「わらび摘み」狂想曲① (nya.168)

ねこ、風太 お出かけ

春になったし、わしも出掛けるわ。

蕨(わらび)が萌え出ると、女は「燃える」のです(笑)・・・・ (2017年4月)

春になると山に出掛けて「蕨(わらび)を摘む」のは、田舎の「常識」です。

自身が「蕨(わらび)摘み」に行かなくても、ご近所さんの誰かが必ず行くので、その時期が来れば食卓に蕨(わらび)が出現し、「ああ、そんな時期ですか」と思いながらいただきます。

長らく我が家の「蕨(わらび)摘み」は、私の母親=「すみればあば」の楽しみであり職分でした。

私が仕事から帰宅すると、「すみればあば」は晩御飯を作ります。

「いやいや、適当に食べるのでおかまいなく」と言っても、聞きません。(嘆息)

例の「出来の悪い子どもほどかわいい」という、ありがたぁ~い母性の導きにより、「私が栄養価の高いものを食べさせなければ、娘は栄養失調になる」と信じているので、これは「譲れない」ラインのようです。(笑)

さらに私が「晩酌する人間特有」のダラダラした夕飯を過ごしている時間は、「すみればあば」にとって、溜まった愚痴を思う存分「吐き出せる」貴重な時間であり、その意味でも「譲れない」ため、私がいくらご遠慮申し上げても無駄なのです。(笑)

ねこ、風太 なに?

そしてそんな春の夕飯時には、「すみればあば」が「蕨(わらび)摘みに行ってきた」と言いながら、今年の蕨(わらび)の出来やら蕨(わらび)摘みの顛末やらを話しながら、食卓に蕨(わらび)が一品出されるのです。

通常、我が家の蕨(わらび)料理は、「蕨(わらび)の卵とじ」が定番だったのですが、ある時から「蕨(わらび)の刺身」が加わりました。

以前にもご紹介しましたが、田舎の年寄りにとって蕨(わらび)摘みは、「松茸」と同じように「秘密の狩場」を巡って様々な駆け引きが存在する「情熱の対象」です。(笑)(参照:お花見をあきらめて「蕨(わらび)摘み」に行くの巻 (nya.101)

どうやらある時「秘密を共有する」仲間の年寄りから、蕨(わらび)の食べ方として「蕨(わらび)の刺身」なるものを紹介されたようです。

「蕨(わらび)の刺身」とは蕨(わらび)を生で食べるという意味ではなく(笑)、灰汁抜きした蕨(わらび)をよく洗って5cmくらいに切り、鰹節を乗せてポン酢で食べるという、至ってシンプルなものですが、それまでの「卵とじ」とは別次元に美味しく、目から鱗が落ちまくり、蕨(わらび)の美味しさを再認識させるものでした。

しかしシンプルな料理ゆえに「新鮮さ」が勝負の分かれ目ですので、何年も「我が家だけで」楽しんできました。

それが一昨年、私の友人に何気に蕨(わらび)の「お裾分け」をし、その友人がたいそう「のん兵衛」だったことから、「蕨(わらび)の刺身」にしたら「酒のあて」にイケルよ、と言い添えたことから【蕨(わらび)狂想曲】は始まったのです。

ねこ、風太おすまし「蕨(わらび)の刺身」をいたく気に入った友人が、その年に自力で蕨(わらび)をGETしようと山に出掛けて撃沈、蕨(わらび)摘みの奥深さを知って(笑)、翌年の春「すみればあば」の「秘密の狩場」に同行し狩りまくりました。

実は、その友人は「潮干狩り」でも燃えまくる「生まれながらの狩猟本能旺盛なハンター」だったのです。(笑)

そして今年の2月。

例の「牡蛎パ」(参照:「牡蛎パ」をして「また来年」と言う私 (nya.127))にも参加した友人は、今年の蕨(わらび)シーズンにも必ず「蕨(わらび)摘み」に行く気満々で、「すみればあば」にハンティングの予約を入れていました。(笑)

その場に居合わせた別の友人も「私も行く」と参加を表明し、友人2人の予定が合う日に「蕨(わらび)摘み」に行くことが早々に決定したのです。(嘆息)

私自身は、そんな友人2人の「燃え上がる熱意」に乗せられて「んじゃぁ、そーするか」と「2人の予定に合わせて」4月の休みを取ることにしました。

そして4月になり、いつまでも気温が上がらず「寒い」日が続きました。

このままでは蕨(わらび)の芽吹きも遅くなるに違いないと、随分気を揉みました。

それでも「Xデー」が近づくと、ようやく気温も上がり桜も咲き始め「これなら」と安心したものの、「Xデー」の当日を含む前後3日間、天気予報は「雨、雨、雨」(涙)

「蕨(わらび)摘みと雨」はデンジャラスな取り合わせです。

 

今さらながら「蕨(わらび)」とは、

Adelaarsvaren plant Pteridium aquilinum.jpg

ワラビ(蕨、学名:Pteridium aquilinum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。

から初夏にまだ葉の開いてない若(葉)を採取しスプラウトとして食用にするほか、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として利用する。ただし、毒性があるため生のままでは食用にできない。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われる。

茎は地下を横に這い、よく伸びる。葉はには枯れ、に新芽が出る。成長すると0.5 – 1m くらいの背丈になる。葉は羽状複葉で、小葉にはつやがなく、全体に黄緑色で、やや硬い。

森林内に出ることは少なく、火事、植林地などの攪乱(かくらん)されて生じた日当たりの良い場所に出現する。山腹の畑地周辺などにもよく出て、大きな集団を作る。

ウィキペディアから引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%A9%E3%83%93

蕨(わらび)とは、「山腹の畑地周辺などにもよく出て、大きな集団を作る」のです。

「すみればあば」の「秘密の狩場」は、以前ブドウ畑で、今は放棄されている場所なのです。

ブドウ畑とは、ブドウの日当りを考えて急斜面に作られるものなのです・・・・・。

雨の日の「山腹の急斜面」を、そして草をかき分けながら蕨(わらび)を探す様子を想像してください。

間違いなくデンジャラスです。(涙)

「こりゃ、当日雨なら中止かな」と思っていると、そんな私の弱気を見越した友人から『カッパを来てでも行きたいんですけど!!』という決意表明のメールが届きました。(笑)

いざとなれば「蕨(わらび)の狩場」に友人を連れて行って放牧し、私自身は「雨に濡れないように車で待機もアリか」と考えて、友人には「OK」の返信をしました。

どうですか?「蕨(わらび)摘み」という雅な語感、春の行事として想像していた牧歌的な穏やかさはどこにもありません。(笑)

狩猟本能という人間の心の奥深くに存在する強烈な「衝動」は、これほど人を駆り立てるのです。(笑)

【蕨(わらび)摘み狂想曲】の序奏はこうして始まりました。

「雨天決行、Why not?

【蕨(わらび)摘み狂想曲】はこれからさらに「主題」に進みます。

長くなりました。(嘆息)

明日につづきます。合掌。

蕨(わらび)狩場

蕨(わらび)狩場

次は

です。

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「わらび摘み」狂想曲① (nya.168)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. Yoshiko-san より:

    さすがハンター、命懸けですね!
    白い長靴、よくお似合いで…(笑)

    光合成(お昼寝)付はリベンジ予定有りですか?

    1. ふるゆら より:

      コメントありがとうございます。

      【光合成(お昼寝)付はリベンジ予定有りですか?】

      この意味がよく分からないのですが、蕨(わらび)摘みに参加したい、ということでしょうか?(笑)

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