「枇杷の葉」を東城百合子先生に学ぶ (nya.76)

ねこ、風太畑

THE田舎の日本猫「大根と風太」

東城百合子先生、「枇杷の葉こんにゃく温湿布」大賛成です。 (2014年2月)

鍼(はり)の先生に「枇杷の葉こんにゃく温湿布」を教えていただき、難しいことはよく分からないものの「気持ち良さ」に嵌まった私は、その提唱者である『東城百合子先生』を学ぶことにしました。

まずは「お約束」の、インターネットの検索エンジンに尋ねました。

東城百合子先生は自然療法界の「ビッグネーム」と伺っていたので、さぞや大量のヒットがあるだろうと思いきや、東城百合子先生自身のサイトもなく、先生の公演を聞いた方の感想がある程度です。

neko,huutaミニ3私の性分として、まず「元ネタ」に当たり、自分の感触を得た後に、「他人のフィルターを通した感想」を参考にするのはいいのですが、最初から「他人の感想」を吸収し、先入観を持って判断することが好きではありません。

そこで、インターネットがダメなら「著作」を拝読しようと検索すると、思いの他、多くの著書にヒットしました。

まずは、私が飛びついた「枇杷の葉こんにゃく温湿布」を採り上げている本を選び購入しました。

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この本には、枇杷の葉がいかに「偉大」な存在であるかが「これでもか!!」と紹介されています。

著者は、東城百合子先生ご本人ではなく、ご子息の「望月研」氏です。

「望月研」氏は、骨に達するほどの「火傷」を負われ、お母様の東城百合子先生の言う通りに「枇杷の葉」を当てて手当てすると、ケロイドにもならず完治し、それを契機に「枇杷の葉」に傾倒され、本を出版するに至ったと、書かれています。

東城百合子先生ご自身は、2016年現在90才で、自然療法の公演を続けられている「強者(つわもの)」であられます。

東城百合子先生自身も、大病を「玄米食」と「枇杷の葉」で克服された経験があり、「自然療法」を熱心に広められた方で、NHKのドキュメンタリー番組で採り上げられたこともある方とのことです。

ねこ、風太ミニ2詳しくは著書を読んでいただくとして、私が飛びついた「枇杷の葉こんにゃく温湿布」についても詳しく書かれています。

まず、枇杷の葉そのものについて

ビワ(枇杷)は、桃や梅、杏、桜などと同じ仲間のバラ科の常緑樹で、成長すると10メートルくらいの高木になります。…原産地は中国南部やインドで、これらの地方では、昔からビワの木や葉にすばらしい薬効や癒し効果があることが知られていました。今から三千年も昔のインドの「涅槃経」という経典にも、「ビワの葉や枝、茎、根には大きな薬効があり、どんな病苦も癒す」と書いてあります。そしてビワの木のことを「大薬王樹」、ビワの葉のことを「無憂扇」と呼んで絶賛していました。「大薬王樹」は最高の薬木、「無憂扇」は、病気を治して憂いを無くす扇(葉)といった意味があります。

『体と心がよみがえる ビワの葉自然療法』望月研著 東城百合子監修から抜粋

むむむ、私の「野生の勘」が、またもや大ヒットを飛ばした模様です。(笑)

そして、「ビワの葉療法」については、

ビワの葉療法は体にビワ葉を貼ったり、体にあてたビワ葉の上から温灸をしたり、ビワ葉から作ったエキスを体に塗るなど、ビワ葉を上手に利用する療法で、いろいろな種類があります。もともとこの療法は、歴史の古い療法で、早くから医学が発達していた古代インドや中国でも利用されていました。我が国にビワの葉療法が伝えられたのも千年以上も前のことで、当初は国の医療施設でもこの療法が行われました。

『体と心がよみがえる ビワの葉自然療法』望月研著 東城百合子監修から抜粋

著書を拝読すると、「ビワの葉療法」として最も勧められているのは、私が飛びついた「枇杷の葉こんにゃく温湿布」ではなく、「ビワの葉温灸」の方で、これが「基本」だと言われています。

ビワの葉温灸療法は、体にビワ葉をあて、その上から火のついた「棒もぐさ」を押しつけて圧力を加えるもので、ビワの葉の作用だけでなく、お灸の作用と棒もぐさの押圧作用が働くため非常に大きな効果を発揮します。

『体と心がよみがえる ビワの葉自然療法』望月研著 東城百合子監修から抜粋

「枇杷の葉こんにゃく温湿布」については、ビワの葉温灸と併用するものとして紹介されています。

私の勝手な解釈の「枇杷の葉こんにゃく温湿布」ではなく、正式な「枇杷の葉こんにゃく温湿布」のやり方を引用してご紹介します。

少し長くなりますが、「本気」の方はこちらを参考にしてください。

まず緑が濃いビワの生葉数枚と、こんにゃく2丁を用意します。こんにゃくは10分ほど煮て芯まで熱くし、鍋から取り出してタオル2~4枚に包みます。

次にビワ生葉の光沢がある表面をじかに体にあて、その上にタオルに包んだこんにゃくをおきます。そして、こんにゃくの上から包帯や三角巾などで巻いて固定し、30分くらいそのままにしておきます。(老人、子どもは半分の時間)ビワ葉をあてたい面積が広ければ、ビワ葉とこんにゃくの数を増やしてください。

20~30分くらい温めたら、包帯(または三角巾)をほどいてビワ葉とこんにゃくを取り外し、最期に冷たいタオルで拭きとります。

こんにゃくは水分があるのでビワ葉に湿り気を与え、ビワ葉の成分が浸透しやすい状態にしてくれます。これにこんにゃくの温熱刺激が作用し、ビワ葉の作用が体内の奥深くまで浸透していきます。こんにゃくの特殊な酵素の働きもそれを強めてくれます。

昔から、こんにゃくは「腸の砂おろしをする」と言われるように、腸の毒素や不要物を取り除く働きがあるので、体の手当てに使うと体内の毒素を吸い出してくれます

『体と心がよみがえる ビワの葉自然療法』望月研著 東城百合子監修から抜粋

ねこ、風太ミニ5枇杷の葉の薬効の説明も詳しくされているのですが、要は「酸性化している血液を弱アルカリ性に変化させ、内臓や器官の働きが活発になり、体の抗病力が高められる」のと「アミグダリン(ビタミンB17)」が含まれていて抗がん作用を持つということが大きなもの、とのことです。

とても私のブログ程度では、説明しきれないほどの「薬効」が解説されています。ご興味のある方は、ご自身で「探求」なさってください。合掌。

ともあれ私は、またまた『野生の勘』で(笑)、「にんじん、りんご、レモンジュース」に続いて、何ともありがたい「枇杷の葉」に出会うという「大ヒット」を飛ばしてしまいました。(笑)

私の「守護霊さま、もしくは守護天使さま」がどなたかは存じ上げませんが、さぞや「腕力」のある方とお見受けいたします。

よくぞお導きいただきました。

ありがとうございます。合掌。

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次は

「ビワ葉の煎じ汁療法」枇杷の葉三昧の日々  (nya.77)

です。

 

金縷梅(まんさく)の花

金縷梅(まんさく)の花

 

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