悩み事はきれいなものを見ながらする (nya.1482)

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友がみな われよりえらく 見ゆる日よ・・・ (2020年11月20日)

今日のブログは、分けもなく物悲しい気持ちになったり、どうしようもなく落ち込んで、脳内に陰陰滅滅(いんいんめつめつ)とした考えがこんこんと湧き出て手が付けようがない時、きれいなものを見ながら考えるといいよ、というススメです。

まぁ人間、思いっきり落ち込んで、思いっきり自分を憐れんで、思いっきり大泣きしたい時もある訳で、そういう時は、暗くした部屋を無音にするか大音量のロックを流すかして、とことん浸ればいいし、その方がデトックスが早かったりもするので、そのような場合はお好きにしてください。(笑)

でも、自分でもこの悶々として鬱々とした状態にうんざりなのに、どうしても浮上しないぞという時には、視覚でも聴覚でも、脳内ビジョンとは裏腹な美しくて穏やかなものに接しながら、ぐるぐるダークなことを考えることをおススメします。

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私は自分が「生来の楽天家」である幸運に、心から感謝しながら生きている人間ですが、それでも、どうしても、心がダークサイドに滑り落ちていくのを感じ、成すすべなく途方に暮れることもあります。

、、、当たり前ですよね、「人間だもの」。(笑)

そんな時に、いつもこの歌が頭を過ぎります。

友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ 石川啄木

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私は最近の「常にポジティブでいることが正しい」という風潮が嫌いで、そのような言葉を耳にすると「簡単に言うな」「馬鹿馬鹿しい」と怒りすら覚えるのです。

自分という人間の出来ることの少なさに失望し、次々とネガティブな思いが湧き出て止まず、七転八倒したことのない人間とは、絶対、友だちになれない自信があります。(笑)

落ち込む時はガッツリ落ち込んでこその人間です。

https://www.youtube.com/watch?v=2LRXlZtF7xc&t=8638s

ただ、それに費やす時間と頻度の管理は大切で、度を超すと「体に悪い」から程ほどにした方がいいよ、という「取り扱い注意」の代物です。

忙しく時間に追われて生活していると、強制的に気分転換出来るので救われたりするのですが、ポッカリ時間が出来てしまうと、一旦心の引き出しに強引にしまって沈静化していたソレが、またぞろ顔を出してくるのでたちが悪いです。(嘆息)

考えたくないのに考えてしまう、しかも、もう数え切れないほど繰り返し考えて、何回考えても同じことしか思い浮かばないのに、またぞろ考えてしまうのでやりきれません。

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自分がどうしても振り払えない過去の傷、自分の心のブロックが生み出す自己否定、そんなネガティブな感情は「明るく楽しく生きる」ために「手離した方がいいよ」という、親切な助言にもうんざりです。

こんな重いものを抱えたまま「手離さず」に生きていたいと思っている人がいるとでも???

誰だって、身軽に軽やかに生きたいと思って、願って、祈りながら生きているけれど、それが出来ないから涙がこぼれるのです。

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そんなこんなで奈落の底に穴を掘りつつ、七転び八起きしながら生きること52年が経過した今年の春、私はある「天啓」を得て、随分と楽になりました。

それは発想の転換。

重く苦しく痛く切ない想いを「手離したい」と願うことを「手離した」のです。

自分には生涯振り払うことのできない傷があり、そのために随分歪んでバランスが悪いけれど、それを抱えて生きてくんだと腹をくくりました。

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割れた陶器を金漆で繋いで器を再生する「金継ぎ」、割れる前よりもさらに美しいとそこに「美」を見出すのは、日本人特有の美意識だそうです。

日本人である私は、自分もまた「金継ぎ」の器であると、ごく自然に思うのです。

「割れる以前」に戻ることは不可能ですし、まるで「割れなかった」かのように復元する必要もありません。

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋

器が割れたことで偶然に生まれた断片の線が、美しい模様となるように。

花屋で売られている完璧に美しい花よりも、ふと足元で見つけた、虫に食われた葉を広げて小さな花を咲かすスミレの花が愛おしいように。

多くの人が見上げて称賛する公園の桜より、山に咲き、誰にも鑑賞されることのない山桜の大木が、見事に満開になり散っていくのを見て涙がこぼれるように。

私もまた「ブサカワ」な魂を抱えて生きていくのみです。(笑)

