道半ばですが、肩こりが改善しました。 (nya.628)
「巻き肩」をストレッチで矯正しています。 (2018年7月20日)
私は猫背ではなく、どちらかというと背筋の伸びた人間です。
田舎の野生児として育ちましたので、立ち居振る舞いについて特に親から「躾け」られた記憶はありませんが、小学生の頃、宿題をしている時に背中を丸めていると、それだけは口酸っぱく注意を受けました。
お蔭さまで姿勢のいい人間に成長し、「アネゴ肌」気質との相乗効果で、強気な女として世間を渡ることになりました。(笑)
ですから、世間の言う「猫背の矯正」などとは無縁だと思って生きてきたのです。
しかし、私は「猫背」ではありませんが「巻き肩」であることをこの度知りました。
「巻き肩」というのは、PCやスマホで前かがみの姿勢を長時間続けることで、肩と肩甲骨が内側に巻かれるように前方へ出てくるような状態や姿勢のこと、いわゆる現代病です。
巻き肩の姿勢をとると肩の上部にあたる筋肉「僧帽筋」が引っ張られ、緊張した状態が続きます。
これにより筋肉疲労が起きてしまい、血液循環が悪くなると首周りのコリにつながるだけでなく、呼吸が浅くなってしまうため体内に酸素がまわりづらい状態、いわゆる“酸欠”になってしまうことも。
自己診断方法は、
・リラックスした状態で、真っ直ぐ立ち、力を抜いて自然に両手を垂らす。
→手の甲が身体の外側を向いている場合は正常。少しでも、前を向いていたら、巻き肩の可能性あり。
・腕を肩まで上げる。
→腕が、肩の真横ではなく、少し斜め前に出る場合は、巻き肩の可能性あり。
・壁に足のかかと・お尻・背中・肩・頭がくっつくように立つ
→肩を壁につけようと意識したときに、かなり無理をしないとできない場合は、巻き肩の可能性あり。
・仰向けの体勢で寝ながら両手を背中の下に入れます
→不自然に肩が上がっている場合、巻き肩の可能性あり。
・両手をクロスさせて胸の上に置き、鼻から息をゆっくり吸って、口から吐きます。
→胸の上の部分が広がる感覚が弱い場合、巻き肩の可能性あり。
巻き肩はでっ腹や垂れ乳の原因に!巻き肩を改善して姿勢美人になろう
そして「これ」が肩こりの原因であるかもしれないと、50才にして「思い当たり」、PCで勧められているストレッチを続けること3ヶ月で大いに改善したのですから、もう、泣きながら笑うしかありません。ははははは(涙)
しかも「ストレッチ」と言えるほどのストレッチでもなく、入浴の度に行っている1分間ストレッチx10のうちの一つを猫背ストレッチに変更しただけなのです。(参照:私の「おすすめ入浴法」①ストレッチを継続できる呪文があります (nya.104))
私のストレッチは常に「お風呂チェアー」に座っていますので(笑)、その姿勢のまま腰の後ろで両手の指を組み合わせます。
そのままひじを伸ばして出来るだけ上へ持ち上げ、息を吸いながら10カウント、息を吐きながら10カウントキープし、これを3回繰り返します。
「え?それだけ?」と思われるでしょうが、「これだけ」です。(笑)
ほんとに、これだけのことなんだから「どーして何年も前から始めなかったのか」自責の念で一杯です。(笑)
これだけのことで肩甲骨周りの筋肉が動き、悪い姿勢のまま固定してしまっている筋肉のストレッチが出来ます。
驚くことにストレッチを始めた当初、私の組んだ両手は、お尻から1cmも浮き上がりませんでした。(嘆息)
3ヶ月経過した今では30cmくらい上がりますし、肩こりが格段に楽になりました。(万歳)
50年間生きてきて、今ほど時間がゆっくり流れていることはありませんし、時間がたっぷりあるからこそ、いろんな情報を眺める余裕が生まれたのだと思うと、誠にもって『人間万事塞翁が馬』です。
