私の「おすすめ入浴法」①ストレッチを継続できる呪文があります (nya.104)

ねこ、風太ハンティング

うりゃりゃりゃりゃりゃ~♡

ティッシュ1枚分の成果を積み重ねる (2016年5月)

ずいぶん前のことになりますが、テレビ番組の『オーラの泉』が好きでよく観ていました。

国分太一さんが司会で、美輪明宏さんと江原啓之さんの2人が、ゲストを『霊能』で読み解いていくという番組です。

私は特別、美輪明宏さんと江原啓之さんのファンというわけではありませんが、「いいこと言うなぁ」と今も記憶に残る言葉をいくつもいただきました。

そのうちの一つに、確か美輪明宏さんの言葉だったと記憶していますが、「人が成長するということは、ティッシュペーパーを1枚ずつ重ねる気持ちで努力するのが大切」というようなことを言われていました。

「ティッシュ1枚の厚さでも毎日重ねることで、気が付けば、以前よりは数センチ上になっている、それが人が成長するということ」とも言われていました。

私は思わず部屋にあるティッシュの箱をまじまじと見つめ、「なるほど、このティッシュの箱の大きさは、ティッシュを積み重ねた大きさなんだ」と思い、「よし、これでいこう」と思いました。

ねこ、風太ごろごろ日々努力を重ねても成果が見えないことは、心弱い「凡人=私」が挫折する時の大きな要因ですが、最初から、その日一日の努力の成果が「ティッシュ1枚の厚み」と分かっていたら、「絶望」のあまり挫折しなくて済むと思ったのです。

 

以来、何かに取り組んで「成果」が見えない時、「ティッシュ1枚、ティッシュ1枚」と心の中で呪文を唱えると、不思議に「焦り」が消えるので大層助かっています。合掌。

石川啄木の「友が皆 我より偉く 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻と親しむ」という短歌をご存知ですか?

努力の成果が見えず、自分の欠点ばかりが目について、どうにも落ち込んでいる時、いつもは救われる「友人の笑顔」すら妬ましく思い、そんな風に「劣等感」を感じる自分がますます嫌になってしまう・・・そんな誰でも「あるある」と思う心境を実によく捉えた歌です。

私は「花を買ひ来て 妻と親しむ」べきパートナーはいませんが、自然に触れて気分転換し、「ティッシュ1枚、ティッシュ1枚」と心の中で呪文を唱えて、嫌がる風太に「むりやり」遊んでもらいます。(笑)

自分が【乳癌ステージ4】だと知って以来、「癌にいいかも」と思い生活に取り込んできたアレコレも、この「呪文」で続けられたものばかりです。

「にんじん、りんご、レモンジュース」「枇杷の葉こんにゃく温湿布」「枇杷の葉茶」「梅エキス」「玄米コーヒー」と、どれも「即効性」のないものですが、成果を求めず続けてこられたのは「ティッシュ1枚、ティッシュ1枚」呪文のお陰です。(笑)

 

ねこ、風太おすましさて、そもそも私がにわかに「ストレッチしよう」と、遅まきにも決意した「馴れ初め」をご説明します。

2016年2月の3度目のPET画像診断の結果も「骨転移4か所」をキープ出来ていて(参照:3回目のPET画像診断で「良くなっている」と信じられました (nya.98))、本当に心穏やかな春を楽しんでいる私ですが、去年の秋頃から悩まされている「症状」が一つだけありました。

「左股関節の痛み」です。

2014年3月に「骨転移無数、リンパ節転移無数」と最初の診断を受け、中でも特に大きく癌が転移している3か所に放射線治療を受けました。

胸椎、腰椎、左大腿骨です。

放射線治療の「副作用」は、放射線食道炎(参照:放射線治療6回目 来た!放射線食道炎 (nya.30))の他にもチラホラありましたが(参照:放射線治療後に現れたあれこれ (nya.37))、どれも軽微なもので、生活に大きな支障となるものではありませんでした。

左大腿骨の放射線治療の影響として、左太ももに「痺れや冷え」がありましたが「痛み」はなかったのです。

放射線治療の「副作用」を調べると、「治療直後だけでなく、数年後に現れるものもある」と書かれていますので、私の場合もそれに当たるのかもしれません。

ねこ、風太 こねこ鍼(はり)の先生に「左太腿の痺れ」を訴えた時も「筋肉が萎縮して固くなっている」と言われましたので、左大腿骨に放射線を当てるために「通過」した左太腿の筋肉がダメージを受けたのだと思います。

 

左股関節が痛くなったのは去年の秋、私がお風呂場でストレッチを始めようと思ったのが翌年の5月(嘆息)

「そのうち治るだろう」と高をくくっていたのに改善せず、「こりゃいかん、このまま放置したら杖で歩くようになったりして」と危機感を覚えるのに半年もかかる私という「能天気な」人間。(涙)

痛みが常時あるわけではなく、「胡坐を組む」ような姿勢や「正座」、「つま先を外に開く」という特定の動作の時だけ痛むのです。

週一で鍼(はり)の先生が熱心に左大腿のマッサージをしてくださっているし、「そのうち治るでしょう」と思う、どこまでも「自分に甘い」私が、ついに重い重い腰をあげました。

「ストレッチをしよう」と思ったのです。

「もっと早くやれよ!!」というツッコミは、ごもっともですが、私は「勘と運」で乗り切る『短期決戦』型の人間で、「この手の」コツコツ努力、コツコツ忍耐を要するものに、成功した試しがないのです。

股関節が痛くなってすぐに「ストレッチ」という単語が頭を過ぎりましたが、「むりむりむりむり」と自分で否定していたのです。(笑)

そんな私が「毎日ストレッチをする」決意を固めたのは「革命的」なことなのです。

今回こそは途中で挫折することなく「継続」しようと思い、そのためには「ダメな自分」を認めて、高望みせず、「ティッシュ1枚」を積み重ねる覚悟が大切だと思いました。

はい、そーです、そこで「1分ストレッチ」です。(笑)

「ダメな自分」を認めた私が「できる」と思ったものがこれでした。(笑)

「ティッシュ1枚」、これでも「やらないよりマシ」だろうと開き直ったわけです。(笑)

そして、現在に至るまで「継続」できています。

「ティッシュ1枚、ティッシュ1枚」呪文、おススメします。(笑)

 

シャガ(射干)

シャガ(射干)

次は

私の「おすすめ入浴法」②1分ストレッチと腹式呼吸 (nya.105)

です。

 

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