「夏がいくなぁ」早朝散歩(nya.1027)

夏の田舎 早朝

ぽっかりと朝早く目が覚めたので、、、(2019年8月23日)

今年の春、筋力の低下を食い止めるべく「よし、10年前に通販で買ったステッパーを毎日踏もう」と決心したことを 以前のブログで自信満々に申し上げた私です。

が、しかし、、、様々な紆余曲折と、生来の「豆腐のような柔な根性」のため、現在サボり続けていることをここで告白いたします。(涙)

サボっている主たる要因の8割が生来の「豆腐のような柔な根性」であることは間違いのないことではありますが、、、「様々な紆余曲折」を近況報告として申し上げたいと思います。(笑)

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

紆余曲折その1は、「ステッパーを毎日踏む」と思ったのと同じ、今年の春4月に2回目の放射線治療を受けたことでした。

1回目の放射線治療の時のような「放射線食道炎」というダメージを受けなかった私は、「楽勝、楽勝、万歳三唱」と鼻歌交じりに、2回目の放射線治療後の後遺症のアレコレを軽く受け止めていたのですが、どれも軽微なものながら、当初思っていたよりずっと長く、アレコレを引きずっています。

まぁ、考えてみれば、1回目の放射線治療3ヵ所と2回目の放射線治療3ヵ所は、当然のことながら異なる部位の骨に放射線を当てている訳で、受けるダメージが異なるのも当たり前のことですし、何より、1回目は46才、2回目は筋力低下に脅かされる51才、、、「この部分が」ダメージの大きさに影響しないはずがありません。(嘆息)

夏の田舎 早朝

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紆余曲折その2は、その1のダメージで最後まで残った「ムカムカ」です。

この世に生を受けて51年、山あり谷あり谷底あり、奈落の底に穴を掘った経験ありの私が、いかなる状況に陥ろうとも経験することのなかったものが2つあります。

それは「不眠」と「食欲不振」であり、「よく眠れて」「何を食べてもおいしい」ことは、私が自分自身のサバイバル能力を「信頼するに足る」と思うための拠り所の双璧として、燦然と輝いていましたが、今のところその一角が崩されています。

とは言えご安心ください、そこは、ホレ、私です。(笑)

食欲不振なのは「夜のみ」であって、朝、昼は普通に食べられますし、夜食べられない分を取り返すという復讐心に燃えて昼食を充実させています。(笑)

したがって1日2食の生活を続けていても、一向に体重が減らないという別の悲喜劇に見舞われております。(涙)

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

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ということで紆余曲折のその2は、ムカムカを抱えて「ステッパーを上下する」ことは、脳内でシュミレーションするだけでいかにも億劫ですし、生来の「豆腐のような柔な根性」の私は、いとも簡単に「易きにつく」ことを唯々諾々と受け入れたということです。(嘆息)

現在は「ムカムカ」はほぼなくなり、夜の食欲不振のみが居座っている状態なのですが、そうこうしている間に、「私の天敵」夏が始まり、今度はめまいが居座って、、、今に至るわけです。(嘆息)

でも今、ブログを読んでいる大半の方が心の中でシャウトされているように「そんなの大したことではない」のであって、私自身「放射線治療は諸刃の刃、がんが焼き払われる代わりにダメージもある、まぁ、無傷とはいかないよな」と思っています。

思ってはいるのですが、、、、、何より私を打ちのめしているのは、夜の食欲不振によって、成人以来欠かすことなく続けてきた「晩酌」という美徳を奪われ続けているという事実であり、「こーなったらいっそのこと、昼酒を解禁にするか」と、本気で迷い始めています。(笑)

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

紆余曲折その3は、そんな生来の「豆腐のような柔な根性」の私でも、毎朝1時間ストレッチは続けています。

もともと脊髄にがんの多発骨転移があり、それを補うためか背中の筋肉がこわばって背中の痛みを抱える身であり、2回目の放射線治療で、右鎖骨の首の付け根に頑固に居座り続ける骨転移を叩いた以上、右肩周辺に不具合が生じるであろうことは自明の理です。

1回目の放射線治療で左大腿骨上部のがんを叩いた結果、半年後頃から左股関節が痛み始め、靴を履くために足首をこじる動作にも不自由しましたが、同じ症状が右腕に生じた場合の不自由加減は、左足の比ではありません。