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋

「手離したい」と思っているのに「手離せない」から悲しみが生まれます。

「手離さない」と決め、癒えない傷から溢れ出る悲しみがあることを認めた上で、そこから派生する恐怖は幻なんだと自分に言い聞かせ、できるだけ根拠のない不安に振り回されない選択をするようにしよう、そう思うことにしました。

傷や歪みがあってもいい、それが私だし、そんな「ブサカワ」の自分が愛しい、でも大切な決断をする時に、トラウマに影響されていないかを用心深く検証するようにしよう、それが私の勇気だと思おう、そう決めました。

「それでいいのだ」天才バカボンのパパは良いこと言います。(笑)

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋

・・・で、今年の春にそんな「天啓」を得て、新しい自分に合った「価値観の置き換え」に延々と励む日々、古傷の埃をはたいて陰干しなどしていると、どうしてもフラッシュバックが起きて、陰陰滅滅(いんいんめつめつ)と過去の出来事をなぞる自分がいます。

そんな時、私を大いに助けてくれたのが、今日のブログタイトル「悩み事はきれいなものを見ながらする」であり、YouTube動画です。

夜に書いた手紙を朝になって読み返すと、あまりにセンチメンタルな文章で、思わずのけ反ることが多いように、考え事をするにも「環境」が大切です。(笑)

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋

「そんな時には思い切って時間を確保して、自然の中に身を置くといい」などという「親切な助言」は、これまた「ごもっとも」なことですが、庶民にそんな暇はない、そんな贅沢なこと「寝言は寝て言え」と思われる方に、YouTube動画鑑賞をおススメします。

私自身、これらのYouTube動画を見ながら何度も悶々としたのですが、穏やかできれいなものを見ながら、「やさぐれ続ける」のは難しいことを発見し、それ以来ヘビーユーザーになりました。(笑)

陰陰滅滅(いんいんめつめつ)としたことを考えるのを止めることは出来ませんが、比較的短時間で切り上げられます。

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋

ともあれ、「変人」を自任する私にとってのオススメが、「万人向け」とならないことは重々承知していますが、「悶々、鬱々」歴の長い私にとって、今現在も「悶々、鬱々」とされている方々の悲しみは他人事ではありません。

まぁ、3%くらいの方が共感されるなら重畳と思い、おススメすることにしました。合掌。

物は試し、です。

YouTube動画は0円なので、コスパもスグレモノです。(笑)

私の田舎の自然を写した写真も、YouTube動画の100万分の1くらい、お役に立てていたら嬉しいなと思いつつ、私的にヒットしたYouTube動画をご紹介した次第です。

(おしまい)

夜明けの山 秋
夜明けの山 秋
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悩み事はきれいなものを見ながらする (nya.1482)” に対して6件のコメントがあります。

  1. ハナ より:

    私も YouTubeより、はるかに、墨絵のようなふるゆらさんの夜明けの写真の美しさに驚きましたよ。
    東山魁夷の絵かと思いきや、、。
    なんと、寝室からの景色とは、いったいどんな土地にお住まいなのでしょう。

    さらに、金魚鉢と金継ぎの事を書かれた日の、蔦の葉、、、!
    何度も見たくなって、、、。
    (ラストの写真の青い水滴は)

    こんな風に、誰にも褒められることのない、儚い自然の美を創られた神様。
    万物を創造され、それらのあるがままを愛される、神様の深い眼差しがそこに注がれ、
    そのフィルター越しに見えるもろもろを、
    私たちは、ふるゆらさんという人を通して、シェアさせていただいているようで。

    毎日毎日、風太さんと風景の写真にふれていると、いつのまにか、同じような心で、身近な木や草や、生き物の姿を見ている自分に気づきます。その絶妙なつぶやきまでは、とうてい、ひとことも、うかばないけれど

    このブログを見る人は、たくさんおられるのに、コメントが少ないのは、どこか畏敬のような気持ちを言葉に出来ず、沈黙するのですよね、、、。
    軽やかで、それでいて深い、、、どんな言葉も追いつかない、と感じて。

    私はずうずうしくも、書いてしまっていますが。

    いっとき自分を離れる、という行為が必要な時、ありますね。
    でないと、不安や恐れ、怒りで、人を、自分を痛めてしまうから、、。
    そんな時、思い出して自然の音、風景のYouTube、見ることも覚えておきますね!

