「空が2倍」になるこの季節が大好きです (nya.1335)
確実に着実に、地球は周り四季は巡ります。 (2020年6月26日)
はいはい、あっという間に夏至も過ぎ、私の大好きな風景が、今年も田舎に爆誕いたしました。
田んぼに水入れが始まると「いよいよだな」とわくわくし、働き者のお百姓さんたちが田植えを終えると、空を見上げて雲を探し、風を読んで「凪」を待つ、これが私の初夏の風物詩です。
今日お届けするような風景の中に自分を置いて、思う存分楽しむために、初夏の私の心はいつだって「位置について、よぉ~い」の状態でスタンバり、「どん」の合図を待ち続けます。
出来れば表情豊かな方がいいので、きれいな夕焼けになるだろう日を「今日かな?いや、違うな」と思いながら待ちます。
空にいくらか雲があって欲しいのですが、西の空の低いところに雲が漂っていたのでは夕焼けになりませんし、風が強い日は水面が波立って「水鏡」が成立しません。
7月になってしまえば稲が育って、その分空が映る面積が減ってしまうので、狙いは「田植え直後」です。
まぁ私が勝手に、勝手な理由で気を揉んでいる物好きなのであって、天の神さまは「知らんがな(嘆息)」と呆れておられると思うのですが、それでも待っていれば好条件の日に必ず数日恵まれます。
そしてそんな夕暮れ時が訪れると、私はいそいそとデジカメを持って車に乗って、田舎道をうろうろ徘徊します。
今日、お見せしている写真のほとんどが、車から降りることもせず、運転席から適当に撮ったものだと言ったら、驚かれるでしょうか。(笑)
農作業を終えた、人気のない夕暮れ時の田舎の農道に乾杯です。
ですので、写っている風景は雄大にして普遍的な美しさなのですが、それを写すための労力はいたって「エコ」なのであり、このコスパの良さが大変気に入っています。
・・・考えてみれば、私の写真は全てそうですね。(笑)
このブログを飽きることなく、倦まず弛まず続けられているのも、コスパが鍵なのだと、今気付きました。合掌。
というわけでこれ以降、私が特に「語るべきこと」もありませんので、私の車の助手席に座っているつもりになって、「きれいだなぁ」「これもいいねぇ」と、ただただ「期間限定」の初夏の田舎の風景を楽しんでいただけたらと思います。
おお、景色が 雄大——-
いい眺めです。
何とも この写真が車の中からとは
良い空気と良い景色、これは素敵です。命が延びる気がしますね。
はいはい、誠にもって寿命が延びる心地です♪
ごくごく普通のよくある田舎、世界を見渡せば「小っちゃい」自然、でも、時が満ちればその懐にこれほど大きなものを有していたのかと、感服するばかりです。
「小っちゃい」自分が「小っちゃい」自然の中に身を置いて、どこまでも広がっていくのは痛快です♪