「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」 水菜のショリショリ(nya.349)
今日の『水菜のショリショリ』、聞いたことのない料理でワクワクするわ、と思われた方、すみません、ただの「水菜の一夜漬け」です。(笑)
我が家では伝統的に水菜の一夜漬けのことを『ショリショリ』というだけのことです。
だいたい「料理」と呼べるほどのものでもなく、「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」として採り上げるのもいかがなものかと、躊躇する代物ですが、「何しろ美味い」ので、お伝えすることにしました。(笑)
「これさえあればご飯が何杯でも食べられる」秋から冬にかけて我が家の常備菜にして鉄板メニューです。
どれほど好きかというと、水菜が畑にない時はスーパーで水菜を買ってしまうほどです。(笑)
他にもかぶらを間引いて、まだ柔らかいかぶらの葉っぱごと同じように「一夜漬け」にしたものも、「絶品で美味い」のですが、そちらは「ショリショリ」とは呼びません。
「ショリショリ」と言えば水菜、食べた時の食感から我が家でオノマトペ(擬音語)を造語したものです。(笑)
作り方は至って簡単なので、ご説明申し上げるのも「照れる」のですが、一応やります。
用意するものは、水菜とお塩と「一夜漬け器」以上です。(笑)
一夜漬け器がなくても重しをすれば十分ですが、一夜漬け器は「強制的な力」で押さえ込めますから、時短で便利です。
我が家の一夜漬け器は特大です。(笑)
「大は小を兼ねる」という以上に、広い面積に薄く並べた方がお塩が均一に浸みこむと「すみればあば」が信じているからです。
ただし、なにしろ「デカい」ので、洗うのも保管するのも面倒です。
我が家のように、台所に入りきらないものは台所の外(屋外)に置けばいい、という離れ業ができないご家庭には「大型」はおススメしません。
最高気温が15度くらいになれば、我が家の台所の外(屋外)は広大な「天然保冷庫」として大活躍します。(笑)
[amazonjs asin=”B00BH7NTBC” locale=”JP” title=”トンボ 即席つけもの器 マミー 角型 6型 6.1L”]手順は以下の通りです。(照れるなぁ)
①水菜を洗い、萎れた葉っぱを取り除きます。
②流しのシンクでそのままお塩(適量)を振りかけます。
表面だけでなく、葉っぱの中にもふってください。
③一夜漬け器に水菜を入れる
③水菜をぎゅううぅと押さえる。
④一昼夜待つ
⑤流水で適度にお塩を流し、わりとしっかり絞る。
⑥1cmくらいにざく切りにする。
ああ、簡単。
・・・簡単すぎるので、私のおススメの食べ方もご紹介します。
ワサビとお醤油を適量加えるのがミソです。
その他、卵ご飯にショリショリを混ぜ込み海苔で巻いて食べる、和風パスタにショリショリを投入する、もおススメです。
お百姓の嫁が、長い年月をかけて編み出した究極にして絶品の「手抜きご飯」、ショリショリをお試しください。(笑)
次は
です。
こんにちは。
nya342にコメントしたいのですが、またしてもそれは後回しに(笑)。
水菜の一夜漬けはわが家でも定番です。
おいしいですよね。
お茶漬けに乗せるというのはやったことがないので近日中に挑戦します。
さて、このところ土、日返上で働いております。
ちっちゃな町工場とはいえ、半世紀稼働したラインを廃止するためには、
設備の撤去や産廃の分析・搬出などエンドレスとも思える作業が続いています。
公的機関とのやりとりも多く、提出期日を気にしながらの書類の山との格闘では、
はるか昔、夏休み最後の数日の苦しさが蘇ります(笑)。
操業中の方がよほど楽だったと思う今日この頃。
このような状況も転移の全身検索に尻込みする理由の一つかも。
夫が肺がんになったときは、術後の定期検査の度に結果を聞くまでドキドキでしたが、
自分の場合は薬の飲み忘れどころか診察日も忘れそうになるほどの体たらく。
