クリスマスの奇跡は「海鮮丼」 (nya.124)
「普通にクリスマス」の幸せ (2016年12月)
思いがけず「お参り」をして心洗われ、神さまからの『ほどほどにね』という忠告も空しく、再び「ブログに没頭」する私です。(笑)
自分の【乳癌ステージ4】の体験を伝えることで、少しでも「役に立った」と言われたくて、ついつい長々と書いてしまうのも相変わらずです。(嘆息)
仕事を終えて帰宅するのが7時40分頃、それから1時間「「枇杷の葉こんにゃく温湿布」、それから「労働者のたしなみ=晩酌」をして、PCの前に座るのが10時前。
私のブログは今のところ、3年前の2014年3月からの【乳癌ステージ4】クロニクルですから、書く内容はおのずと決まっていて、その点の悩みは無縁なのですが、縁あって私のブログを読んでくださる「奇特」な方に『知って欲しい』ことが山積みで、ついつい「盛って」しまいます。(涙)
「癌」「抗がん剤」「延命拒否」「終末医療」「看取り」についてなどは、『誰とでも気軽に』話せる内容ではないし、私が考えたことをブログに書けば、「世の中にはこんな人もいるんだなぁ」と思って貰えて、それまでとは異なる角度に「ブレイクスルー」することもあるのではないかと思うと、果てしなく「盛って」しまいます。(笑)
ここまでの「執筆」で、1000字程度のブログを目指しても、私の能力では適わないことは「よぉ~く」分かりましたので、2000字前後を目指して書き進めること2時間。
「はぁ、できた」と思って時計を見ると大体12時前後です。
翌朝は5時起床で「入浴」ですから、直ぐに寝ればいいのに、そこから『グーグルアナリティクス』を「ポチッと」して、『今日の分析』を眺め、「おおっ、今日は〇〇〇人の人が読んでる♡」と一喜一憂するのです。(笑)
『グーグルアナリティクス』は、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスで、”サイトの特徴” や ”現状の問題点や強み” を洗い出すことができ、今後のブログ運営に関しての方向性を明確化させることができる必須ツール、とブログのお勉強をした際に、「ブログの専門家」の人たちが「必須です」と勧めていたので、私のブログも登録してみました。
「どんな人が読んでくださったのかなぁ」「どこの人が読んでくれているのかなぁ」「どれくらいの時間読んで貰えるんだろう」など、いろんなことを教えてくれるので、私の中では「毎日の通知表」のような存在です。
『グーグルアナリティクス』さんにお願いして良かったなぁ、と思うのは、読者の方の「大雑把な地域」が分かり、「今日は福岡の人が、ずいぶんがたくさんのページを読んでくださったんだ」と思うと、お顔は存じ上げませんが、数字の〇〇〇人よりは、数段リアルに感じられ励まされることです。
そして、「世の中確かにグローバルなんだ」と驚くのは、「真正の田舎」の住人である私が、日本のかなり片隅で、夜な夜なセコセコ書いて「ポチッと」した文章を、アメリカやロシアやギリシャやイギリスの方が読んでくださるのですから、最初に「発見」した時は「ひゃぁぁぁ」と腰が抜けてしまいました。(笑)
仕事がある日は、「ブログ1本」がせいぜいですので、休日は「ブログ2本」を目指します。
週一の鍼(はり)の日は帰宅が10時30分くらいになるので、書き溜めておかないと「お百度参り=100本ブログ」が途絶えてしまうのです。
「誰に強制されている義務でもなし、そんなに毎日UPにこだわらなくても」と私の中の「良識派」がささやくのですが、「昭和な体育会系」な私が「いいや、やる!!」と根性を出してしまいます。(笑)
そんなこんなで、12月早々に「今年は大掃除をしない!!」と敢然と白旗を上げました。(笑)
あっという間にクリスマスです。(嘆息)
毎年クリスマスの前に、兄が「帰省」します。
くも膜下出血で左半身不随、高次脳機能障害、車いす生活の兄は、福祉行政の進んだ街のマンションで「一人暮らし」をしているのですが、介護ヘルパーの方の「年末シフト」で、人員が手薄になるのに合わせて「帰省」するのです。
人員減が解消するのを待って「一人暮らし」に戻るのは、お正月の帰省ラッシュのピークを越えた後ですので、兄は2週間程度の「帰省」です。
「一家団欒」と嘘をつきたいところですが、この間の我が家は「険悪」です。(嘆息)
「そんなの関係ない、ない」と思われるかもしれませんが、我が家の家族構成は、「いのししの父」「たつの母」「たつの兄」「ひつじの私」です。
「ひつじの私」を含め、「大人しい」と形容されることは決してない個性際立つ家族ですが、何か「こと」が起きると、「いのしし」はあっという間に水平線の向こうまで猛進し、「たつ」はあっという間に成層圏の彼方まで上昇されます。(涙)
目の前においしい草があれば「ノープロブレム」と思う「ひつじ」とは、「激しさ」において格段の隔たりがあります。
「たつ母vsたつ兄」の対立も実に「激しい」のです。(嘆息)
兄の帰省後3日くらいは「蜜月」ですが、その後はブリザードで「ホワイトアウト」しています。(笑)
まぁ、もはや50年に及ぶ付き合いの家族ですから、私の「逃げっぷり」も見事なものです。(笑)
そんな我が家で、私は「レクリエーション委員」を自任しています。
「息抜き提供」担当ですね。(笑)
小さい子供もおらず、クリスチャンでもない、仏教徒の我が家では、「ほっておくと」ごく普通の一日として『クリスマス』が過ぎていきます。
私もツリーを飾ってケーキを食べる『クリスマス』をやりたい年齢でもありませんので、「ま、ここは、クリスマスという名目で、何か美味しいものを食べたらいいだろう」と思い、デパ地下に寄って帰宅します。
クリスマスの、デパ地下の、ケーキ売り場に「参戦」するつもりはさらさらなく、私は「時間を見計らって」まったく混雑していない「魚売り場」に行きます。
私の目当ては「6時30分」を待って貼られる「半額シール」(笑)
私の住む街のデパ地下の「魚」は本当に美味しく、特に刺身は「絶品」です。
魚売り場のおじさんが、「・・・クリスマスにお刺身いかがですかぁ・・・」と遠慮気味に売っているのが笑えます。(笑)
「半額シール」の貼られた刺身を大量にGETし、我が家で「海鮮丼」にするのです。
実は「去年も」海鮮丼だったのですが、他県に住む兄は、地元の魚の刺身が嬉しいらしく、何度も「絶賛」していたので、「安直に」今年のクリスマスも「海鮮丼」で決定です。(笑)
「シソと海苔と刺身とワサビとご飯と醤油」ああ、日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。
後期高齢者の両親、くも膜下出血で左半身不随の兄、【乳癌ステージ4】の私が、海鮮丼を食べ、「普通」のクリスマスを送っていることこそ「奇跡」。
さすがクリスマス。「奇跡は神さまのなせる業」なのだと思い、多神教の私にまで「恩寵」をいただいたことに感謝しました。合掌。
次は
です。