乳癌の検査にむかう (nya.2)
まずは、病院選びです。 (2014年2月10日)
次の休日に行くと決めたものの、特に痛みや不自由があるわけでもなく、ブラのカップの数センチ上に「しわ」があるだけです。
休日は「朝寝坊」の習慣を持つ私は、のんきに10時頃に起きて活動を開始しました。ここでいう「活動」とは、起床後おもむろに『さて、どこの病院に行こうかな』と考えたわけです。
病院選びに迷うのには、「私の体調不良の歴史」が関係します。
「気は強いが身体は弱い」と言われる私は、29才で原因不明の微熱を発症、微熱は、数年続き、検査入院を含んで半年間、会社を休職をしました。
その後も微熱は続きましたが、「気にしないことにしよう」と決めて、水泳を始め、休職中に衰えた筋力を復活させて復職しました。
ただ、このことを機に、「体温調節が苦手」な身体になってしまったらしく、年々歳歳「クーラー病」がひどくなりました。
毎年5月になると職場のエアコンが冷気を吹き出しますが、エアコンの冷気を浴びると、水中を歩いているような身体の重さに悩まされるようになりました。
毎年5月になると「私が仕事を辞める時は、仕事に負けたからではなく、クーラーに敗れた時だ」と周囲に「遺言」を残していました。(笑)
この「遺言」は、45才の時に職場の異動があり、夏場の温度差が激しい業務に就いた時、半ば現実のものとなりました。
炎天下の夏の外回り、熱中症を避けるためには車のクーラー「強」の冷気を浴びるしかない生活を続けた私は、「めまい」を発症。退職は免れたものの、二度目の休職となりました。
このように私は、「常に何かしら体調不良を抱える」という歴史を持ち、病院に行きまくった結果、職場のある県庁所在地の、主だった病院の診察カードをすべて持っているのです。
「診察券コレクター」ですね。
こうなると、選択肢がありすぎて悩ましいのでした(笑)
今回の病院選びの条件は、婦人科の中に乳腺外科のような「乳房」の専門外来がある病院で、今(10時過ぎ)から田舎の自宅を出て、車で行って、約1時間後に受付に間に合う病院です。
大学病院や日赤病院は車で行きにくい場所にあるので却下。等距離だけど、車で行きやすい今の●●病院に「間に合いますか?」と問い合わせたところ、OKだったので向かいました。
今もその●●病院に通っていることを思うと、これぞ「運命の選択」でした。
次は
です。