「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」 わらびの灰汁(あく)抜きと刺身 (nya.171)
〈風太からひとこと〉このブログは、「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」です。四季それぞれの旬の野菜で作る料理や漬物を紹介します。(これを見て「季節を味わって」くれたら、わし、嬉しいぞ♡)
「にゅうがん」のことなら、最初は『“にゅうがん4な私と風太(日本猫)のららら田舎生活” ブログについて』から読んでください。ほんなら、またお会いしましょう。
はい、お待たせいたしました。(笑)
「すみればあば」流【蕨(わらび)の灰汁(あく)抜きと蕨(わらび)の刺身】のHowtoをご紹介します。
①蕨(わらび)を山に採りに行きます。
(都会の方はこの時点で「アウト」でしょうか?それとも都会のスーパーには蕨(わらび)も売っているのでしょうか?)
②摘んだ蕨(わらび)の長さを揃え、適当な本数を輪ゴムでくくります。
③金バケツに短いものから入れていきます。
④藁灰を上から被せます。
⑤バケツが一杯になる量のお湯を用意して、灰全体にかけ回してヒタヒタにします。
⑥重しになる蓋かお皿で、蕨(わらび)全体がお湯に浸かるようにして、お湯が自然に冷めるのを待ちます。
⑦お湯が冷めたら、冷水でよく洗って灰を流します。
⑧洗った蕨(わらび)を5cmくらいに切って、ポン酢、鰹節をかければ「蕨(わらび)の刺身」が完成です。
外側のパリッとした歯ごたえと、中の蕨(わらび)特有のぬめり、柔らかな緑色と深い紫色が「なんとも、春」な一品です。
藁の灰が手に入らない場合は重曹を使うようですが、やはり、藁灰の灰汁(あく)抜きしたものとは「異なる」仕上がりになります。
凝り性の日本人が、昔々からアレコレ試行錯誤して「これに決定!!」となったものが、蕨(わらび)の場合「藁灰」だったのでしょう。
外食の際に蕨(わらび)が出されても、「これに勝るもの」は今のところありません。
「藁灰」は、我が家では「問題なく」藁を燃やして作るのですが(笑)、ネットで検索してみたらなんと販売されてました。
もし、新鮮な蕨(わらび)が手に入るようなことがあったら、お試しください。
[amazonjs asin=”B0081XC36C” locale=”JP” title=”古賀農園(佐賀県)の有機無農薬米の稲わらで作った「藁(わら)灰」30g わらび等の灰汁抜き用!!”]次は
です。
わーい行きたいです!!よろしくお願いします!
はい、了解(笑)
大変な急斜面に蕨は生えるんですね。足腰が丈夫になりますね。
大量の藁灰で豪快にあく抜きするのですね!普通売っている蕨はあく抜き済みです。都会では藁が一番入手困難です。
そーなんです。蕨(わらび)って、お正月の「お飾り」に使う山草(ヤマクサ)の新芽なので、日当りのいい山の斜面に生えるんです。
でも、それだけの価値のある美味しさなんですよね。
特に特徴のある味わいというものはないんですが、「春の日差し」をいただいているような、「生命力」をいただいているような、なんとも「有難い」味わいなんです。
来年は「ののはな」先生も参加されますか?(笑)