2度目の放射線治療の副作用ですね(涙)背中痛い日々(nya.1111)
「ああ、働いてた時はこんな風に毎日痛かったな」と、、、(嘆息) (2019年11月15日)
何と驚くことに、「大嫌いな」ストレッチを毎朝1時間、もうかれこれ半年も続けている私がいます。
コツコツと努力を積み重ねるという美質を持ち合わせず、デッドライン直前に猛烈な短期集中で一点突破して世の中を渡って来た私としては、「破格のコツコツ」です。(笑)
小学校の夏休みの宿題「絵日記」すら、8月31日に猛然と1か月分創作して済ませた私が、大学の卒論すら、締め切り2か月前に資料集めを始めて周囲の顰蹙を買った私が、こんなことができるなんて、、、長生きはするものです。パチパチパチ。
当然ながら、52才にしてこれまで欠片もなかった「根気」が突如として芽生えるはずもなく、そこには「大嫌いなストレッチ」を継続せざるを得ない事情がある訳です。
その事情は、「毎日お腹が空いたらご飯を食べる」という本能と同質のものであり、「毎日背中が痛いからストレッチをする」という背に腹は代えられないものです。
「大嫌いなストレッチ」を今年の5月から始めたのは、4月に人生2回目の放射線治療を受け、副作用として倦怠感、ムカツキ、右上腕部の鈍痛、右親指の痺れ、右首の強張り、背中の痛みという「お土産」を頂戴したためです。
それまでやっていた気休めの「お風呂で10分ストレッチ」では全然間に合わないため、泣く泣く毎朝「必要と思うだけ」ストレッチをしたら、「1時間」だったのです。
4月に受けた放射線治療は3ヵ所で、左腰骨、仙骨脇、右鎖骨だったのですが、右鎖骨がほとんど首の付け根に近い辺りで、右腕の神経やら、リンパ液の循環やらの「急所」だったため、様々な症状で副作用が現れているようです。(嘆息)
前回の2014年3月に受けた1回目の放射線治療の時もそうだったのですが、放射線治療の副作用というものは、放射線治療の直後にドドーンと一斉に現れるのではなく、1年くらいかけて「手を変え品を変え」て現れては消えていきます。
放射線日焼けの変色が、放射線治療後2か月くらいにじわじわと現れるのと同じ機序なのでしょうか、副作用もタイムラグがあるようです。
2回目の放射線治療の副作用も、倦怠感、ムカツキ、右上腕部の鈍痛、右親指の痺れ、右首の強張り、背中の痛みの順で、強弱、高低、織り交ぜながら半年かけて現れています。
乳がんそのものの治療は1mmも変わることなくホルモン療法で、タモキシフェンの服用とリュープリンの皮下注射ですし、週1回の鍼(はり)も継続中、毎日の「にんじん、りんご、レモンジュース」「枇杷の葉こんにゃく温湿布」「梅エキス」も継続中です。
1回目の放射線治療の副作用が、5年経過した今となっては、左大腿骨の冷えだけになっているのと同じように、この度の副作用も定着することなくいずれ軽微なものになってくれることを祈りますが、どう考えても「天は自ら助くる者を助く」ですよね。(嘆息)
これまでの「鉄板ルーティン」に加えて、新たに出現した副作用に対処するとしたならば、、、ふんだんにある可処分時間を有効活用して「大嫌いなストレッチ」を毎朝1時間するくらいしか、「低コスト」で実現可能なものは見当たりませんでした。トホホ。
考えてみれば「毎朝1時間ストレッチ」なるものは、時間に追われ、ヨガやストレッチがしたくても出来ない人からすれば、なんとも贅沢な時間の過ごし方ではあるのです。
考えてみれば5年前、自分が末期がんだと知った時、5年後の今頃はこの世を卒業しているだろうと思っていたのに、ベッドに縛り付けられることなく日常生活を送ることが出来、その上「大嫌いなストレッチ」が、毎朝1時間もできるのですから、なんとも贅沢な話ではあるのです。
その上、その上、贅沢なことに、朝食後にはこれまた毎日、マッサージチェアで30分の極楽タイムを過ごしています。
・・・悲しいのは、これほど全身の筋肉を整え、背中のこわばりを弛めるためにアレコレしているにもかかわらず、一向に「成果」が得られず、ついに最近では、背中の痛みに負けて痛み止めを飲まなくてはならなくなったことです。(嘆息)
・・・悲しいのは、成果もなく、達成感もなく、でも止めてしまったら更に悲しいことになるのではないかと思って「大嫌いなストレッチをし続ける一択」しかない現状です。(嘆息)
まぁ、ストレッチをやらないよりやった方が体は楽なので、気持ちいいから続けているのです。
