【乳癌ステージ4】な私の2度目のPET画像診断で劇的な好転 (nya.85)

ねこ、風太 足舐め

はぁ、どっこらしょ

「転移無数」から「4カ所」に激減、・・・こんなのあり? (2015年7月)

宮崎駿監督の『ハウルの動く城』を観たことがありますか?

ハウルは「魔法使い」ですが、その「ハウルの動く城」の玄関のドアノブは、赤、青、緑、黒に色分けされた時計のようなメモリと連動していて、それぞれの色に合わせた角度でドアを開けると、それぞれ別の場所に通じているという魔法のドアです。

作中では、それぞれの色が【首都キングズベリー(赤)・港町ポートヘイブン(青)・ソフィーの町の近くの丘陵(緑)・戦場(黒)】に繋がっています。

同じドアを通じた外には、「社会生活」「人の暮らし」「大自然」「戦場」があり、全てがハウルの動く城と、ドア1枚を隔てただけで「直結して存在している」という設定です。

私はこのアイディアが大好きで、人の心をよく表していると感心しました。

このアイディアを拝借して、自分の「行きたい場所」を思い浮かべた後、目を閉じて心の中に「ドアノブ」を作り、ガチャガチャと角度を合わせてドアを開けて、一歩踏み出せば「そこ」にいる想像をして「現実逃避」を楽しんでいます。(笑)

ねこ、風太ミニ6前置きが長くなりましたが、「2回目のPET画像診断の結果」を聞いた時の私の心境が、まさに『ハウルの動く城』のドアから出た時の感じだったので、まずは、どんな「ドア」なのか説明してしまいました。

 

前回2014年3月に受けたPET画像診断の結果は、私の人生を根底から覆すものでした。

2014年2月に「浸潤性小葉癌」と癌告知を受けた時も、大きな衝撃を受けましたが、その後のPET画像診断で、自分が「骨転移無数、リンパ節転移無数の末期癌」であることを知った時は、本当に驚きました。

一般論として「人は必ずいつか死ぬ」と思って生きてきましたが、末期がんの私の場合は「近い将来必ず死ぬ」のだと理解した瞬間、これまでの自分に決別し、新しく「人生を丁寧に生きる」自分になりました。

当初、末期がんの私は、「坂道を転がり落ちる」ように病状が悪化するのだとばかり思って覚悟をしていましたが、現実には、思いがけず「穏やかな」日常を送ることを赦され、そのことを「驚き」「感謝」して毎日を過ごし、2015年7月まで生きてきました。

neko,huutaミニ3私自身の「感触」は、体調も良く、腫瘍マーカーも基準値を下回ったまま推移しているのだから、先月(2015年6月)のPET画像診断の結果は、「前回(2014年3月)のPET画像診断の結果より悪化することなく、現状維持が出来ているのではないか」と半ば確信していました。

2014年3月時点の体調が維持されるなら、私はこれまで通り「普通の生活」が送れるということです。

私が望んでいることは「穏やかな暮らしを丁寧に生きること」だけですので、「現状維持」が出来ていれば、私の「望みは叶う」のです。

もちろん、「改善」されていれば、それに越したことはありませんが、「高望みをして落胆する」ことが恐ろしく、結果を聞く前に「現状維持なら喜ぼう」と心に決めて「結果発表」に臨みました。

診察室に呼ばれ、私のPET画像診断を映し出したモニターの横に座る医者の前に座り、自分のPET画像を見ました。

ここまでは、前回と全く同じです。

前回はこの後、癌の転移が無数に散らばる「真っ黒」な画像と対面したのです。

今回の画像も、前回と同様「真っ黒」かもしれませんが、「増えてなきゃいい」と思い、画像を見つめました。

「・・・・・・・・・・・・・・・白い?」

これが第一印象です。

前回のPET画像を見た瞬間の印象が「真っ黒」でしたので、「なんで今回の画像は白いんだろう、撮影方法が違うのかな」と思いました。

診察が始まりました。

医者「ホルモン療法の薬が良く効いて、癌の転移が縮小しています。」

私 「はぁ」

医者「先月のPET画像診断の結果、右鎖骨のこの箇所と、あと、これとこれを除いて癌が見えなくなっています。」

私 (・・・っていうことは、本当にこの「白い画像」が私で間違いないんだ。)

