「正式に」癌告知を受ける① (nya.9)

ねこ、振り向く

なんすか?

“扉の向こうには次の扉が トホホ”①(2014年2月27日)

いよいよ、10日前の「針生検」(細胞診)の検査の結果を聞く日になりました。

不意打ちだったとはいえ、自分が乳癌であることを事前に知らされていたので、ある程度「覚悟」を持って、この日に病院に来ることが出来ました。

なので、落ち着いて「癌告知」を受けることが出来るだろうと、思っていたのに、できませんでした。

21.ねこ、風太うつろ「医者の問題」もあります。

針生検をしながら「部分か全摘」を聞いてくる医者と、この先仲良くなれるとは思えません。

治療は「この医者以外」のお医者様にお世話になりたいと思っています。

診察後にこれまでの検査結果の資料を請求し、「それではさようなら」と言って、他の病院に駆け込めばいいのか?などと、心が千々に乱れます。

病院の待合室のベンチに座って、待合室の壁にかかった時計を見ながら、診察の予約時間が来るのを待ちました。

診察室に呼ばれるのを待っていると、心臓がドキドキするのではなく、首に新たな心臓が出来たように、首がバクバク脈打つのです。

4.ねこ、風太まぶしいそして、診察室に呼ばれました。

10分弱の説明でした。(省略なし。早口で読んでください。)

医者「ふふみさん、検査の結果がでました。浸潤性小葉癌という乳癌です。」

医者「これはしこりのできないタイプの癌で、乳癌全体の5%しかない珍しい癌です。」

医者「小さく散らばるので、マンモグラフィーでも分からないんです。」

医者「これが検査の結果の用紙です。この数値は、×△□○☆×△□○☆・・・です。」

医者「小葉癌は、癌が乳房の全体に散らばるので、手術は全摘になります。部分はありません。」

医者「乳房再建はしますか?」

私 「はい、します」

医者「じゃあ、大学病院を紹介しますので、そっちで手術を受けてください。」

医者「うちの病院は摘出をするだけで、整形外科がないから乳房再建をするなら大学病院でします。」

医者「じゃあ、すぐ大学病院に予約を入れますね。」(看護師にTELするように指示)

医者「大学病院の乳腺外科の先生と整形外科の先生の都合が合う日に手術しますから、今から予約しても4月頃になると思いますよ。」

医者「大学病院で手術を受けた後の治療は、そのまま大学病院で続けてもいいし、この病院に帰って続けることもできます。」

私 「はぁ」(生まれて初めての癌告知。こんなに猛スピードで説明されるものなのか?・・・そーなのか?)

医者「大学病院の手術の前に、転移があるかないか調べないと手術が受けられません。」

医者「PET画像診断を受けてもらいます。いつなら行けますか?」

私 「次の仕事の休みは、3月5日です。」

医者「分かりました。その日に予約を入れます。結果が出るのに7日かかるので、その後病院に来てください。」

医者「いつなら来られますか?」

私 「3月12日」です。

医者「分かりました。以上です。詳しい話は、隣の部屋で看護師がしますので、隣の部屋に移動してください。」

私 「はぁ・・・・・・・・・・・。」(早口過ぎて、半分も意味分からなかった・・・。)

という感じでした。この医者の「癌告知」が特殊なものなのか、一般的なのか、私には分かりません。

1.ねこ、風太アイドルが、「予習って大事だな」と思いました。

乳癌について「知識で武装」することなしに、診察室に入ってこの説明を受けていたら、相当悲惨なことになっていたことでしょう。

あの勢いで「乳房再建しますか?」と畳み掛けられたら、頭が真っ白になっていたと思うのです。

別室に移ると、気が緩んで涙があふれました。

覚悟していたとはいえ、「乳癌、本当のことになったんだなぁ」と実感しました。

その後、看護師さんは、先ほどの数値の「×△□○☆×△□○☆」を説明してくれた後、「大学病院の整形外科の先生は、腕がいいから、再建した胸もきれいと聞いているので、安心して」と言われました。

運命の濁流に揉まれ過ぎて、現実感の湧かない私です。

5.ねこ、風太春その後は、私の家族環境と、家族に乳癌のことを伝えているかと尋ねられました。

私が家族や周囲に、まだカミングアウトしていないことを知ると、「浸潤性」だから転移があるかもしれないので、その結果を待ってから家族に伝えた方がいい、と言われ、「私から癌告知」は流れました。

 

悶々とした『結果待ちの10日間』を過ごし、どんな結果であっても、事実を知り、「悶々としなくてもいい時が来る」ことが、この日の私の『最大の望み』でした。

これからは、事実に基づいた選択肢だけを考えればいいんだと思うと、一種の「解放感」を覚えていたのです。

それなのに、今度は「転移があるか、転移がないか」という不確実を抱える12日間が待っていたのです。

扉の向こうに次の扉が・・・。このことに、何より「がっくり」しました。

 

次は

「正式に」癌告知を受ける② (nya.10)

です。

冬の田舎の山

春とは名のみの・・・。

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