放射線治療6回目 来た!放射線食道炎 (nya.30)

ねこ、しっぽでタマをとる

・・・たぶん、わしのしっぽじゃけど、気になる動き。

放射線食道炎になってから、放射線治療についておさらいする (2014年3月25日)

骨転移した癌を抑制するために受けた「ゾメタ」の副作用の発熱も治まり、欠勤を続けていた会社にも、この日から復帰しました。

朝、病院に寄って放射線治療を受け、その後会社に出勤するパターンも復活です。

放射線治療も6回目。

全10回の後半戦に突入です。

11.ねこ、風太きつねのしっぽ放射線治療1回目~5回目の間に起きたささやかなハプニングは以下の通りです。

①放射線治療前に、くしゃみをして肋骨の先っぽを骨折し、放射線治療を受けるために診察台に横になる度に、痛みに呻くことになった。(継続中)

②2月の癌検査から、1か月半、会社の休日のすべてを通院に捧げ、疲労がピークに達し、挙句に風邪をひいた。

⓷「骨折の痛み止めと風邪薬」の飲み合わせが最悪で、会社を早退するくらいの睡魔に襲われた。

④ホルモン療法で処方され、毎朝1錠飲むように言われた「タモキシフェン」を受け取るのを忘れて帰った。

⑤ホルモン療法と同時にスタートした骨転移対策の「ゾメタ」点滴の副作用で、高熱を発してダウンした。(会社を3日欠勤)

・・・いろいろと、本当にいろいろありましたが、放射線治療そのものは順調に「粛々と」進んでいます。

15.ねこ、風太寝る昨日の放射線治療の後、かすかに「嚥下」に痛みを感じるようになった私は、改めて、「放射線治療を受ける」と決めた日に、看護師さんから聞いた「放射線治療のメリットとデメリット」を思い出しました。

私の場合、放射線治療は「骨転移」対策なのですが、「骨転移」そのものは「無数」にあるにもかかわらず「痛み」はないので、一番大きく穴の開いている骨を3つ選んで、放射線を当てることになったのです。

骨転移した乳癌は、破骨細胞の働きを過剰に活発にするため、破骨細胞骨芽細胞のバランスが崩れ、破骨細胞が骨をどんどん溶かしていくことによって「骨粗鬆症」のように骨を弱らせるものです

骨がもろくなると強い痛みや骨折が起こりやすくなるので、「骨転移=激痛」ということになるのです。

私に渡された「骨転移」の患者の注意事項にも、「こけない」という項目がありました。

14.ねこ、風太ふてる放射線治療のメリットは、「溶けている」骨に放射線を当てることで、癌細胞を殺し、これ以上骨が「溶ける」ことを防ぎます。

さらに、破骨細胞の働きを防止する「ゾメタ」点滴と合わせることで、「溶けて」穴の開いた骨に「癌ではない」正常な骨が作られ、穴が埋められて、骨が再生することもある、とのことでした。

デメリットは、放射線治療が上手くいっても、いかなくても、同じ箇所に2度目の放射線治療は行えないこと。

放射線が体を通過することによって、皮膚が、「軽いやけど」になり、その部分が敏感になってヒリヒリすること。

日焼けのように色が変わり、2、3年元に戻らないことがあること。

放射線を受けることで、長期的にみると発癌率が上がること(・・・今さらですね)。

また、放射線治療そのものに痛みはないけれど、放射線が内臓を「通過」する場合は、影響を受けることがあると言われました。

私は、胸椎、腰椎、左大腿骨の計3か所に放射線を当てるのですが、胸骨の前には「食道」があります。

当然、放射線が食道を「通過」するので、治療を進めていくと、食道が腫れて「飲み込みがしにくくなる」という症状が出てくる、とも言われていました。

はい、そうです。これが「放射線食道炎」ですね。

10.ねこ、風太ねむいこの説明の後、放射線治療10回の3月17日~3月31日まで、「酒&タバコの禁止」を申し渡された衝撃で、すっかり忘れていました(笑)。

放射線治療6回目を終えた後の食事で、柔らかくない食べ物を飲み下すと「食道が痛む」ことを知りました。

何よりも驚いたのは「痛覚」があるはずのない「食道」が確かに「痛む」ことです。

「人間生きてると、いろんなことを学ぶなぁ」と感心しました。

食べ物を嚥下するたびに痛む食道を抱え、「げっっ、やばっ」と思い、慌てて放射線治療について学習し直した次第です。

 

次は

放射線治療7回目~9回目 放射線食道炎vs健全な食欲 (nya.31)

です。

ブロッコリー

これは何でしょう?ブロッコリーの花です。

 

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