晩年に乳がんを患った母の時はどうだったか思い起こしてみると、病院には必ず私が付き添ったものの、主治医を信頼できたので特に調べることもせず、二人とものんびりというか不思議なほどケロッとしておりました。
母は色白の滑らかな肌の持ち主で、美しい胸にメスが入ることの方が、癌になったことそのものよりショックだったので、断端陽性だったものの追加切除は行わず、ほとんど形を損なわずに済んだことの喜びは、再発リスクへの不安より大きかった位です。
けれどもそれは母が高齢だったからで、60代などでしたら話は違ったはず。
夫の場合も、癌になるのが10年も後だったなら、私が将来身代わりに癌になっても良いから夫を完治させてくださいなんて間違っても祈りはしませんでした。
本当に癌という病は千差万別、様々な向き合い方があり、なかなかにドラマチックでもあるようです。
河村進さんの詩の一節のように「~失望の百日より希望の一日を~」積み重ねていけたらと。
うわぁ、金太郎さんの大変さが「行間」から溢れています。(笑)
お疲れっす。
私は去年の今頃、金太郎さんと同じ気持ちで過ごしていました。
・・・ブログの立ち上げ、で。(笑)
目の前にハードルを並べられると「飛びたくなる」性分の私ですが(笑)、自分の知識の知識があまりにも貧弱で泣きました。
本当に、人にはそれぞれ「秋(とき)」があります。
がむしゃらに進む秋も、どんなにアクセルを踏んでも前に進まない秋も、いろんな秋を経て今の自分があり、無駄ではなかった、と思います。
癌という病を得たこともまた、トラブルというだけではない「意味」があることなのだと感じます。
お母様の癌、ご主人様の癌、金太郎さんご自身の癌、それぞれに置かれた状況によって受け止め方が異なります。
私も、兄がくも膜下出血で左半身不随になった時は35才で、自分が【乳癌ステージ4】だと知ったのは46才。
兄の時はアドレナリン全開でしたが、自分自身の時は流されるままに流されました。(笑)
これから先もいろいろなことがあるのでしょうが、以前よりずっと「禍福は糾える縄の如し」は本当なんだと確信して、のんびり歩いていけることが嬉ししいです。
金太郎さんも、頑張り過ぎないように頑張ってください。
今晩ははじめまして
おいしそうですね。 食べたくなってきました
最近母が小葉癌になって色々調べていて検索で訪問しました
凄く精神的に参ったんですがこのブログでほっとしています。^^
女性は強いですね。励まされてます。
またコメントさせてください。
「えす」さん、コメントありがとうございます。
お母様のこと、心配ですね。
私がブログを書こうと思ったきっかけは、大切な人や自分自身が「癌」だと知ってパニックになってる時に「こんな人間もいますよ」とお知らせしたら、ふっと肩の力が抜けることがあるかもしれないと考えたからでした。
「えす」さんのようにおっしゃっていただくと、「うんうん、良かったぁ」と思いますし、私の喜びです。
本当にありがとうございます。
「天地人」すべての恵みをいただいて私の「今」があります。
「えす」さんとお母様もまた、様々な恵みを受けられて日々を送られて、今まで気付かなかった「幸せ」に出会われると思います。
どんどん、身体にいいことを試してみて下さいね。
「水菜のショリショリ」は、どんなに食欲がない時でも、ご飯が美味しくなるのでおススメです。(笑)
女は強い、本当ですね。
たぶん女は地に足を付けて生きているので、自分の哀しみを後回しにしても「守りたい」何かがあるので、強くいられるのでしょう。
「えす」さんはお母様のことを、お母様は「えす」さんのことを「守りたい」と思われているのです。
ちょっと古い歌で、ご存知ではないかもしれません。
アン・ルイスの『WOMAN』という曲を時折り口ずさみます。
MY NAME IS WOMAN
悲しみを身ごもって
優しさに育てるの
MY NAME IS WOMAN
女なら耐えられる痛みなのでしょう
今は動転されておられることと思いますが、落ち着かれたらまたコメントくださいね。合掌