私と同じように「女も長く生きれば肩こりくらい当たり前」と諦めている人がいたら、ぜひ、お試しください。
私の肩こりは酷いもので、「生きているのがつらい」レベルの肩こりを長年抱えて生きてきました。
肩こりに悩まされ始めたのは20代後半、時を同じくして原因不明の微熱が数年続きましたので、弱った体に肩こりがあることなど「当たり前じゃないか」と思って受け入れてきました。
水泳(クロール2km)もし、漢方薬を飲み、指圧やカイロプラクティックに通いました。
肩こりに関するすべての謎が氷解したのは46才の時で、【乳癌ステージ4】の告知を受け、骨転移無数、リンパ節転移無数のPET/CT画像の中でも、「生きるのがつらい」レベルの肩こりの原因の箇所が、がんの転移で「真っ黒」でした。
自分が末期がん患者であるという衝撃でのけ反りながらも、肩こりに関しては「こりゃ、ごもっとも」と得心できる画像でした。(嘆息)
肩甲骨の間が最も疼く場所でしたが、「背筋を伸ばした」まま背中を丸めた結果、肩がどんどん前に出て、鏡で見ても、正面から丸い肩が両腕の上に乗っているようになっていました。
さらにそのような負荷にさらされた肩は、首の付け根の筋肉が盛り上がったようになり、常に首を竦めたような形で固定され、「地蔵のような肩の硬さ」になっていたのです。(涙)
体の不調を抱えながらも「仕事仕事」で過ごしてきた20年ほどの歳月をかけて、私の体はこのような歪みを作り出したのです。
骨転移無数、リンパ節転移無数だった私が、奇跡的に骨転移が4か所になった時、背中の疼きがずいぶん楽になっていることに気付いて狂喜乱舞しました。
ずっとまとわりついていた重低音のノイズが途切れて、ふっと体が軽くなったような感じです。
そして今、「道半ば」ではありますが、「巻き肩」を矯正できたことで再度体が軽くなりました。
休職するという決断をした時は、ただただ「休む」ことしか考えられませんでしたが、穏やかな時間の流れが、私の様々な緊張をほぐしてくれています。
連日の猛暑で私の体は悲鳴を上げ、例年の通り「背中が痛く」なってきました。
変な言葉だと思いますが、「今年の痛みは、本当の痛み」です。
今まではいろんなものが重なりすぎていて、「何がどーして痛いのか」我ながら分からなかったのです。(笑)
大袈裟ですが、巻き肩を矯正して肩こりが軽減されても、「まだ夏になると背中が痛い」という発見をしました。(笑)
今の自分の身の丈に合った生き方と、四季の暮らし方を焦らずに模索しようと思います。合掌
次は
です。
『 ぷっ 』…(^^♪
ごめんなさい…肩こりではなく先に風太君の写真に
食いついてしまった(笑)
4枚目の風太君の写真! もう「何とか大賞」あげたい~
“あらよっと 竹を持ち上げてるようにも見えるし
ストレッチ・・けんすい・・?この後、大ワザが・・でるか・・!
風太君、あったかい幸せな気持ちにしてくれてありがとう♪
肩から大きく腕をまわして(合掌)
しかしふるゆらさん・・お尻から1mmも浮き上がらないとは..
失礼 1cmでしたね(笑)
私も骨転移で頸椎圧迫骨折の際、右腕が1cmも上がらなくなり、
このままでは大変な事になると思い、リハビリなど頑張りましたー
(自分で考えたストレッチ!)
今は元通りの生活が出来ていますけど・・偉かったな~私
(自分に甘い人間です!)
その時から毎日続けている肩・腕のストレッチのお陰で、
50肩?にもならずに過ごせているのだな~きっと..
ふるゆらさんの「夏の痛み」がなんとか少しでも和らぎますように …
ジルさん、暑中お見舞い申し上げます。
台風は大丈夫ですか?
