啓蟄までに「びわしごと」(nya.1223)
緊急レポート
いつも通り、のほほほんとした日常をご報告しようと思っているのですが、その前に、、、今日の『虎ノ門ニュース』が、新型コロナウイルスへの日常的な対策として、とてもいい報道をしていましたので、そのことを冒頭に付記させていただきます。
以前にもブログで紹介したことのある武田邦彦先生ですが、今回の件について、地上波テレビや新聞のオールドメディアの偏向報道も含め、概ね賛同できる内容でした。
※冒頭の雑談が長いので12:15くらいから見てください。
※別件として、「武田邦彦先生の虎ノ門サイエンス」も素晴らしい内容でした。こちらもおススメします。(1:13:55あたりからです)
今回の一連の騒動を思う時、改めて「責難(せきなん)は成事にあらず」(=誰かを責めたり、非難することで、何かを成し遂げたような気になるのは愚かなことであり、実際に何かを成し遂げることとは全くの別物である)この言葉が何度も胸を過ぎります。
批判するならより優れた代案を提示する、社会人の常識ですよね。
ふうう、今年もびわの葉エキスを大量に仕込みました。 (2020年3月6日)
枇杷の木というのは大きなパワーを秘めた木で、冬に花を咲かせ実を結び、そのタイミングでフリーズ、その後最も寒い時期を休眠し、春暖かくなると目覚めて初夏に果実がなります。
私がびわの葉っぱで参考にしている東城百合子先生は、びわの葉エキスを作るのは、大寒の頃がいいとされています。
厳寒の頃、びわの木が活動を停めてじっとエネルギーを蓄えている時期に、黒々と黒光りするような年数を経た古い葉っぱを頂戴してびわの葉エキスを作るのがベストとのことです。
ですから私が乳がんとなり、365日びわの葉っぱにお世話になる生活を始めて以来毎冬、我が家ではびわの葉エキスを漬けてきました。
6月の青梅が実る頃、梅干しを漬けたり、梅エキスを作ったりと「うめしごと」があるように、大寒が過ぎた2月は「びわしごと」です。
我が家には、私が毎日の「枇杷の葉こんにゃく温湿布」で葉っぱを頂戴しているびわの木が3本(大中小)があり、びわの葉エキスのためにはそこから更に葉っぱを拝借するのですが、生命力の横溢したびわの木さんは、そんな小っちゃいことは気にならないらしく、常に青々黒々葉っぱを茂らせています。
「さてさて、今年もびわの葉エキスを漬けるぞ」と大寒の頃になると、胸中で腕まくりをしてスタンバっていたのですが、如何せん今年は暖冬、ちっとも冷え込みません。
大寒が過ぎても、節分、立春が過ぎても、大霜の朝もなければ雪もよいの日もありません。
そうこうしている内に、立春の次に訪れる二十四節気「雨水」となり、、、「もう、こりゃいかん、雨水の次は啓蟄じゃないか」「啓蟄ともなれば、立派な春でしょ」と、びわの葉エキス作りに乗り出しました。
例年のびわの葉エキス作りでは、まぁ適当に葉っぱをむしって漬け込むのですが、今年に限って「最善の時期」を狙ったのには訳があります。
田舎の畑に植えられているびわの木ですから、自由奔放に野放図に枝を伸ばしまくっている我が家のびわの木を びわの葉エキスを作る時に合わせてバッサバッサと剪定してやろうと思っていたのです。
そのためにコードレスの電動のこぎりを奮発してGETしていたりもしたのです。
野放図に育ちまくった結果、高く伸びた枝に手が届かなくなっていて、「枇杷の葉こんにゃく温湿布」で使う大きめの葉っぱを収穫しずらくなっていたため、この際低めのびわの木に仕立て直そうという壮大な夢を抱いて、ベストタイミングを窺っていたのでした。(笑)
しかも、生まれて初めての「電動のこぎりデビュー」です。
ワクワクしますよね。(笑)
結果をご報告するならば、、、コードレスの電動のこぎりは重い、、、です(嘆息)
でも、バッサバッサするのは楽しい♪です。(笑)
びわの木の下の方の枝まで日差しが入り、風通しが良くなるように考えながら、バッサバッサやりました♪
びわの木は少々の剪定ではビクともしないくらいに強い、結果に「美しさ」を求められないから、思い切ってやりました。
右腕と右肩はバリバリに固まるくらい疲労が半端なかったけれど、やり切りました。パチパチパチ。
適当な大きさの枝にカットして、水を張ったバケツに差し込んで、その日の作業は終了です。
なんとまぁ、、、大きなバケツ4杯にもなりました。
これをびわの葉エキスにしなくてはならないのかと思うと、途方も無さに茫然自失ですが、何度も言いますが「びわの木は強い」のです。
冬の季節であれば、バケツの水さえなくならなければ、このまま1ヵ月くらいはもちますから、あとの作業は、体調と相談しながら長丁場でOKです。パチパチパチ。
びわの葉エキスを作るのは簡単です。
①びわの葉っぱをむしる。②びわの葉っぱを洗う。③びわの葉っぱの裏毛を擦り洗いする。④びわの葉っぱを乾かす。⑤びわの葉っぱを刻む。⑥ホワイトリカーに漬けて冷暗所で保存。⑦半年もすれば出来上がり。
私は実は、何も考えなくても出来る単純作業が苦にならないという「お百姓DNA」がばっちり遺伝していますので、これらの作業が結構好きです。(笑)
とは言え、いくら暖冬と言っても冬は冬、屋外の作業で体が冷えては良くないので、背中にカイロ、首にマフラー、ダウンパンツの2枚履きという重装備で臨みました。
上の画像を見て「えっっ、びわの葉エキスってこんなにいっぱいの葉っぱを漬け込むの⁉」とのけ反った皆さん、ご安心ください、「普通は」こんなに葉っぱを使いません。
瓶の量量の1/3程度もあれば十分です。
でもね、、、私の場合、、、ほれ、、、剪定したびわの木から頂戴したびわの葉っぱが、どーしよーもなく大量過ぎて、ぎゅうぎゅうに詰め込みました。(笑)
びわの葉エキスに適した「古い葉っぱ」だけでなく、枝先の小さな柔らかな葉っぱもたくさんありましたので、それらは裏毛を擦り洗いする工程を省いて漬け込みました。
じゃじゃぁ~ん、結果発表です♪
8リットル瓶×2、4リットル瓶×2、計24リットル、びわの葉エキスを漬けこみました。
(おしまい)
次は
です。
・・・ビワエキス!作られましたね!
自然の恵みに恵まれた環境もさることながら、
そのタフさと 心の強さに 感心しますよ
何だか安心して、心配ない・・と ほっこりしました。
はい、たっぷりと仕込みましたので、一安心です。
びわの葉っぱとびわの葉エキス、私の「お守り」ですから必死です。(笑)