令和4年 明けましておめでとうございます。 (nya.1889)
新( あらた)しき 年の初めの 初春(はつはる)の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと) (令和3年 元旦)
https://www.youtube.com/watch?v=SXLEA9O5XF4&t=446s
あけましておめでとうございます。
『にゅうがん4な私と風太(日本猫)のららら田舎生活』を通じ「ご縁」で結ばれた皆様、今年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
令和4年が皆様にとって、豊かな時を過ごす一年となることをお祈りします。
新年早々、ブログのアップが遅れてしまいました。
ご心配をいただいた方々、私は「無事」ですのでご安心ください。
「無事」でなかったのは再びブログのシステムの方でした。
前回のトラブルは画面いっぱいにデカデカと「エラー」と表示されて、そのフォントの大きさにパニクリ、心が折れそうでしたが(笑)、今回は突然「真っ白」な画面に対面することとなり、私の目の前も「真っ白」、年末も最終盤にして修理の依頼も年明け、PC画面とインナーワールドがシンクロするという稀有な体験を得ることとなりました。(笑)
ともあれ、このように早々に「復活」することが叶い、『復活とは、こりゃまた、新年早々縁起がいいね♪』と、空元気ではなく、半ば以上本当にそのように思える自分に、根拠のない自信を深めております。合掌。
さて、今年も冒頭のご挨拶は、万葉集全20巻に納められた、約4500首の歌の最後の一首です。
新しい年の初め、初春の今日降る雪、この雪のように良い事がたくさんふりつもりますように
という意味の歌です。
毎年変わり映えのしない私の新年のご挨拶ですが、やはりこの歌ほど、新しい年を始める人の心に寄り添うものはないと思い選んでしまいます。
と言いますのも、昨年の大晦日の夜、ブログのトラブルで新年のご挨拶も出来ず、釈然としない気持ちのまま「お風呂に入って紅白の最後の方を聴きながら年越しそばを慌てて食べ、除夜の鐘の音で煩悩を落として貰っている気になりつつ、自室に引き上げる」という毎年のルーティンをこなし、これまたルーティンでPCでユーチューブを開くとKazephotoさんの画像がアップされていました。
Kazephotoさんhttps://www.youtube.com/channel/UCYj70gb7E7-O76bOeA383jAは以前にも紹介したことがあるのですが、ただただシンプルに、きれいな自然とその優しい音を届けてくれる私のお気に入りです。
普段から私は、毎朝起きると東の空に面したPCデスクの前に座り、四季折々の夜明けの空を眺めて30分ほどぼーっと過ごすという贅沢な時間を味わっているのですが、その時たいてい、Kazephotoさんを選びます。
その心は、朝一番くらい人の恣意的なものが何もない、きれいなものを見たいし聴きたいと思うからです。
そのような私ですので、大晦日が新年に変わった深夜もまた、新しい年の初めの始めくらいきれいなものを見て聴いて眠りにつこうと思い、Kazephotoさんを選びました。
それが今日のブログの冒頭に挿入している映像です。
見てみると、それは冬の川の流れとその上に無数の雪花が舞うというものでした。
「あ、これは」と思いました。
「あ、これは」万葉集の大伴家持の歌
新( あらた)しき 年の初めの 初春(はつはる)の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)
そのものだと思い、不意に晴れ晴れとした気持ちになりました。
もちろんKazephotoさんが、私と同じ気持ちで、2021年の最後の映像にこれを選んだということはないでしょう。
どちらかと言えば、2021年の「終わり」であり、春夏秋冬という四季の巡りの「終わり」である冬に相応しい風景として、この映像をアップされたのではないかと思います。
また見る人にとっては、色彩が乏しく、寒々しい寂しい風景とだけ見えるかもしれません。
私も雪花が舞っていることに気付くまではそのような気分でした。
でも、「今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)」という言葉が浮かんだ途端、モノクロームからカラーに切り替わるように、同じ風景なのに寂しい風景から心躍る風景となって目に飛び込んできました。
「ほんとうに、無数に舞い落ちる雪花の数ほど、いいことが天から降ってきているんだといいなぁ」と祈りました。
毎年ブログで新年のご挨拶に選んできた歌の風景を ユーチューブで、偶然に、新年早々、目にする奇跡。
縁も所縁もないKazephotoさんが、新年のご挨拶が出来ない私の代わりに、私よりももっと多くの人に「今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)」と祈る気持ちを届けてくれているようで、すっかり心が満たされました。
こんなことってあるんだなぁと、しみじみ感心した今年のお正月元旦でした。
生きていると色んなことがありますが、
人間万事塞翁が馬(人生の禍福は転々として予測できない)
No Rain、 No Rainbow(雨が降るから虹に出会える)
Every cloud has a silver lining(どの雲にも裏側には太陽に照らされた銀の裏地、希望の兆しがある)
です。
寂しい風景も、見方を変えればたちまち心躍る風景に変わるように、人生楽しんだ者勝ちです。
さてさて、今年も気合を入れて「笑う門には福来る」を実践しようと思うのです。
皆様の2022年が幸多からんことを。
ふるゆらさん、風太くん、明けましておめでとうございます。…と、やっとご挨拶ができました。前のブログ復活から日が浅かったから、今回は「体、大丈夫かな」といらぬ心配をしてしまいましたよ。年明けそうそう、母や私自身の通院であちこち病院に行ったのですが、埼玉でもインフルやコロナ関連でざわざわしてます。時々、気持ちがすさんでしまうのですが、ふるゆらさんと風太くんのブログで心底癒されます。今年も、風太くんと自然の移り変わる風景を届けてください。
絵里さん、明けましておめでとうございます。
本年も風太ともどもよろしくお願いいたします。
ご心配をお掛けしました。
私も新年早々、母親の病院と自分の病院と、東奔西走です。
いろいろなことがありますが、夜が明けて、日が暮れて、冬の次には春が来る、変わるものと変わらないものという対比ではなく、自然は、変わっていくというが変わらないものがあると教えてくれて、それに気づくとすっと心が落ち着きます。
今年も、デジカメ持って四季の移ろいと風太のお尻を追いかけてポテポテ歩きますよ♪
絵里さんの2022年のご多幸をお祈りします。