それに、ストレッチに少々腹筋運動を混ぜることで、ムカツキに負けて三日坊主に終わった「ステッパーで筋力アップ」が出来ていない罪悪感が薄れるのです。(笑)
それでも背中が痛みが復活したのは、、、今年4月に2回目の放射線治療を受ける前は、ほんとうに楽になっていた分、心底「ああ~あ」です。
8月頃から右上腕が痺れて痛くなり、それが少し楽になって来たと思ったら、10月頃からその分背中がこわばって痛み始めました。
42才で目眩を発症して休職する頃、末期がんの告知を受けた前後数年、右足首を骨折で休職して復職した頃、「このくらい痛かったけど、毎日仕事をしてたんだなぁ」と、遠い目をしてしまいます。
でも今は、痛めば痛み止めを飲むという知恵もつき、すぐに横にもなれるので、断然楽勝です。
それに、休職中の自堕落生活、毎日1時間のストレッチと30分間のマッサージチェア、週一で鍼(はり)をして「コレ」なんですから、「もー、しゃーないわな」と、むしろ清々しく諦めもつきます。(笑)
正直なところ、「ない」と思った命をいただいて生きているのですから、これくらいのハンデを背負ってもまだまだお釣りがくるくらい有難いと思っているので、さして苦にもなりません。
自分の手のひらからこぼれ落ちたものを数えるのは性に合いません。
自分の手のひらにまだあるいろんな楽しみや幸せに大いに感謝して、大いに楽しみます。
「私なりによく頑張った、上出来かな」と思えるように。
「ああ楽しかった」と思って目を閉じるその時まで。
次は
です。
こんにちは ふるゆらさんも戦っていらっしゃいますね笑
私も昨日からAC療法の副作用と戦っています涙
帯状疱疹で牡丹餅的に手に入れた一週間休みは、体を休めるためにあっという間に終わってしまいました。
ジタバタせず、天任せに生きて来て20年弱の私ですが、また延期になるようなことが起きればいいなぁなんて邪な考えを抱いていましたが、もれなく投与日に。やっぱりね
でも投与後、思わぬプレゼントが用意されていたんです‼
治療の建物を出た私の目の前にこれまで見たこともない大きな色鮮やかな虹が‼感動
それはそれは美しい虹でした。本当に目の前、200Mくらいの距離でした。
その美しさ、大きさと完璧さに暫し見とれ、お、写真写真と携帯を取り出そうとすると左側からすーっと色が薄くなりはじめ、ゆっくりカーテンが閉まるように消えていきました。
一緒にきてくれた主人と車へ向かいながら気づいたのです。これは天からの贈り物。
「あんた頑張ったから!これからも前向きに頑張りなさいよ 見てるからね!」と言ってくださっているんだなと。
もっと眺めていたかったなっと思っていたら、小ぶりの2つ目の虹がありました。目頭が熱くなりました。合掌
前回のパキスタセルの時は、初投与日の翌日が一番ひどかったけれど、日を追うごとに軽くなっていったので今回も”今日より明日は楽になる”と思って過ごしていこうと思います。
ふるゆらさんの背中の痛みが少しでも和らぎますように☆ 遠~くから祈っています。合掌
弥生の空さん、抗がん剤治療が始まってしまったのですね。
そうですか、1週間の延期、、、短すぎです。
でも、もう始まってしまったのなら、奇跡の虹に出会った時の喜びをしっかと胸に抱いて、一歩一歩です。
俯かず、後ろを振り返らず、前を向いて、、、、、言うは易く行うは難しです。
だからこの時に、虹に出会う喜びというギフトが届けられたのでしょう。
俯かず、後ろを振り返らず、前を向いてばかりでは窮屈になる、たまには空を見上げて深呼吸することも忘れないで☆
私の背中の痛みなど大したことではありませんが、弥生の空さんと同時期に一歩一歩の「がんマラソンランナー」同士、お互いぼちぼち歩きましょう。
私は「THE・昭和」なので、水前寺清子さんの『365歩のマーチ』が脳に刷り込まれています。(笑)
2番の歌詞を弥生の空さんへのエールとします。
しあわせの扉は狭い
だからしゃがんで 通るのね
百日百歩 千日千歩
ままになる日も ならぬ日も
人生は ワン・ツー・パンチ
あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい
希望の虹を だいている
私もがっつり「THE・昭和」です笑
ですが、歌謡曲番組禁止の家だったので『365歩のマーチ』は確か。。盆踊り大会で聞いただけだと思うのです。2番の歌詞は記憶になかった。
