ある日の午後、秋の公園散歩 (nya.1118)

 

秋の公園

今年もちょっと「外して」しまいました。(笑) (2019年11月22日)

私の住む田舎は穏やかで温暖な土地で、11月になっても中々冷え込まず、病人にとっては誠にありがたいことではあるのですが、「紅葉ハンター」カメラマンとしては(笑)、毎年やきもきしてしまいます。

とは言うものの桜と違って紅葉は、色付き始めた時から、最終盤のすっかり葉を落として地面だけが紅葉している時まで2ヶ月近く、何時を切り取ってもそれぞれの美しさがあるので、少々ぼんやりしていても、心ときめく風景に出会えてしまいます。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

私が四季折々に訪れているこの公園は、「街」にありますので車で1時間ほどかかるため、休職中ですっかり真正の田舎に「巣籠り」している私にとって、気軽にいつでも立ち寄れるわけではありません。

ですから「秋にこの公園を散歩するぞ」と思う時には、「ふふふ、もうそろそろ、あの銀杏の大木が紅葉しているんじゃないか」と、結構時期を見定めて訪れます。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

がしかし、そこは、ホレ、私のことですから、入念な下調べなどする筈もなく、何となく「野生の勘」で、ふらっと立ち寄るに過ぎません。(笑)

その結果、去年の秋も少し「外して」しまい、今年の秋もやっぱり「外して」しまいました。(笑)

反省も検証もやる気が全くないことから、来年の秋も「外す」予感がありありですが、それもまた良し、としましょう。(笑)

秋の公園

秋の公園

秋の公園

7月に階段から落下した腰痛が未だ癒えない母親をはり治療に連れて行き、「託児所」に預けるように身軽になった私は、そこから車で10分、公園を訪れました。

駐車場近くの銀杏はすっかり色づいていましたので、「しめしめ♡」と思いながら、目当ての銀杏の大木を目指して歩き始めました。

時は11月、風は未だ木枯らしとは無縁で心地よく、それでいて、まだ早い午後の時間でも斜めに差し込む日差しは、冬の気配を色濃くしています。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

桜はもう殆ど葉を落としていましたが、紅葉や銀杏の紅葉はこれかららしく、まだ淡い色のグラデーションでした。

緑、オレンジ、黄色がパステルカラーで、秋の午後の光を受けてキラキラしていて、これはこれで「何の不足もありません、合掌。」という風情です。

「ああ、楽しいなぁ♪」と思い、一人でニマニマしながら歩く私は、デジカメを持っていなければ「ちょ、キモッ」と言われても仕方ありません。(笑)

秋の公園

秋の公園

秋の公園

私という人間は、穏やかな自然の中に身を置けば、いつだって幸せを感じる安上がりな奴ですので、自宅近辺の自然も十分に満喫していますが、時折り、公園や神社仏閣でないと気が済まない時があります。

それは、公園や神社仏閣には大木があり、大木に囲まれた空間で深呼吸すると、「何かが違う」のです。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

自然はとても複雑で、私の住む里山であっても、頭上の木々、大らかな草原、足元に目を凝らして見えてくる野の花と、たくさんのシグナルを一度に受け取ります。

でも、人によって育まれた空間は、自然そのものよりも少しだけシンプルで、大木なら大木そのものを感じられるのです。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

それから秋の散歩の楽しみは、音です。

落ち葉が落ちるパラパラという音と、落ち葉を踏んで歩く自分の靴音。

春夏秋冬、散歩を楽しむ私ですが、この音を聞くと「秋♪」としみじみ楽しくなるのです。(笑)

 

秋の公園

秋の公園

秋の公園

1時間ほど散歩すれば、すっかり自分の中の酸素が入れ替わって、心が「満腹、満腹」と溜息をつきます。

生きていれば、たくさんの溜息をつくものですが、出来れば幸せな溜息を多くつきたいものだと思います。

それが叶う、穏やかで豊かで美しい土地に生まれた幸運と、それが叶う、安上がりな性分に生まれ落ちた幸運に感謝しつつ、散歩を終えました。

次は冬、コートとマフラーと手袋とカイロで武装して、大木の公園を歩こうと思います。

おしまい。

秋の公園

秋の公園

秋の公園

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ある日の午後、秋の公園散歩 (nya.1118)” に対して 6 件のコメントがあります

  1. sizu より:

    おおー!お天気よく小春日和の秋散歩、気持ち良かったでしょう

    紅葉した葉が木の下に映えてます

    上にあっても下に落ちてもいいものですね。

    1. ふるゆら より:

      はい、sizuさん、気持ち良かったです。

      自然に囲まれた田舎に住みながら、行きたい所は「公園」、、、。(笑)

      心がのびのびぃーとして、いつもよりたくさんの酸素が取り込めているように思える秋の公園でした。

  2. 弥生の空 より:

    ふるゆらさん こんにちは。
    秋の公園もきれいですね。階段の落ち葉の写真が気に入りました。
    色々な秋色が混ざり合って美しい。私もそういうところに目が行きます笑 犬目線なのかも?

    抗がん剤の副作用で長いこと寝込んでしまいました。悲
    恐ろしく脚が弱ってしまって。。 
    何故だかわかりませんが、「何だよこれ!バカヤロー!」と何度か心の中で叫んでました笑

    やっぱり1週間の中休みでは全く足りなかった。人間の体は数値では計り知れないのだよ!と今度言ってやろうと思っています!

    まだ本調子ではないのですが、今日は天気がいいのでこれから散歩へ行ってきます!
    心の中にたくさんお土産を持ち帰ってきたいです。ふふふ

    1. ふるゆら より:

      弥生の空さん、抗がん剤治療お疲れさまです。

      体力が落ちると、心も引きずられそうになるけれど、、、

      面白き事もなき世を面白く すみなすものは心なりけり (高杉晋作)

      ですね。

      カナダの秋の散歩を満喫して、大いに深呼吸してください。

      やがて訪れる冬だって

      冬来たりなば春遠からじ

      です。

  3. ゆうこ より:

    この公園私も大好きです
    何故か「Love」を感じるんですよね〜
    どこにでもある公園の感じなんですけど どこにもない
    その公園独特の感じを感じます
    なんか素敵なんですよ 洗練されてるといいますか。
    ここに惹き付けられるのがよくわかります
    ふるゆらさんが撮ったお写真だからそう見えるのかも知れませんが。
    時期を外してすこしさびれた感じも素敵です
    秋の公園
    静かな時間が流れて1年の中で一番いろいろな事を明晰に分析
    出来る気がします
    ひんやりした大気 パリパリの落ち葉 うすくたなびく雲
    夕日に照らされる川面 たった今枝から離れて地面に落ちるまでの
    黄色の葉 水面に漂う鳥の群れ....
    そういうなんてことのない一瞬一瞬が冬が来る前の人間の心と体の
    段階的な慣らし期間という気がしてやさしいなあと思います
    冬がきても もう思い残すことは何もないと思わせてくれるんですね
    秋はいろんなことを深く考えられるから好きです

    1. ふるゆら より:

      とにかく秋はカラフルで、母親のアッシーで運転していても苦にならないくらい、色付いた山の木々が楽しませてくれます。

      本格的な冬になってしまう前に、思う存分秋を楽しもうと思う心が、人の感性を敏感にさせてくれるのでしょうか、「ああ、きれいだなぁ、ほんとに、きれいだなぁ」と、思います。

      公園にある大木は、もっと友人感覚です。

      「また1年、季節が巡ったね、お疲れさま。春の芽吹きの時までゆっくり休んでね」

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