で、出来たっっ(涙)医療費控除e-Tax (nya.131)

ねこ、風太 寝る

大変じゃなぁ、人間は

今年もギリギリで医療費控除、滑り込みセーフ 初めてのe-Taxでドキドキ (2017年3月9日)

はぁぁぁぁぁ、今年もやりました「医療費控除」

ついさっき、「ポチッと」終わりました。(万歳)

自営業の方や、ご自分で確定申告をされている方にとってみれば、毎年の恒例行事、「楽勝」かもしれませんが、ずーーーーーーっとサラリーマン生活を送っていると、「確定申告」なるものは縁遠いものです。

会社から「年末調整」のための書類を提出するように言われ、「おお、もう今年もそんな時期ですね」と生命保険を記入すれば「終わり」な私にとって、お役所に自ら「申告」するのは敷居の高い感じです。

 

ねこ、風太ん?私が最初に「医療費控除」に手を染めたのは、2013年1月のことでした。(遠い目)

波乱万丈な2012年をくぐり抜け、大枚を散じ、「わずかでも」お金を取り戻したい一心でした。(涙)

大枚が消えた原因は、まず「インプラント」です。

「この先、老後も考えると長く使える」「医療費控除を申請すればいくらか返ってくるし」と歯医者に説得され、インプラントをすることを決断。

まず「あごの骨の状態を調べましょう」と言われて「パチリ」。

診察の結果、なんと!!【骨の位置が悪い】と言われて、インプラント1本のはずが「2本同時に入れないともたない」と判明、予算が倍に膨らみ、歯医者は「えびす顔」、私の肩は「がっくり」落ちました。(涙)

その時の私に「2014年【乳癌ステージ4】」の診断が待ち受けていることが分かるはずもなく、「この先長い」と素直に信じ、大枚を投じる覚悟を決めたのです。(笑)

次の原因は「めまい」です。

インプラントの「施工」と同時期に「外回りの営業」に異動となった私は、慣れない車での外回りでヘトヘト、しかも初夏ともなれば車内は「地獄のような暑さ」になり、「大の苦手」な冷房を入れないという選択肢はありませんでした。(涙)

これまた、今思えば「【乳癌ステージ4】=骨転移無数、リンパ節転移無数」のなせる業なのですが、その時は「クーラー病」の進化バージョンと信じていた「背中の痛み」が日に日に悪化し、ついに「真夏に温湿布を貼る」という暴挙を選択したのです。(笑)

「背中の痛み」はエアコンによる「冷え」だと信じていた私は、真夏の熱さにダラダラ汗をかきながら、背中には「痛み止め成分」の入った温湿布を貼り、車の冷房「強」でサバイバルしたのです。

が、当然ながらサバイブできませんでした。(笑)

頭の上に「水を張った洗面器」があり「絶えず揺れる」めまいを発症し、会社を休職しました。

ねこ、風太ねそべるでも、その時の私は「心当たりがあった」のです。

「44才→女性→めまい」とくれば、8割がた「更年期障害」で決定ですね。(笑)

ですので、休職して最初に行った病院は「婦人科」、『先生、更年期障害が始まりました』と言って診てもらいました。(笑)

しかし、診察の結果「まだ、早い」と言われて更年期障害を却下、その他いろいろ、色んな病院で検査しても「該当なし」。

「原因不明のめまい」を抱えた私は、会社に診断書を提出する必要にかられ、保険適用の「漢方」クリニックを探し出し、病名界のマルチプレーヤー『自律神経失調症』の病名をGETしたのです。

「漢方薬」でもはかばかしい成果のない私は、『自律神経を調整する』と歌っているカイロプラクティックに一縷の望みを託しました。

約2カ月、ほぼ毎日通いました。

ありがたいことに「めまい」は徐々に治まっていきましたが、私はどんどん「貧乏」になりました。

そんなこんなで、2012年度の「医療費控除対象額は140万円」に達したのです。(嘆息)

ねこ、風太うたたね2013年1月、初めての「医療費控除」に悲壮な覚悟で取り組みました。

取り組んですぐに知りました。

少し前まで、もう少し高い「還付金」だったものが、今年度は5%になったことを・・・(涙)

いやいや諦める気はさらさらありません。いただけるものはいただきます。

みなさんご存知だと思うのですが・・・、ちょっと長い説明で恐縮ですが、一応「医療費控除」なるものの説明は以下の通りです。

私のカイロプラクティックや鍼(はり)、インプラントのように、「健康保険」の適用外が対象になるので、なかなか活用のし甲斐があります。

医療費控除とは、1月1日から12月31日までの本人あるいは生計を一(いつ)にする家族のために医療費を支払った場合、一定金額の所得控除を受けられることをいいます。単身赴任のお父さんも、下宿をしている大学生の子どもも、生活費を仕送りしている両親もみんなの医療費を合算できると覚えておきましょう。

■医療費控除の対象になるもの
・病院、歯科の治療費、薬代
・薬局で買った市販の風邪薬
・入院の部屋代、食事の費用
・妊娠中の定期健診、検査費用
・出産の入院費
・病院までの交通費
・子どもの治療のための歯科矯正
・在宅で介護保険をつかった時の介護費用