医者「大変経過がいいので、このままの治療を続けます。以上です。」

私 「ありがとうございました。この画像のプリントアウトをいただけますか?」

医者「分かりました」

診察室から退場しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・びっくりした。

ねこ、風太ミニ7しばらく理解が追い付かず、頭の中はフリーズ、「????????????????????????????」何度も何度も、さっき見た「画像の白さ」の意味と医者の発言を重ねて自問しました。

 

病院を出て、「画像」のプリントアウトとPET画像診断の「診断書」を持ってファミレスに入りました。

ここはひとまず落ち着いて、お腹をいっぱいにしてから、もう一度考えようと思ったのです。(笑)

オーダーをして料理が来るまでの間、辛抱できずに書類を取り出し「まじまじ」と見ました。

PET画像診断の「診断書」には、所見として

・左乳癌加療中

・左乳癌や多発リンパ節転移へのFDG集積は消失しています。

・多骨転移への集積も著明に低下しているが一部に残存しています。

・その他、転移や悪性腫瘍を疑う異常集積はありません。

・吸収補正用肺CTでは明らかな肺転移は見られません。

と書かれています。

今度は「画像」をまじまじ見ました。

癌の転移で上から下まで真っ黒だった背骨が真っ白なのにも驚きますが、放射線治療を要するほど「大きく転移していた」左大腿骨も真っ白、さらには「原発」の左乳房の乳癌まで消えていることに心底驚きました。

「こんなことって、あり?」「何度見ても・・・・・白い」

食事をしている間に、「驚き」が消化され「喜び」に変わりました。

例によって、医者は全然喜んでなかったけど、「骨転移無数、リンパ節転移無数だったのが、一気に4カ所に減ったなんて、すごいことが起こったんだ」と実感がわいてきました。

ここで、ブログの冒頭の『ハウルの動く城』の「魔法のドア」です。(笑)

私は今日、PET画像診断の結果を聞くと(ドアを開けると)

雲と海

こんな風景の場所に行くつもりでいたのです。

厚い雲に覆われて、厳しいけれど美しい場所。

このまま、この場所で生きられるなら幸せだと思っていました。

ところが、実際にPET画像診断の結果を聞くと(ドアを開けてみると)、

草原と空こんな場所に出ていたのですから、そりゃあ、驚きます。

曇天を予想していたのに、日差しを受けていることに気付いた私は、母親や友人に「びっくり、でも、いいお知らせ」メールを送りました。

母親は「今まで生きてきた中で一番嬉しい」と喜んでくれましたし、友人もすごく喜んでくれました。

病院の後には、毎回鍼(はり)の治療に行くことにしていますので、鍼(はり)の先生には直に伝えました。

多分、私が「能天気に」お世話になっていたのと「ウラハラ」に、鍼(はり)の先生は、そんな私の治療をしていることに「責任」を感じておられたのだと思います。本当にほっとされていました。合掌。

今日の診断結果を受けて、果たして私はこの先どうなるのか、「腑に落ちる」ほど理解はできてはいませんが、「私が生きることを喜ぶ人がいる幸せ」に感謝、「天地人」すべての恵に感謝します。

 

虹

次は

【乳癌ステージ4】な私 癌転移無数が4つに激減した不思議 (nya.86)

です。

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【乳癌ステージ4】な私の2度目のPET画像診断で劇的な好転 (nya.85)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. そら より:

    ふるゆらさん
    あたたかいお言葉ありがとうございます。

    きっと、風太くんと、美味しいお野菜(羨ましい)、自然の良い環境
    などの免疫力アップ相乗効果で、良い結果が出てるんですね。

    風太くんの「おもしろいか?これ」の手足が可愛いすぎてたまりませ~ん。

    私も、なるべく楽しみを見つけていこうと思います。

    1. ふるゆら より:

      「そら」さん、お互いゆるゆるがんばりましょう。
      「腸きれい」「血液さらさら」「身体ぽかぽか」「心ゆるゆる」ですよ。

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