    最後に金魚鉢のこと
    まだ幼い少年なのですが、壊れかけた金魚鉢を抱えて歩いているような二人がいます。
    少し前、テレビで発達障害がしきりに取り上げられていましたが、出会った彼らは、とっても怖がりで、攻撃的。ちょっとでも、こちらの常識を押し付けようものなら、全身で拒否するし、できそうにないことには、ふれようとしない。とても頭が良いのに文字が書けない。読めない。本当は一人が嫌なのに、群れから外れる。
    金魚鉢を抱えた彼ら、、、と思うと、なんとかその心に触れることができそうに思えます。
    難しいけれど、彼らの金魚鉢はきっととても透き通っていて、壊れやすくて、その中の大事な金魚をすごく大事に守っているんだと、そんなこと思いながら、金魚鉢の話、読みました。

    ふるゆらさん
    暗闇を照らす小さな懐中電灯のようなこのブログが、
    遠くの宇宙のかなたからの、神様のまなざし、という光と一つになって、
    金継ぎの器でなくてはできない、味わい深いメッセージ、これからも届けてくださいね。

    傷ついた癒やし人の灯り

    そのともしび、永遠にありますように⭐️

    1. ふるゆら より:

      ハナさん、ありがとうございます。

      ハナさんのように、読んでくださっている方がおられると思うと、本当に心丈夫です。

      蔦の葉に一粒の青い玉、あれは山葡萄の蔦で山葡萄の実ですよ。

      宝石のような、涙のような、青空のような、とても貴重なもののように思えて、感激して激写しました。(笑)

      これからも「金継ぎ」なりにつぶやきますので、よろしくお願いいたします。

  2. sizu より:

    綺麗な、何ともいえない美しい夜明けの写真、、

    何時なのか、美しい…

    叙情的にゆっくり夜が明けるのですね

    こういう空は眺めたことがなかったです。

    1. ふるゆら より:

      ははは、sizuさん、絶景のYouTube動画より、私の写真の方をお褒めいただくとは、恐悦至極です。(笑)

      写真の夜明けの山は、自室の窓の正面に見える東の空と山です。

      この日は霧が出て、雲も山の低い所まで降りてきている上に、朝焼けもローズ色で絶品でしたので、自室前のベランダへ出てパチリ、です。

      私の趣味と合致した「良い所」に住んでいるなぁと、自画自賛しました。(笑)

      毎朝、夜明けを自室から眺める生活を続けていますが、大のお気に入りの暮らしです。

  3. takako より:

    ふるゆらさん、こんにちは。

    ふるゆらさんのブログは私にとって人生の教科書のようなものです。
    今回のふるゆらさんの教えも、これからの人生の指針になりそうです。
    いつもありがとうございます。

    さて、パワーストーン屋さんはまだやっておられますか。
    もしもやってらしたら、作っていただきたいと思いまして。
    以前、ブログのパワーストーン屋さんの箇所に記載されているふるゆらさんの個人メールにメールを送ったのですが、何度かエラーになってしまいました。
    それで大安吉日の今日、コメント欄からメールさせていただきました。
    ふるゆらさんも旅のお疲れもまだありますでしょうし、都合もおありだと思うので、無理でしたら遠慮なくお断りしてくださいね。

    1. ふるゆら より:

      takakoさん、ありがとうございます。

      人間生きていればいろんなことがありますが、どんなに自分の心の中に暴風雨が吹き荒れていても、地球は周り、四季は巡り、見逃すのがもったいないと思える美しい自然があります。

      何にも考えたくないのに考えてしまう人間には、自然が必要なんだと、いつも思うんですよ。(笑)

      パワーストーンブレスレットの件もありがとうございます。

      喜んで承ります。

      fufumi73huutahuuta@gmail.com

      からメールしましたので、よろしくお願いいたします。

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