やっぱ持ってる?いや、ガッツリ護られている。合掌。(nya.1419)
再x5「病気休職延長」した果報者です。 (2020年9月18日)
私自身、人生で、何度この言葉を実感したことでしょう。
禍福は糾える縄の如し
人間万事塞翁が馬(人生の禍福は転々として予測できないこと)
私を含め、古今東西に生きた幾億の人々が、「天の采配の妙」に感動し続けて、この言葉は古びることなく、常に喜びの驚きを伴って人は口にしてきました。
そして今また、私はこの言葉を実感しています。
私が現状も続けている「長期病気休職」を選んだのは、2018年1月。
その選択に至るまで七転八倒しましたが、つまるところ、アスリートの方々が引退の弁で述べられるように「体力、気力の限界、戦うことへのモチベーションを維持することの限界」を感じたからです。
私はこれまでも2度、長期の病気休職をしたことがあり、2回とも「復職を前提」とした休職、アスリートの例えを続けるなら「故障による長期離脱」という意味合いのものでしたが、今回2018年1月の休職は、「引退」を含んだものだと自覚していました。
ですから、休職に入った当初は、大学を卒業して以来馬車馬のように働き続けた30年近くの歳月の重みが「慣性の法則」となって、「働かない私」を認められない葛藤となり、悶々としました。
そんな私にとって、「長期」休職こそが、「日にち薬」であり「時の妙薬」だったのです。
私と長い付き合いのある守護天使さまたちはご存知でした。
私のような頑固な愚か者を「改心」させるには「長く」かかるということを。
「働かない私」に対する無意味な罪悪感から「脱皮」出来たと思えたのは、今年の春のことでした。
ある時ふと思ったのです「私、休みながらゆっくり暮らす、今のペースを気に入っている、できるだけこの暮らしを続けたい」と。
要するに、経済的な不安など諸々あるけれど、私はもう「働きたい」とも「戦いたい」とも思っていないことに、やっと得心したのです。
なんとまぁ、2年かかりました。
たぶん、その頃が私の「分水嶺」だったのでしょう、時を同じくして、私の内面ではいろんな「脱皮」が起こり、至った結論と言うか「信念」が、「年末まで、何も考えず、全身全霊で流されるだけ流されてみよう」でした。(笑)
こんなことを「信念」にするのもおかしな話ですが、それまでアレコレと先々のことを考えることを止められなかった私は大真面目です。
自分に自信が持てず、不安を抱える時は、決まって感謝が足りないのです。
なぜ感謝が足りなくなるかというと、自分が今までもずっと護り導かれて生きてきたということを忘れるからです。
ですから、私の「全身全霊で流されるだけ流されてみよう」は、「もう二度と、自分が護られていることを疑いませんし、忘れません」という宣言なのです。
そして、ふと顔をあげて自分の周囲を見回すと、、、世間は「コロナ騒動」一色です。
福利厚生の手厚い会社に就職したのは平成2年、1990年、将来の自分が乳がんステージ4の体となって病気休職を繰り返すだろうと思いもせずに、適当に選んだ会社です。
そして2018年に長期病気休職を選択し、福利厚生の手厚い会社から許された有給の病気休職の期間は3年間、3年目の令和2年、2020年に「コロナ騒動」が世界を震撼とさせることなど思いもせずに、自己理由で選んだ休職です。
抗がん剤も手術もせずに乳がんステージ4をサバイブしている私の免疫力は、普通の人の「中の下」くらいではないかと思っているのですが、私が2018年以降も病気休職せずに働き続けていたら、私の思いとは裏腹に、私の病名を知る周囲の同僚たちを大いに困惑させたことでしょう。
よりによってこの騒動の期間に休職を選んだ私、「持ってるなぁ(笑)」と、何度も思いました。
そうこうしているうちに苦手な夏が来て、そうこうしているうちに8月のPET/CTでがんの転移が「再燃」していることが判明して、そうこうしているうちに前回申請した1年間の病気休職の期限の9月がやって来ました。
混沌とした社会情勢、不景気の波を被るだろう会社、手厚い福利厚生にコスト削減のメスが入るだろうという想定は、社会人の一般常識な三段論法です。
今度の延長は認められないのではと、ある程度覚悟していたのですが、医者は「診断書?1年?書く書く、これでいい?」とカジュアルな対応でしたし、人事部長は「はいはい、これが診断書、分かりました、会社の仕組みとしてある制度なんだから、問題ないですよ」とこれまたカジュアルに受理されました。
とんとんとんと、病気休職の再x5延長が受け入れられました。
結局のところ、つまるところ、私はガッチリ護られているのです。合掌。
