放射線治療5回目、かすかに放射線治療の影響が現れる (nya.29)
放射線治療で、食道が痛くなってきた (2014年3月24日)
5回目の放射線治療の日、月曜日になりました。
木曜日の「ゾメタ」の副作用で出た熱もほぼ下がりました。
会社は、もともとこの日が休みだったので、今日まで「風邪で休む」ことを伝えています。
会社では「お局」ですので、少々「欠勤」しても大丈夫ですが、放射線治療を「欠勤」しては、一大事です。
放射線治療は、連続することで治療効果が出るものなので、ここで躓いて「振り出しに戻る」と言われたら泣きます。
なのでこの日は、「熱があっても、ないふりをして放射線治療を受けよう」と決めていました(笑)
私は高熱に強い体質で、以前、風邪をひいて39度の熱があった時にも、2km離れた病院に「自分で運転して」行って、医者を呆れさせたことがあります。
その時は、点滴を受け、薬を貰い、薬を飲むために「何か食べないと」と思って遠回りしてコンビニに寄り、「2日間の朝昼晩」を想定して菓子パンを6個も買って家に帰りました。そこまでで十分に「ダイハード」な私ですが、その日のうちに菓子パン6個、すべてを食べ終わってしまった時は、我ながら呆れました(笑)。
私は、様々な意味で「危機に直面すると盛り上がる食欲」によって救われているのです。
放射線治療5回目の病院に着くと、看護師さんが「風邪だったんだって?大丈夫?」と声を掛けてきました。
私は「発見」しています。乳癌を解説しているパンフの「骨転移」の「ゾメタ」のページで「まれに、初回だけ、ゾメタ点滴で発熱する場合があります。」という一文を。
しかし、この看護師さんの発言を見る限り、どーやら本当に「ゾメタで発熱」を知らないようです。
「まぁ、いいか熱も下がったし」と思い、「パンフにゾメタで熱が出ることがあるって書いてあったので、それかもしれませんね。」とやんわり大人の対応をしました。
放射線治療5回目は、こうして穏やかに開始され、終了しました。
この日の治療後、飲み物を飲み下す時にかすかに「違和感」を覚えるようになりました。風邪の初期に喉が痛くなり、唾液を飲み込む時に少し痛みを感じるのに似ています。
ただし、「喉」ではなく「食道」が痛いのです。
私の放射線治療は3か所同時で、上から「胸椎」「腰椎」「左大腿骨」です。
事前の説明でも、胸椎に放射線を当てるために、食道を放射線が通過するので「嚥下」がしにくくなるかもしれない、と言われていました。
これまでの4回の放射線治療後は、なんの影響もなかったので、事前の説明は「最悪の事態のための保険」だったのではないかと、高をくくっていたのです。
が、ついに症状が現れました。
でも、この程度で左右される私の「食欲」ではありません。
この時はまだ「楽勝モード」を保っていられたのです。
次は
です。