■医療費控除の対象にならないもの

・人間ドック等の健康診断費用(病気が発見されない場合)
・自分の都合で利用する差額ベッド代
・健康増進のビタミン剤や漢方薬
・病院までマイカーで行った時のガソリン代や駐車料金
・里帰り出産のために乗った飛行機代
・美容整形

医療費控除の対象になるもの(○)とならないもの(×)の違いは、予防のための医療費は×治療のための医療費は○と覚えておきましょう。例えば、インフルエンザの予防接種は医療行為ですが予防目的なので×。薬局で買った風邪薬は○となります。

医療費控除は、1年間の家族全員の医療費が対象になるので、離れて暮らす家族が病院に行った時はもちろん、薬局で薬を買ったり、歯医者さんに行った時も必ずレシートを取っておくようにしましょう。また交通費はノートやレポート用紙に記録を残しておくとよいでしょう。

医療費控除額の計算方法は、下記の通りです。
医療費控除額=(医療費控除の対象になる医療費-保険金等で補てんされた金額)-10万円(総所得200万円未満の人は総所得金額等×5%)

もう一つ、お金は戻ってきませんが住民税にも医療費控除があります

医療費控除の還付金は、いくら?計算方法はコレ

医療費控除の申請手順

1.医療費控除の申請手順医療費の領収書をかき集め、小計を出しておく

2.医療費の明細書を作成する

3.源泉徴収票をもとに申告書Aを作成する

4.税務署に提出する

5.還付金を受け取る

医療費控除の提出期限

確定申告の期限というと「3月15日まで」と思いがちですが、還付申告ならそれ以降でも可能。たとえば昨年、平成28年分なら、平成33年12月31日まで受け付けてもらえます。つまり5年間の猶予期間があるのです。

医療費控除っていつまでに何をする?申請方法まとめ

運命の2014年。私は、浸潤性小葉癌【乳癌ステージ4】の診断を受けました。

思ったより全然リーズナブルな医療費でしたし、「がん保険」で補てんされた金額の方が断然多いので、「医療費控除」については2014年度は「死んだふり」をしました。

そして今日2016年度の「医療費控除」をしたわけです。

もう「だいたい」の医療費控除やり方の分かった私ですが、今年は「e-Tax」にしました。

「e-Tax」の説明は国税庁にしていただきます。

e-Taxは、インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムです。
e-Taxのご利用に当たっては、あらかじめ開始届出書を提出し、利用者識別番号などを取得してください(オンラインで取得できます。)。

自宅からネットで申告

税務署に行かなくても、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、自宅からネットで提出(送信)できます。

添付書類の提出省略

医療費の領収書や源泉徴収票等は、その記載内容(病院などの名称、支払金額等)を入力して送信することにより、これらの書類の提出又は提示を省略することができます(法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあります。)。
なお、マイナンバーに関する本人確認書類についても、e-Taxで送信すれば提示又は写しの提出が不要です。

還付がスピーディー

自宅や税理士事務所からe-Taxで申告された還付申告は3週間程度で処理しています(e-Taxで1月・2月に申告した場合は、2~3週間程度で処理しています。)。

(※)書類不備や別送書類の提出が遅れた場合には、上記期間内に還付できないことがあります。

24時間受付

確定申告期間中は、24時間e-Taxで提出(送信)が可能です。

[ e-Taxの利用可能時間 ]

平成29年1月4日(水)から1月13日(金)までは、8時30分から24時までe-Taxの利用が可能です。
平成29年1月16日(月)から3月15日(水)までは、24時間e-Taxの利用が可能です(メンテナンス時間を除く。)

e-Taxならこんないいこと:平成28年分 確定申告特集|国税庁

カードリーダーさえあれば、これまでまったく活用の機会のない「マイナンバーカード」の、活躍できる唯一の場面です。

いろいろややこしいですが、2016年度もっとややこしい「ブログ開設」を成し遂げた私です。

何とかなりました。(万歳)

医療費が10万円以上の人、還付金は小っちゃいですが、住民税は前年度の収入に対するものなので、控除は「1年」有効なのがミソです。

私のように、独身で、住宅ローンも扶養家族もないサラリーマンは、「江戸時代の農民」のように『生かさぬように殺さぬように』税金がダダ漏れに天引きされていきます。

「一矢報いる」ならココですよ。(笑)

さんしゅゆ【山茱萸】

さんしゅゆ【山茱萸】

次は

です。

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で、出来たっっ(涙)医療費控除e-Tax (nya.131)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ともろー より:

    お疲れさまです。私も江戸時代の農民です(笑)色々勉強になりま~す!

    1. ふるゆら より:

      「ともろー」さんも「江戸&農民」にご縁がおありなんですね。

      奇遇です。(笑)

      江戸時代って、私の年齢だと「おばあちゃんのおばあちゃん」は江戸時代に生まれた人なので、

      考えてみると「近いなぁ」と思うのです。

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