がんの転移が再燃したのは、「いいこと」とは言えないじゃないか、と思う方もおられるかもしれません。
でも、、、これだって「禍福は糾える縄の如し」であり「人間万事塞翁が馬(人生の禍福は転々として予測できないこと)」の中の出来事であり、この1点をもってして、私の「剛腕」守護天使さまたちの加護を疑う証左にはなり得ないのです。
20数年前の私の何気ない選択でしかなかった今の会社が、私の助けとなっているように、6年前に自分が乳がんステージ4だと知ったことで、今こうしてブログを書き、ゆっくりと時間の流れる暮らしに私を運んだように。
全身全霊で流されてみようと思います。
(おしまい)
よーく悟っていらっしゃる ふるゆらさん。
良かったでした。
良い会社です。
はい、sizuさんありがとうございます。
色んな意味で果報者だと思います。
ふるゆらさん こんにちは。
本当にガッツリ護られてますねー!それは間違いないです。笑
9回目のPET/CTの結果のお話を読んだ時、もちろん驚き、残念でしたが
癌サバイバーランナーですから、何かあっても仕方ないというか。
「自分に自信が持てず、不安を抱える時は、決まって感謝が足りないのです。
なぜ感謝が足りなくなるかというと、自分が今までもずっと護り導かれて生きてきたということを忘れるからです。」
絶賛全身全霊流され中の私には、まったくもって共感しかありません。
実は私も最近同じことを考えていました。
そしたら、ふるゆらさんのところで同じ言葉を目にする。合掌
「そうですよ、その通り」と天から答えをもらったように感じました。
ありがとうございます。
私にはお参りするお墓が近くにないので、心が落ち着くことができずにいます。
祖母が遺してくれた観音様に手を合わせていますが足りないような気がしていて
お経を読み始めようかと思っているところです。
ふるゆらさんが全身全霊で流され、何ものからも解放され、
心からゆっくり過ごされることを祈っています。
弥生の空さん、ありがとうございます。
これほど社会情勢が目まぐるしく変化すると、「流される」以外の何が出来るでしょう、というものです。
小っちゃな私の小っちゃな思惑など、吹けば飛ぶようなものだと、いっそ清々しく受け入れられます。(笑)
お経と言えば、、、私は先月「声明(しょうみょう)」なるものに「音楽として」ハマりまして(笑)、田舎の住環境の利点として、そんなマニアックなものを大音量で聴いても許されるものですから、繰り返し聞いているのです。
もちろん、偉大なYouTube先生が、そんなマニアックな私の願いも叶えてくれるのでした。
おすすめは、『天台声明 青龍殿 百僧公演 金曼供フルバージョン』https://www.youtube.com/watch?v=a9yaDU5kbb8&t=1450sです。
100人の僧侶の声明は「倍音」がすごくて、音に包まれて極楽浄土です。
良かったら、お試しください。
言い忘れました
もし先月のCTが異常なしだったらふるゆらさんはお仕事に復帰
しようとしたかもしれず、そうすると無理がたたって後々大変な
ことになるからそれを阻止するための今回の結果だったのかも
しれませんね
9月の前の月にCT….偶然なんでしょうかと思ってしまいます
良かった!✴️嬉しいです!
多分そのうち正社員が病気になった場合休職を定年退職まで続けても給料を払い続けること、
というような法律が出来るような気がします
家を建てた人がローンの返済途中に万が一のことがあった場合
もう返済が免除されるように。
大学もそのうち完全無償になるのではないでしょうか
高校の授業料が全額免除になったように。
ふるゆらさんのご病気は振り出しに戻ったという訳ではないですよね
2014年の時はもっと沢山の転移箇所と原発巣があったことを考えれば。
振り出しより全然良いし原発巣と骨以外の臓器にこんなに長期に渡って
散っていないということはよほどたちの良いタイプなんですね
他に行かずに原発箇所と骨だけに集まってとどまってくれて
いるのはありがたいことですね
ゆっくり気をつけて生活されているからですね
素晴らしいです
風太ちゃんが蛇に咬まれた時も、もしふるゆらさんが出社中であった
なら…..と思いました
それに今はお母様の代わりに家事、お料理等をされているふるゆらさん
ですからふるゆらさんが居なければお母様が無理してお台所に立って
いたかもしれず、そうするとお母様の体調が心配です
本当に沢山の見えない存在に手厚く守られていますね。
確かに。
羨ましいです
私なんかは完全に見放されてる感ハンパないです笑
はい、ありがとうございます。
あらゆることに天の配剤の妙を感じ、穏やかに日々を過ごせていることが本当に有難いです。