらい こんなにも 別れが

      ね?これまた懐かしいっしょ。(笑)

      これからもよろしくお願いいたします。合掌。

      1. yu-chan より:

        お返事頂きありがとうございます。
        とても嬉しいです。

        野生の証明!
        そうなんですが、同年代なのですが、実はふるゆらさんより少し下(恐らく2年)なので、その懐かしさに少しだけ背伸びが入っています、うう残念です(笑)
        薬師丸ならセーラー服と機関銃、角川なら私の片岡義男好みだったのもあってスローナブギにしてくれの主題歌の南佳孝が、私は脳内リフレインしています(笑)

        度々のコメント失礼致しました。
        こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します。

        1. ふるゆら より:

          ははははは、アラフィフになって自戒している言葉に「今時の若者は、、、」と「あの頃は良かった、、、」がありますが(笑)、『スローなブギにしてくれ』とか思い出すと「あの頃の曲は秀逸だった」と思わずつぶやいてしまいます。(笑)

          あしたのジョーの「明日はどっちだ♪」とか、子供向けアニメなのに子供だましじゃない歌詞の曲がたくさんありました。

          今聴いてもシビレます。(笑)

  5. ゆうこ より:

    ✩✰꙳‧✧̣̇‧✡⋆✩⡱スタンディングオベーションです☆.。.:*・゚

    金の川面にマゼンタの光
    恍惚となりました
    自然の芸術
    鏡面に写る景色は風が立つとさざ波になって消える
    ということは
    私達が今 生きるこの現世(うつしよ)も畢竟(ひっきょう)
    想念、心を映す鏡であり 風が吹くとすぐに形が変わる
    実体のない儚いものだということを教えてくれますね
    この世はあの世の模写版なのかも知れません
    此岸と彼岸
    善悪の彼岸
    永遠の生命に至る道
    本当の人生は肉体を離れてから初めて始まるのかも知れない
    ですね
    地球にいる間は一見恐ろしいように見えるどんな現実も
    本当はあって無いようなものだと幻想を打ち破れるか
    どうかの修行期間なのかも知れません

    ムンクの 桟橋の少女達 は三人の少女達が
    鏡になった水面に見入っている作品ですが
    そのうちの白い服を着た少女がひとり水面に
    背を向けて反対の方向を向いているバージョンも
    あります
    水面の幻想と対話するのをやめ、真実を
    見ることにした彼女の決意を感じるのです
    ふるゆらさんがこんなに静かな でも光り輝く
    夕陽の没む川のシャッターを切るに至ったと
    いうことは また同時にふるゆらさんの心境も
    かくの如しということなのでしょう
    私はそこにいたく感動します

    1. ふるゆら より:

      いやはや、ゆうこさんはいつもながらに頭脳明晰ですねぇ。

      私がゆうこさんの仰るような心境に至ることは「まずない」と思われます。(笑)

      だって私は、もう少し賢くなりたいとは思っていますが、何かを悟ったり解脱したいとは思っておらず、「もう少し、この世に漂って楽しみたい」としか考えていないのです。

      たぶん、、、この世を卒業するまで、もう少し賢くなれば、もっとこの世にいることが自由で楽しくなるんじゃないかと、そんな淡い願いを抱き続けるのだろうと思います。(笑)

      1. ゆうこ より:

        いつもながらにバッサリ斬られました(;▽;)
        その通りですね
        人間は誰でもいつでもどんな時も楽しいこと、
        快楽を追い求めるしかしませんし
        出来ないものですね
        私も楽しいからこうしてコメントをさせて
        いただいてます
        人の迷惑も考えずに…ごめんなさいっ
        。・°°・(>_<)・°°・。

        1. ふるゆら より:

          ははは、いやいやいや、すみません、「バッサリ斬る」つもりはなかったのです、、、。(笑)

          ただ、、、みんなが「楽しいな♪」と思うことが、私には「楽しくない」と思うことも多々あり、その度にそこはかとない寂しさを感じるのですが、それでも「自分が楽しいと思うことを大切にしよう」と思います。

          「楽しい」と思う直感って、けっこう深いですよね。

          1. ゆうこ より:

            確かに〜。
            自分が楽しんで書いたコメントが
            読んでる側にしたら ツマンネ〜ってことが
            ありますね
            私がふるゆらさんの好みがわからないんですね
            これからはもっと軽くてライトなさわやかな
            コメントを書きますよ ヨロシク!

          2. ふるゆら より:

            んんん?間違った方向に伝わってしまいました。(汗)

            私は、「私の自分が楽しいと思うこと優先」ではなく「みんなそれぞれ、自分が楽しいと思うこと優先でオッケー♪」とお伝えしたかったのです。

            だから、ゆうこさんはゆうこさんの「楽しいこと」優先でお願いします。

            私は人と合わせることが不器用な人間ですが、その分「合わなくても気にならない」というお得な性分を持ち合わせています。

            たぶん、協調性がない分「人それぞれ違ってて当たり前」と思っているので動じないのではないかと思います。

            だから、私と異なる感性大歓迎ですよ。

            ライトでもヘヴィーでも、その時々の心の趣くままにどーぞ♪(笑)

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