リズムを思い出しながら3回ほど歌ったら涙が出てきてしまいましたよ。「あなたはいつも 新しい 希望の虹を だいている」ふふふ そうありたいですね。
「俯かず、後ろを振り返らず、前を向いてばかりでは窮屈になる、たまには空を見上げて深呼吸することも忘れないで☆」
このふるゆらさんからのお言葉は、私が気が付かなかった天からのメッセージでもあると思いました。気づかしてくださってありがとうございます。合掌
ふふふ、私自身も経験があるのですよ。
下を見たらいけない、前だけを見て進もうと自分に念じ続けていた時、ふと傍らの友人が「見て、きれいな夕焼け」と言うので西の空を見ると、雲一つない空がきれいにオレンジからブルーのグラデーションで、その中に三日月と一番星が浮かんでいました。
その時「おお、長いこと上を見るのを忘れていた」と、はたと気付いたのです。(笑)
初めてコメント致します。
コメントするのは初めてですが、ふるゆらさんの深い思索と洒脱な文章が好きで、また、多分同い年だったり、人生の経験値の分布に近しいものを感じたりで、勝手に親近感を持ちいつも拝読しております。
急に登場したのはひとつ報告いたしたく。nya600の「すべての雲には銀の裏地がついている」に心動かされ、趣味で習っている書道で作品にしました。「雲上晴」と書きました。お天道様は、いつだっておんなじようにわれらを照らしているんですよね。
これからもずっと楽しみにしています。
あべかわきなこさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
お名前から拝察するに、甘いもの、和スイーツが大好物なんですね。
私も、コンビニの「クリーム白玉あん蜜」で至福を感じるのです。(笑)
「すべての雲には銀の裏地がついている」
「雲上晴」でもありますし、梅雨時の低く垂れこめた雲は、そうして植物に必要な雨をもたらし、夏の過酷な日差しから守る日傘でもあります。
人の心の有り様で、常に恵みをいただいていることを思い出して感謝することが出来るのも、「お天道様は、いつだっておんなじようにわれらを照らしているんです」と疑わずに信じられるからです。
明かりの少ない田舎なら夜だって、満月に近い夜は、太陽の光を受けた月の光で雲がくっきり見えますよ。
ほんとうに、私たちは「光の子」です。
あべかわきなこさん、「風太&田舎ワールド」へようこそ、これからもよろしくお付き合いの程お願いします♪
… うーん、 そうでしたか、…
賢い、頑張り屋さんの ふふみんさん
よく考えた文章と正しい見解
手のひらから こぼれた…
手のひらに 残っている幸せ…
そうです!年を重ねるごと、その感覚が大切と思います。私も
良し悪しが判断できないですが、ホルモン療法も何らかの形で影響があるのでしょうかね
背中が痛くて痛み止め飲むくらいですから、重い物を持つ等々 やめておいた方がいいです
気持ちが前向き健康なので、天気の良い日 散歩と お母さんの針、ご自分の針と
身体の楽なストレッチ方法で1回目の様に楽になりますように祈ります。
sizuさん、ありがとうございます。
今ではすっかり影が薄いのですが、、、『にゅうがん4な私と風太(日本猫)のららら田舎生活』は、がんのブログなので(笑)、体調の好不調も等身大でお伝えせねば、と思って書きましたが、いたってのんびり暮らしておりますので、ご安心ください。
体のストレッチは好きになれませんが、心のストレッチは、自然の中に身を置くだけで「やりたい放題」ですからね。(笑)
こちら極寒の北海道です。外は風の音が呻いています。1日で冬景色に変わってしまいました。
四季を感じられることに感謝します。
そちらはどうでしょうか
身体を冷やさないよう過ごしてくださいね。
風太さんとぬくぬくしてください。
自分なりに
大いに楽しみましょう
プチ楽を毎日ちょこっとずつ感じて過ごせたらいいかなぁ。
マッサージチェア羨ましいです。
最近になりすっかり歴史物にはまってしまいました。コーヒー飲みながら、読んでる時間が極楽です
北日本は「えらいこと」になっていると、ニュースで知りました。
トモローさんこそ、風邪などひかれないよう、ご自愛くださいね。
マッサージチェアは、椅子に置いて使える簡易式( マイリラ シートマッサージャー /フジ医療器)のものです。
上半身だけだけど、これなら場所をとらないし、安いし(2万~3万円)でおすすめですよ。