最も熱波の方は、本州の方がよほど猛威を振るっているようですが、、、。(嘆息)
エアコンなしで夏を乗り切ろうとする私は、もう、これは、もう、純粋にサバイバルです。(笑)
巻き肩のストレッチをしようとして組んだ指がお尻から離れない体であることを知った時、「・・・これは重症じゃないか」と思い知りました。(笑)
猫族の柔軟な身体を持つ風太は興味なさそうに、そんな私に憐みの視線を送ってきたのが痛かったです。(笑)
五十肩というものは、60才でなっても「五十肩」と言うそうで、そーなったらちょっと嬉しいかもしれませんが、私もジルさんを見習ってストレッチに励みます。(笑)
お久しぶりです!
まずは生きているのがつらいレベルの肩こりが大幅に改善されたこと、おめでとうございます。
骨転移だけでなく、仕事熱心に起因する巻き肩も肩こりの原因だったとは。
私も早速巻き肩の自己診断をやってみました。
で、巻き肩ではないとの結果。
振り返ってみれば若い頃から椎間板ヘルニアによる腰痛と半月板損傷に起因する膝痛とに悩まされてきたものの、数年前までは肩こり?何それ?というほどに肩こりとは無縁でしたから巻き肩でないのは当然かも。
ただ、改善ストレッチを試みたところ、まずは後ろで両手の指をすんなり組めないことに愕然としました。
ご想像の通り(?)おデブであることが原因です。
脇から背中にかけての皮下脂肪がおおいに邪魔をしているのです。
ということで巻き肩改善ならぬ体重軽減のための指針としてこのストレッチを続けようと思います。
良い情報をありがとうございました。
それにしても久しぶりのコメントです。
ご心配頂いていた工場の後始末も、ボーリングの結果基準値越えの汚染物質が出たり、かつての取引先からSOSが来たりと、ある面ではラインを稼働していたころよりストレス過多の毎日でした。
ふるゆらさんの境地を目指しつつも思うに任せず、ブログは毎日のように楽しませていただいておりましたが、コメントしようと思うとなぜかしら遠い目になって、ため息の後パソコンを落とす日々。
で、ある時はたと気が付きました。
これがか片付いたら、あれが終わったらと、自分のことはいつも後回しでせっかくがんになったというのに、生き方が基本的に変わっていないのが問題だと。
私の性格と家庭や会社の立場からすると、生きている限り片付いたり終わったりはしないのだと。
たいした能力もないのに責任感やこだわりが強い性分を自分でも持て余していましたが、気が付いた結果、「見切り発車上等」を座右の銘にしました。
つまり、ある程度の目途が付いた時点で引かれる後ろ髪はぶち切って脱出を図ることにしたのです。
とりあえず先月から今月にかけて半月ほど南半球で山と海を見て過ごしました。
効果てきめん、呼吸がとても楽になりました。
頑張りすぎないことの生きやすさを発見しました。
憧れつつも私には無理だなとあきらめかけていたふるゆらさんの境地に、ほんの少し近づけたようで嬉しいです。
金太郎さん、暑中お見舞い申し上げます&お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
南半球で半月も山と海を見て過ごされたなんて、ほんとうに、修羅場を越えられたのですね。パチパチパチ。
まだまだ残務処理は続くのかもしれませんが、本当にお疲れさまでした。
病身を抱えてのお仕事ですから、メンタルを一定に保つこともハードワークに拍車をかけられたのではないでしょうか。
ご自分を「よしよし」してあげてくださいね。
久しぶりにコメントをいただいて本当に嬉しかったです。
先日「金太郎さん、体調が良くないのかな」と思った矢先でしたので、私の強力な「念波」が金太郎さんに届いてしまったのかもしれません。(笑)
「見切り発車上等」です。(笑)
私の2018年下半期は、しいたけ占いによると「頑張りの断捨離」です。(笑)
お互いに不器用な性分ですね。
この年になって、意識して「脱力を学ぶ」のですから、、、。(笑)
まだまだ酷暑が続きます。
建設的なことはほどほどにして、後ろ髪はぶっちぎって、自分を幸せにすることを探求する「脱力の夏」を過ごしましょう。