「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」大根ツナパスタ (nya.775)
「大根おろしに医者いらず」 (2018年12月14日)
昔から「大根おろしに医者いらず」と言われるほど、大根おろしは体にいいのが定説ですが、私の場合大根おろしを食べると覿面、胃が楽になるので「体が欲するままに」年中食べています。
とはいえ、私の胃腸は頑丈にできていますので、油っぽいものをドカ食いした翌日などに「だ、大根おろし、、、」と野生の勘が訴えるわけです。
我が家の場合、夏大根と冬大根が畑に「常備」されていますので、採れたての大根は、ただ下ろしただけで十分においしく、鰹節とポン酢があれば「体にやさしい」酒のつまみがいっちょ上がりとなります。
大根おろし(+ポン酢)好きの私は、薬味としての大根おろしでは物足りないため、焼きさんまもカキフライもとんかつも鳥のフライも「大根おろしに漬け込んでまぶして」お椀一杯くらい食べます。
固定観念を壊して、メインと大根おろしを逆転させて食べてみてください。
驚くほどさっぱり美味しいし、揚げ物を食べたとは思えないほど、胃腸が快調です。
このように「ゲキ押し」する大根おろしは、じつにたくさんの酵素と栄養が詰まっています。
生の大根には抗酸化作用のビタミンCや消化酵素、辛み成分などがたっぷり含まれており、これらの栄養素は調理することで失われてしまうからです。
この大根おろし独特の辛味成分は「イソチオシナネート」といい、お寿司などに使われるわさびにもたっぷり含まれています。
大根おろしに含まれるイソチオシナネートは、元々大根の栄養成分として含まれているわけではなく、すりおろしたりカットすることで大根の細胞が破壊され、イソチオシナネートの前駆体となるグルコシノレートとミロシナーゼと及ばれる酵素が反応し、イソチオシナネートが誕生するのです。
なので、大根は大根おろしとして調理されなければ、消化酵素の効能を得ることが出来ないのです。
イソチオシナネートの効果・効能は、殺菌及び解毒作用、抗炎症効果に優れており食中毒の予防や抗ガン作用、血液をサラサラにする働きが挙げられます。
また、消化促進と抗酸化作用も含まれているので、美肌効果やアンチエイジング効果も得られます。
特に大根の先端部分と表皮にイソチオシナネートとなる成分がたっぷり含まれているので、健康と美容効果を得たい方は、大根の先端部分を表皮ごと大根おろしにすることをオススメします。
大根おろしには、辛み成分「イソチオシナネート」の他に酵素もたっぷり含まれています。
生の大根には、デンプンを分解する酵素「アミラーゼ」・タンパク質を分解する酵素「プロテアーゼ」・脂肪を分解する酵素「リパーゼ」などが含有されており、消化をサポートする働きがあります。
大根おろしは「天然の消化剤」とも呼ばれており、胃や腸の働きを整え、胃もたれ・胸焼けの緩和・胃潰瘍や胃炎の予防などにも効果があります。
https://tabemono-news.com/から参照
という訳で、ゲキ押しの大根おろしを簡単に大量に食べたい時にオススメの「大根ツナパスタ」をご紹介します。
本来は「冷製パスタ」なので夏にオススメなのですが、冬も暖房の中で乾燥したりすると、体が本当に喜びます。
何より簡単でパスタを(茹でる+冷める)時間の10分少々で出来上がりますので、「作るのも食べるのも面倒臭いけど、レトルトもいや」と思う時には、迷わずこれを作ります。
用意するものは、パスタ適量、大根適量、ツナ1缶、ポン酢、マヨネーズ、きざみのりです。
「作り方」というのもおこがましいですので(笑)、手順をご紹介します。
私はパスタ2人前を一人で平らげますので、食欲に応じて全ての材料を調整してください。
ゆで上がったパスタは、夏は冷蔵庫で冷やして「冷製パスタ」にし、冬はお箸で持ち上げても湯気が出ない程度の「室温パスタ」にします。
パスタが絡まないようにバターやオリーブオイルはかけず、大根おろしの汁気を多めにする方が食べやすく美味しいです。
ツナ缶の油は出来るだけ固く絞ってください。
