ただただ、心地よい風を感じていただければ幸いです。　（2019年5月3日）

※ちょっと季節がずれているのですが、今日の風太の写真を見る時は、ＢＧＭとして童謡『春が来た」を鼻歌で歌っていただくと、風太と私の楽しさが伝わるような気がします。(笑)

ここのところ毎年、本当に心地よい「春」と「秋」の時期が短くなってきているように思うのです。

寒い寒いと思っていたら暑い、暑い暑いと思っていたらもう寒い、雨が降るとなったらしとしととは降らずドバーっと振る、みたいな感じで「中間がない」のです。

昔の年寄りが野良仕事をしながら「暑くも寒くもなく、極楽極楽」と言っていた、この世で極楽を楽しむ醍醐味が奪われているようで、寂しいです。

今年のゴールデンウィークは、令和への改元を祝して10連休だというのに、なかなか「五月晴れ」を拝めない日が続きました。（嘆息）

でも、、、うちの風太とお散歩すれば、ほぉらこの通り♡

お日さまきらきら、風はそよそよ、風太の毛並みもピッカピカです。

何にもない田舎の春の野原を、血統書と無縁の雑種猫とただただ散歩するだけなのですが、心底「ああ、楽しいなぁ、気持ちいいなぁ」と思うのです。

我ながら安上がりだと思うのですが、ただそれだけで、春夏秋冬、不思議なほど「満たされている感」があります。(笑)

春夏秋冬、風太と散歩すればいつだって楽しいのですが、春と秋は格別です。

まず、蚊とにょろにょろがいないというだけで、格別に快適度がマシマシになります。(笑)

春夏秋冬、自然は千変万化して私の目を楽しませてくれるのですが、柔らかな色のグラデーションが私は殊の外好きなのです。

以前にも書きましたが、まさか「猫と散歩」出来る日が来るなんて思ってもみないことでした。

無条件に飼い主ＬＯＶＥの犬と違って、私が「風太」と呼んでも10回中10回無視する、、、むしろしっぽをピンと立てて「無視することを楽しんでいる」気まま猫と、1時間くらい、付かず離れずポテポテ歩きます。

何より自由を愛する猫「風太」ですので、首輪などという拷問器具を一切受け付けません。

散歩の主導権もその時々で、風太の巡回に私がついて歩くこともあれば、カメラ片手に私がフラフラ行く方へ風太がついて来ることもあります。

私が近所を散歩するのは不定期で、お天気と気分次第ですから、風太の巡回タイムスケジュールと合致することは中々なく、一緒に家を出発することはあまりないのですが、風太の気分次第で私の散歩に合流してくれます。

私の足音はインプット済みらしく、たいてい私が風太に気付くより前に風太が私を発見して「待って」います。

そんな風太を見ると、私の「風太♡激写タイム」のスイッチが入りますので、仕方なさそうに風太の方から近付いてくるのですが、その時の風太の尻尾は、ピンと立っていて「愛されてるなぁ♡」と思うのです。(笑)

風太が小さかった頃は、こんなに自然の中で野生児として楽しそうにしている風太を見ると、家に帰って来なくなるんじゃないかと心配になったものですが、今では、風太のライフスタイルを把握しましたので「そのうち帰るでしょ」と夜遊びも気にならなくなりました。(笑)

カリカリ（ドライキャットフード）とキャットタワー、快適な屋内リラックスタイムをアウトドアと同じくらい愛している風太です。

そして何より、自由を愛し、「抱っこという拘束」すら大嫌いな風太は、横寝する私の鼻と口に自分の後頭部を押し当てて寝るのが大好きなのです。

朝起きて、風太の後頭部に顔を埋めている自分を発見することが、私も大好きです。(笑)

・・・心地よい風を感じていただけたでしょうか・・・。

おしまい。

 

次は

1. まいにち風太、まいにち田舎　（nya.916）

です。