『すべての雲には銀の裏地がついている』 (nya.600)

アゲハ蝶とストケシア

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またまた「しいたけ占い」にドンピシャな私(笑) (2018年6月22日)

6月の私は、我ながら脱力してのほほ~んと過ごしています。

例年であればちょうど夏至を迎える頃に、田舎者の一大イベントである「梅仕事」があるため、6月もそれなりに忙しい感じなのですが、今年は青梅が早くできたために5月のうちに「梅仕事」が終わり、6月がぽっかり暇になりました。

せめてもの体力作りにカメラ片手に近所を散歩すると、貴重な梅雨の晴れ間を最大限に活かすべく蜂はせっせと蜜を集め、蝶々は花から花へと飛び回っています。

つばめは子育てのために虫をたくさん獲ろうとして、草むらの上すれすれを飛び白いお腹を見せては急速ターンを繰り返しています。

アゲハ蝶とストケシア

梅雨入りと同時に迎える麦秋は、その後に控える田植えに向けて見る見るうちに刈り取られて終わりました。

夏至を迎えた今、あれよあれよという間に田んぼに水が引かれて田植えも終わりました。

水面からわずかに顔を出す稲が等間隔に植えられた田んぼは、鏡のように空を映し、お天気のいい日には空も田んぼにも雲が浮かんでいて、それはそれはきれいです。

・・・つまり、私以外はみんな忙しそうなのです。(笑)

風太も雨の日は「暇そう」にしていますが、少しでも晴れたらせっせと巡回業務に励まれておられます。

アゲハ蝶とストケシア

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私だって「何も」していない訳ではないんです。

先月、母の「菊」のために設置した「タイマー付き自動散水装置」を更に拡張し、別の場所にある母の「山野草数百鉢」のためにタイマー付きではない「散水装置」をセッティングしました。

夏場をエアコンなしで過ごす私は、当然のことながら窓は全開にしますので、隣家との目隠しスクリーンを作るべく、2メートル強の金網を立て、その周りに朝顔を植えたりもしました。

おまけにその朝顔にも「自動散水装置」で水やりができるように更にまた拡張しました。(笑)

ふんだんに使える井戸水があってラッキーな我が家だからこその「力技」ですね。(笑)

「散水装置」と言えば大袈裟なものを想像してしまうかもしれませんが、要は、小さな穴が無数に空いたチューブをホースにつなげるだけのものです。

ただし、母は家に隣接している「畑」で菊作りをしているので、無駄に広い面積をカバーする必要があるために、蛇口から4分岐させ、それぞれに10メートルのチューブを畑に這わせるのです。(嘆息)

家庭菜園程度なら設置も簡単、猛暑の頃、蚊に刺されながらの水やりが楽になるのでおススメです。

 

アゲハ蝶とストケシア

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夏がとことん苦手な私にとっては、心臓が弱って草むしりをするだけで唇を紫色にしている母親をフォローする余力のない「猛暑」の前に、出来るだけ省力化を目指すのは当然のことなのです。

「冬支度」という言葉に比べて「夏支度」という言葉はあまり一般的ではないように思いますが、私にとっては「夏支度」の方が断然真剣です。(笑)

そんな風に6月を過ごしている私は、ふと気付きました。

「あれ?6月になっているのに・・・、もう夏至なのに・・・、私けっこう動けている?」

もちろん休職中の身の上で、ちょっと疲れたら横になることが出来るのですから、体が楽なのは当たり前のことなのですが、それにしても、例年の6月はもっとずっと夏にヤラレテいるのです。

そーです!そーなんです!!

「夏=エアコンの冷気=冷え&倦怠感」という刷り込みが10年以上も続いていたので、すっかりその尺度で6月を捉えていたのですが、今年の私は全くのエアコンレスで暮らせているのです。(万歳)

職場にいれば5月からエアコンの冷気に耐えることが避けられない私が、今年は夏至に至る今まで、逃れられているのです。

放射線治療をした左太ももが冷えて、真夏でもカイロを貼って温めていたのに、今年は左太ももが冷えることもありません。

アゲハ蝶とストケシア

「梅雨寒」というにはあまりにも「寒い」今年の気候も、汗をかく量が少なくて済むので私には追い風です。

「ああ・・・、そうか、だから私、暇なんだ」と腑に落ちました。

今年の6月の私は、「戦っていない」のです。

例年体調不良に振り回され、職場で猛烈な眠気と戦い続けて消耗していた精神体力が、6月にもなれば枯渇していたのに、今年は余力があるのはそのためです。合掌

そうして梅雨の空一面を覆っている濃いグレーの雲を見上げると、これもまた神さまからのギフトなのだと思いました。

なるほど

Every cloud has a silver lining.(すべての雲には銀の裏地がある:どんな暗雲でも裏側は太陽に照らされ銀色に光っている)

