音楽には「破邪」のパワーがあると思うのです。　（2020年5月1日）

世界でも日本でも、坂本九さんの『上を向いて歩こう』が歌われているということを聞いて、ふうむと思いました。

『上を向いて歩こう』は名曲で、私も大好きな歌です。

アラフィフの私は、それなりに山あり谷あり奈落の底あり、穴があったら埋めてやりたいような失敗を繰り返しながら生きてきました。

その間この歌は、幸せで平穏な時には思い出さず、俯いて、もう自分のつま先しか見えない不運のズンドコの時になると、不思議に口ずさんでいる、、、そんな遠くに住む親友のような存在です。(笑)

まったくもって、坂本九さんはいい仕事をされました。

・・・で、そんなことを考えていると、坂本九さん「つながり」で思い出した他の曲があり、それを思い出したら、「ああ、あれもいいな♪」と別のものも思い出し、これを紹介したら、みんな元気になるんじゃないかなぁと、思ったわけです。(笑)

ですから、今日はそんな音楽をいくつかお届けします。

時代が大きくうねり、先行きが見通せない不安を誰もが抱えていて、こんな時に能天気でいられる訳もありませんが、それでも、「人って、生きるって、愛おしいなぁ、、、」と思うことを止めたくはありません。

できれば、悲壮感を漂わせながら無理やりそう自分に言い聞かすのではなく、明るく楽しく心からそう思いたいものです。

この後紹介する2つのユーチューブ動画は、私にとって正にソレです。

まずは『上を向いて歩こう』で思い出した『明日があるさ』です。

同じく坂本九さんの名曲ですが、私のようなアラフィフの「昭和人」にとっては、ダウンタウンや吉本の人たちが、ウルフルズの替え歌で小芝居をする「缶コーヒージョージアのCMソング」ですね。

私が一番覚えているのは、「ある日突然考えた どうしてオレはがんばっているんだろう 家族のため? 自分のため? 答えは風の中 明日がある 明日がある 明日があるさ」♪です。

次は、缶コーヒージョージアのCMもいいが、缶コーヒーＢＯＳＳのＣＭもいいぞ、という分かりやすい思い出し方です。(笑)

これはもう、2006年にオンエアが始まった「宇宙人ジョーンズ」シリーズが抜群で、優しく切ない、洒落の利いたナレーションに、何度涙ぐんだことでしょう。

ＢＧＭも名曲ぞろいで、これまた泣かせます。

「総集編」のユーチューブ動画は、最新のものから過去に遡っているのですが、ＣＭを見たその時々の自分が走馬灯のように蘇ります。

何しろ14年分なので「長い」のですが、オススメです。(笑)

他にもたくさんありますから、サントリー BOSS 宇宙人ジョーンズ CMで検索してみてください。

「このろくでもない、すばらしき世界」・・・同感です。

次は、今のところ今年最も「グッときた」MISIA（ミーシャ）です。

特にファンでもないのですが、「おすすめ動画」にアップされたものを見て、本気で感動しました。

中国・湖南衛星テレビの音楽番組「歌手SINGER」、2013年にスタート、12週をワンシーズンとして毎年行われ、国内外から実力のある歌手が集まり、ハイレベルな戦いを繰り広げる人気番組に、今年は恒例の外国人枠で、なんとMISIAが出場しているのです。

その歌唱力は、まさに「中国へ殴り込み」をかけているレベルで、シビレます。

https://www.youtube.com/watch?v=AfBViJGmDl4

https://www.youtube.com/watch?v=KIiNiBOorYY

最後に、これは「鉄板」です。

どんなに心が澱んでいても、聴き終わった時には心が洗われます。

私にとって、洋服にシミが出来て慌てて駆け込むクリーニング屋さんのような曲です。

ジブリの『天空の城ラピュタ』の主題歌『君をのせて』を武道館で800人が合掌しています。

出来ればヘッドフォンを付けてでも、大音量で聞いて欲しいです。

いかがでしたか？

楽しんでいただけたなら幸いです。

大変なことも多いですが、生きることを楽しみましょう♪合掌。