服用に際しては、説明文書をよくお読みください
さて、ここでこのブログを読んでおられる方に、「一言お断り」させていただきます。
それは、“はじめに「乳癌だとわかってこうなった」ざっくりした流れ”でお話しした内容に、嘘も偽りもありません。ありませんが、この先を読み進めても、「闘病」されている癌患者の方、およびご家族の方々には、あまり参考にならないかもしれないということです。
何故なら、ブログを読んでも読んでも、「闘病」しないんです。痛みや苦しみに耐える【忍耐なし】、己を律して【自己管理する食生活なし】、家族の泣けるあつい【看病なし】。つまり、ドラマチックな盛り上がりが何もないのです。
そりゃあもう、癌に真剣に向き合っておられる方々に対して「こんなんで良くなってすみません!!」と謝りたいレベルです。
そして、なぜ冒頭でお断りするかというと、私自身にも身に覚えがあるのですが、自分が癌だと知った時、最初に猛烈な勢いでがぶり寄ったのは、ネット空間の情報でした。
「乳癌」やら「ステージ別生存率」やら「全摘出」やら、夜な夜な、思い付く限り、悲しい響きの単語を検索エンジンに入力し、シャカリキに学びました。
なので、今、このブログを読んでおられる方も、きっとその時の私と同じようにして、私のブログにたどり着かれたのではないかと思うのです。今でも新鮮に思い出せるのですが、当人か、家族か、大切な人が癌だと知り、足元の地面がぱっくり割れて、水中に投げ出され、平衡感覚をなくした感じは強烈です。
まず、医者や看護師の「説明」に散りばめられる「意味不明」の単語の多さに圧倒されます。いちいち分からないことを確認して尋ねていたのでは、話が前に進まないので、ひたすら「相槌を打つ」ことでその場をやり過ごし、診察室を後にします。
癌だったと知った衝撃と同じくらい悲しいのは、自分の生死にかかわる病気ことを説明されているのに、「理解が追い付かない自分」です。無力感に打ちのめされ、途方に暮れる病院からの帰り道。どの方向にもがけば水面に顔を出して、息継ぎが出来るのか分からず、とりあえず、家に帰ったら、ネットで癌の知識をがぶ飲みして、まず、「自分が何が分からないか」を理解する必要があり、悲しむのはそれからと、決心されたのではないでしょうか。
そこに私のブログです(笑)。
「おおおっ、これはいいっ!!すごく良くなっている人のブログにヒットした!!必ず役に立つに違いない!!熟読しよう!!」と前のめりになっている【あなた】どうか立ち止まってください。
お断りするには理由があるのです。てんこ盛りのタイトルを見ていただいて分かると思うのですが、私だって、こうしてブログを始めるのだから、1人でも多くの人に読んでいただきたいと思っているのです。切実に。でも・・・・・・。
はじめに にゅうがん4な私と風太(日本猫)のららら田舎生活 の注意点②につづきます。
〈風太からひとこと〉
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