入道雲があんまりきれいなので、、、残暑の河川敷散歩 (nya.2875)
「仲秋の残暑の入道雲」って、季節感がバグっています(笑) (2024年9月13日)
一昨日のことです。
二十四節気の白露が過ぎ、暦の上では「仲秋」になったにもかかわらず、相変わらずの猛暑の日々にイジメられているような気持を抱えながら、所用があり嫌々出掛けました。
気温は早々に30度を超えて、快晴、濃い青空に分厚い真っ白な雲がくっきりと浮かび、きっぱりと夏空です。
取り立てて見る物のない田舎道のドライブでは、自然と空と山と田んぼを眺める他ないのですが、この日の入道雲は、いつに増して分厚く迫力があることに、すぐに気付きました。
「すごいなぁ、今日の雲」と思いながら見るとはなしに、次々に現れる様々な形の雲の形を鑑賞していたのです。
そこへ、上の写真の入道雲です。
思わず路肩に車を停めて、激写しました。
いったい何メートルあるのでしょう、何かの塔のような、見事な入道雲、まさに「積乱雲」、乱れた雲が積み重なっています。
俄然、カメラ小僧(おばさんですが)のやる気スイッチに火が付きました。
「これは、写真に撮っておくべき一期一会の風景だ」と思い、「所用を済ませてもこの雲があるようなら、久々に河川敷に行ってみるか」と、決めました。
もちろん、過酷な残暑の午後の日差しがもれなく付いて来ることを失念したわけではないのですが、そこは、ホレ、変人故に「乗り越えられる」のです。(笑)
大当たり、絶景でした。
どうやら、地上は「安定の酷暑」一辺倒ですが、上空ではドラマティックなせめぎ合いが行われているようで、入道雲だけではなく、多種多彩な雲が入り乱れています。
そんな雲だけでも十分に眼福なのですが、この日は川面が比較的静かで、水鏡に雲が写り込んでいるではありませんか。
ありがたや、ありがたや。
眼福、眼福。
汲めども尽きぬ美しさです。
当然ながら、滝のような汗が流れていますが、やめ時が分かりません。
キリがないことを自分に言い聞かせ、車に乗り込み帰途につきました。
すると、、、。
わが家を目前にして、西に傾きつつある太陽と雲が、実に美しいのです。
わが家の前をそのままスルーして、ご近所を一周することになりました。(笑)
このように変人は、実にタフなのです。(笑)
生きていると、まったく予期していない時に、このような一日に出会います。
面白いものです。
遂に観念して自宅に帰りつき、自室のPCで「今日の写真の撮れ高」を確認していると、いよいよ掻き曇った西の空から遠雷が聞こえてきました。
「完璧♪」と呟きながら、編集作業を続けました。
生きてて良かったと、しみじみと思いました。
(おしまい)
ほんとに、この暑さは、どうなの!! ですね
凄い雲です!!!
美しくて雄大で変化しながら形を変える
劇的変化!
こんなの、余り見た事がないですが、
川の青と
空の青と
山の碧と
帰宅されたら遠雷とは、ふるゆらさんは晴れ女ですね(笑)パチパチ!
sizuさん、ありがとうございます。
毎日アップしているこのブログがあって良かったと思うのは、こういう時です。
自然に囲まれ、四季の移ろいを愛でながら暮らしていると、千変万化の自然の美しさに出会います。
その美しさは筆舌に尽くしがたく、写真に収めて「保存」していますが、同時に『この感動を誰かと共有したい(自慢したい)』という思いが、ふつふつとこみ上げてくるのです。
ブログというささやかな発表の場がなかったらと思うと、ものすごいストレスなんです。(笑)
「ね?きれいでしょ?」と言い、「ほんと、きれいねぇ」と言ってもらえる幸せ。
sizuさん、本当にありがとうございます。