はい、出来上がりです。
カイワレ大根があれば、冷めたパスタに絡めても彩がよくきれいですし、大根おろしと「ピリ辛」の相乗効果がおいしいです。
画像⑦のように、水菜や蕪の一夜漬けを刻んだものをトッピングするのも美味しいですが、千切りにしたお漬物も歯触りと味に変化が出ておススメです。
ぜひ、「面倒臭い」時にお試しください。
次は
です。
これ好きです。私は醤油マヨでいただきます。大根とシーチキン、買いに走ってしまいました笑
はい、たにぞうさん、思えばこのメニュー、学生の頃からの私の定番です。
美味しさに反比例して、チープで超簡単なのが「ミソ」ですね♪
お寒うございます。
今月初めは冬の寒さってどんなだったかしら?なんぞと思案するほどでしたのに、ここ数日は、あゝそうだった、この感覚だったと噛み締めております、、、って歯の根が合わない。
さて、昨夜の我が家のメニューは明太子スパゲッテイでした。
和風パスタが好きで、たらこ、タカナ漬け、チリメンジャコなども定番。
明太子やたらこには、たっぷりの水菜(生)のトッピングが不可欠となっております。
大根はウチの冷蔵庫に常備している野菜の筆頭ですが、畑で常備とは羨まし過ぎます。
大根のパスタ、、、その手があったのですね。
近日中にさっそく試してみようと思います。
金太郎さん、大根おろしがお好きならば、究極の手抜きでおいしい逸品です。(笑)
水菜は一夜漬けの一手間で、ちょっと塩気のアクセントになり、いろんな料理にアレンジできます。
明太子スパゲッティに絡めるとこれまた絶品ですよ♡
こちらも今朝は初霜、初氷でした。
寒い時には寒い時の楽しみがありますよね。
お風邪など召されぬよう、暖かくして冬を楽しんでください♪
ふるゆらさん
寒くなりましたね。お久しぶりです。
立派な大根三兄弟!!
豪快な大根おろしツナパスタ、、、ううん、、、試してみたいです、、、。
実は、我が家の菜園でも、太った大根が日に日に伸びて、近所に配り、友人に配り、昨日は10本も収穫し車に積んで帰り、駐車場で洗って、、その後職場にまた車で運んで配りました。まるで行商です。
それでも畑にはかなりの数が、、、。
二人暮らしの週末農夫なのに、こんなに育ててしまい、一気に食べごろに。家には納屋もないし、大きな樽を置く場所もなく、どの野菜も一気に食べごろ、保存が課題です。有難いことなんですが。
大根おろしの効用、私の耳にも。実は私は大根おろしが苦手。でも、血液に問題あり。食べるしかない、嫌いとか言ってられないくらい、大根あるし。揚げ物対おろしが5対1とかなら、美味しくいただけるのですが、辛い辛い大根おろしの納豆和えを空きっ腹に食べて、胃がぎゅうぎゅうって痛くなったことがあり、おろしそのものだと怖いのです。ですので、パスタ、、、試してみます。食べられそうな気がします。ツナを今ブームのサバ缶に変えたらどんなでしょうね。身体が欲するものは、きっと体にいい。欲しないものは、必要でないのかもしれませんが、大根がとにかくたくさんある、、、明日はおろしパスタに決定です!!
ハナさん、お元気そうでなによりです♪
大根の豊作おめでとうございます(笑)
いっきに旬を迎える野菜の「処分」は、常に農家の主婦を悩ますのです。
ですので、、、農家の主婦はせっせとお漬物を作るのでした。
特に冬は保存食として野菜が食べられるのはありがたい限りですよね。
大量に作るのはいいけど大量に「保存」出来ないという悩みもありますが、私の母のような「生粋の」田舎のおばあさんに言わせると、冬の日陰は「冷蔵庫と同じ」ということになり、気温が15度を下回るようになれば、お漬物を大きなバケツに仕込んでサランラップで蓋をし、日の当たらない裏庭に放置しています。
ゆず大根のように刻んで作るものもありますが、大根を立てに4分の1カットし15cmくらいにしたものをバケツに縦に並べて、食べる時に刻むのも重宝します。
「賞味期限」は気温が暖かくなるまで、という大らかさです。(笑)
大根おろしの辛み成分は揮発性なので、30分以上放置するとだいぶ落ち着きます。
ご健闘をお祈りします♪