なのです。

アゲハ蝶とストケシア

自分が【乳癌ステージ4】だと知っても、働くことが当然だと思っていた私が、4年後にいろいろな限界を認めて休職することを選びました。

自分を労わりながら暮らすことで、夏に備えて、母親の体調を考えて、いろいろなことができる余裕が生まれました。

今日のブログで(nya.600)です。

ブログを書き始めた時、600日後の自分が「こんなところ」に辿り着くとは想像もできないことでした。

ほんとうに、生きるということは驚きに満ちていて飽きることがありません。

今年も半分が終わりました。

『しいたけ占い』の2018年下半期も出ました。

しいたけさんはこう言われておられます。

今回、2018年の下半期占いを書いていて思ったことは、この時期は「強いと思われていた人たちが、弱さを出す」という特徴が際立っていました。「弱さを出す」って悪いことではなくて、自己完結とか、ストイックに自分の能力を高めるとか、もっと言うと「弱点がないみたいに権勢を誇っていた人」がやっぱりどうしてもボロを出していく流れがあったのです。だから、ボロが出る前に自分からボロを出して、勇気を出して甘えてみようとするって大事になるんじゃないかと思いました。詳しくは各星座をお読みください。今回もきちんと心を込めて書きました。最後まで楽しんで読んでいただけましたら幸いです。2018年6月。しいたけより。

2018年下半期、天秤座は「よくわからないけど、すごく強い愛に目覚める」

すべてにおいて頑張るのではなくて、頑張りの断捨離をしていく。

https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake2018-h2/

なるほど、「頑張りの断捨離」言い得て妙、まさにドンピシャ、私のことですね。

ちなみに今週のラッキーカラーは「水色」、そうとは知らずどうしても欲しくなって「しまむら」で買った900円のガウチョパンツはサックスブルーでした。(笑)

所詮、凡人の私、どこまでもしいたけさんの手のひらの上です。合掌。

アゲハ蝶とストケシア

次は

です。

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『すべての雲には銀の裏地がついている』 (nya.600)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ゆうこ より:

    ふるゆらさんがどこもしんどくなくてゆったりと
    過ごせていることがとてもうれしいです
    幸せ、ですね
    自分で幸せな状態を作り出すこと
    脱力してほっとして静けさに満ちた状態に身を置くこと
    これが一番幸せなことだよなあと思います
    何か大いなる存在に身も心も痛みも苦しみも預けてしまい
    私はもう何の策略も魂胆も計画もございません
    好きなようにしてくださいというような
    自我の消滅ともいえるような境地までもっていくことでしょうかね
    去年の今頃亡くなった麻央さんを思い出します
    とても辛くて苦しかったと思うのですがいつも笑顔の写真を
    アップされてましたね
    今、豆乳ココアを飲むのが至福の幸せ、とか
    搾りたてのオレンジジュースが最高のおいしさ、とか
    最後の最後まで楽しいこと、嬉しいこと、光の方を向くことを
    忘れませんでしたね
    どんな絶望の状態であっても心は如何様でも脱出できる
    そしてたとえ亡くなってしまったとしても……それは
    悲惨なことではなくて苦しみから解放されたやすらぎの
    次元に移動するだけのことでいつでも愛する者たちの
    そばにいられるのだと教えてくださった気がします

    1. ふるゆら より:

      ありがとうございます、ゆうこさん。

      「人生はサバイバル」を座右の銘とし、「昭和の体育会系」な私としては、「若い頃の苦労は買ってでもする」ことを美徳として生きてきましたので、今のこの状態が慣れずに、ちょっと混乱しています。(笑)

      ついつい「うさぎ跳び」でもすべきなんじゃないかと思い始める自分を「いやいやいやいや、これでいいのだ♪」と押さえるのに苦労しています。(笑)

      小林麻央さんの胸に、絶望がなかったはずはありませんが、「小さな幸せを見逃さないぞ」というど根性が彼女にはあり、自分の心ばかりか多くの人の心に明かりを灯されました。

      時々見上げて微笑みたくなるお星さまになられました。

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