体が硬いので「ストレッチが大嫌い」な私が、もう4ヶ月、せっせとストレッチを続けているのですから、そりゃあもう、大したことです。パチパチパチ。(笑)

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

夏の田舎 早朝

ストレッチの結果として、PCに向かいマウスを持つ姿勢とその角度によって、右肩の腕の付け根が痺れたように痛むことと、時折り右手の親指の付け根の感覚が鈍くなること、首の付け根の右側が凝りやすいこと以外の重篤な副作用はありません。

車の運転に支障が出るようでは、私のような田舎に住む者にとって致命傷ですので、本当にホッとしています。

ただ「残念なお知らせ」は、4ヶ月もストレッチを続けているにもかかわらず、背中の筋肉のこわばりが微動だにしないことです。(嘆息)

あわよくば、一石二鳥、「二兎を追って二兎を得よう」と皮算用していた希望空しく、ストレッチでは「背中痛い」は改善されず、今もって「地蔵のように」固く居座られておられます。

がんの転移によってブツブツに穴の開いた私の脊髄の穴が、この先埋まることがない以上、「安心しておちおち寝ていられるか」と、背中の筋肉は頑張り続けてくださるのだと思います。合掌。

夏の田舎 早朝

 

夏の田舎 早朝

 

夏の田舎 早朝

さてさて、そんなこんなで紆余曲折その3は、大嫌いなストレッチを続けていることに感心しきりの私は、それによってステッパーをサボり続けている背徳感がすっかり薄まり「夏の間は無理無理」と、現状に胡坐をかいているという次第です。(笑)

そして、先日、ぽっかりと早朝にすっきり目覚めました。

私の日課とすれば、ここは1時間のストレッチに取り掛かるところですが、それよりも1時間ほど早く、ちょうど日の出の時間帯でした。

「もうそろそろ、かすかに秋の気配が混じる頃かな」と思い直し、「散歩でたくさん歩くし汗もかくし、ストレッチはパスしよう♪」と心も軽く出掛けたのが、今日の「夏の早朝散歩」の写真たちです。

眠っている風太を叩き起こして一緒に出発したのですが、あっという間に消えてしまいました。(笑)

生きているといろんなことがありますが、時折りこんな気持ちいい散歩ができたら「並べて世はこともなし」ですよね。

そして、どこもかしこも緑だらけで、どこにも秋の気配なんかないと思われるかもしれませんが、何より早朝の空気の涼しさが「夏がいく」ことを私に伝えて、ひたすら耐え続ける日々ももう終わりなんだと、喜びの深呼吸をするのです。

(おしまい)

 

次は

です。

夏の田舎 早朝

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「夏がいくなぁ」早朝散歩(nya.1027)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ゆうこ より:

    。.:*:・’°*.゚ +.゚*.。*・゚゚暇なので連投をお許しください*.゚。.:*:・’°☆ +.゚*.。*・゚゚
    ·······そうですか·····お背中の痛み、辛いですね·····
    ストレッチで改善しないのであれば嫌いなストレッチを
    するより早朝散歩に切り替えられたらどうでしょうか?
    三朝温泉のオンドルに1日中居るとか
    おがくずの酵素風呂に入るとか効果がありそうですが
    毎日できることではないですからね····
    毎日できることでないと意味が無いですよね····
    晩酌できないストレスは非常によくないと思います
    昼酒を解禁していいのではないでしょうか
    ふるゆらさんはもうそれをするのを許されていると思いますよ
    なにか良い方法はないものか······
    私も無い頭を使って考えてみます

    1. ふるゆら より:

      ゆうこさん、ありがとうございます。

      背中の筋肉のこわばりは、自分が乳がんだと知らずに生きてきた年数、、、20年くらい?をかけて、自分に負荷をおわせて生きてきたためのものです。

      だから、治る時も同じくらい長い長い時間がかかるのでしょう。

      本来失うはずの命をいただいているのですから、背中が痛いくらい何でもありませんよ。

      それに背中の痛みがなくなれば、浅はかな私は自分が末期がんだったことを忘れて、再び能天気に暮らすことでしょう。

      「生きることを赦されて生きている」ことを忘れずに暮らすためにも、これぐらいの不自由があってもいいと思っています。

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