乳癌決定 生命保険を確認しましょう (nya.11)

ねこ、あくび

どんな時でも、わしは男前なんじゃ。

”保険貧乏が報われた時” (2014年3月4日)

再び、悶々とする毎日に突入しました。『浸潤性小葉癌』という病名は確定しましたが、「浸潤性」の程度によって、天国と地獄ほどの差が生じます。

幼い頃から集団行動の苦手な私は、集団に属した時、喜んで「変人ポジション」を確保してきましたが、まさか乳癌まで、全体の5%しかない珍しい浸潤性小葉癌になって「変人ポジション」をキープするとは、恐れ入りました。

3.ねこ、風太ふりむく「浸潤性」とは、読んで字のごとく、容れ物から外に「浸みこんで(シミコンデ)、潤んで(ウルンデ)」いる性質の癌ということです。

私の場合は、乳房の中の「小葉」という「癌が発生した場所」から、外に癌が「浸み出して」いるのですが、その範囲が、乳房の中に納まっているのか、乳房の外に及んでいるのかが、「大問題」な訳です。

それによって、癌の進行を表す「ステージ」が異なりますし、「ステージ」が異なれば【生存率】も変動します。

看護師さんが「周囲の人にカミングアウトするの、ちょっと待った」と言ったのも、そのせいです。

私としても人に伝える時は、「乳癌でした。治療は〇〇と△△で、この場合の5年後生存率は××%です。」と、すっきり伝えたいと思います。

ステージが分からない段階で伝えて、「周囲の人が、私と一緒に悶々とする」時間を過ごすのは、精神衛生上、何としても避けたいところです。

3月5日にPET画像診断を受けて、3月12日に結果を聞くまで、再び「普通の日常」を女優になって演じる他ありません。

11.ねこ、風太きつねのしっぽその点私は、これまでの山あり谷あり谷底ありの人生経験を経て、見事な「ぽんぽこたぬき」に成長しているので、演じることは第二の天性のようなものであり、楽々演じられることが救いです(笑)

自分が乳癌だと知って「人生の再構築」を迫られた時、様々な感情が湧き出しましたが、感情とは別に、自分の「財政状態」もまた、頭から離れませんでした。

自慢ではありませんが、私は「ひつじ年の女」です。紙(紙幣)をむしゃむしゃ食べるのが大好物なのです。実家にパラサイトし、これまで働いてきた年数を思うと、貯蓄額の少なさに目まいを覚えます(涙)。

転移の可能性は不確定なものの、自分が癌であることは「確定」したので、これからの生活、特に経済的な生活を確認するため、すぐに「生命保険のおじさん」に連絡を入れました。

「生命保険のおじさん」は私と同年代です。保険に加入した時は、「保険のお兄さん」でしたが、今では「保険のおじさん」になっています。

「とにかく、会って話そう」ということになり、お互いのスケジュールを調整すると、会えるのはPET画像診断の前日、お互いの仕事終わり、になりました。

10.ねこ、風太ねむい「どこにする?」と相談した結果、「駅前の居酒屋」で、一杯飲みながら話を聞くことになりました。

とりあえずビールで乾杯。お互いに、片手にビールのジョッキを持ちながら、私の保険についての書面を広げ、説明を聞きました。

私の置かれている状況として、兄が10年前に「くも膜下出血で半身不随」、私自身は29才の原因不明の微熱で検査入院して以来、体調不良が続いています。

長年、「保険のおじさん」が勧めるままに、「保険貧乏」になるくらい手厚く保険に加入してあるのです。がん保険あり、女性の3大疾病の保険あり、年金あり、介護あり、です。

居酒屋に入る前は、翌日がPET画像診断だからとセーブして飲もう、と考えていましたが、「のん兵衛」のシラフの時の意志なんか、豆腐のようにやわやわです(笑)。

私と同じく、「保険のおじさん」もまた酒好きで、だから「居酒屋」で会っているのです(笑)

12.ねこ、風太驚く思えば、先月の初めに病院に向かった時から、ずっと張りつめて毎日を送っています。毎晩、家で晩酌をしていますが、「気晴らし」にはなりません。

『たまには外で飲まないと身体に悪い』と私が考えるのも「無理もない」ところだと思うのです。

生中を2杯くらい飲んだところで、「PET画像診断は明日の何時?」「10時」「検査前絶食は何時間?」「6時間」「じゃあ、終電まで、飲めるな」ということになり、終電を逃さない程度に、がんがん飲みました(笑)

とりあえず、酔っぱらう前に聞いた話だと、がん保険と手術の保険でまとまったお金が下りるようです。「保険貧乏」が報われた瞬間です。

「まとまったお金」を治療以外で無駄遣いをしないように、と注意を受けました。案外、保険のお金を散財してしまう人が多い、とのことでした。

「約束通り」終電に乗って帰宅しました。

明日はPET画像診断です。

 

次は

PET/CT画像診断検査を受診する (nya.12)

です。

にんじんの葉っぱ

霜で焼けたにんじんのはっぱ。

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