ハウステンボス「九州一 花火大会」珍道中⑤ 3日目は大雨でした (nya.115)

ねこ、風太 えっっ

なぬ、これが土産ってふざけんな。

誰の「日頃の行い」なのか!!大雨が降りだす(涙) (2016年9月)

私の「盛大な花火大会が見たい」という「ささやかな」願いから始まった『ハウステンボス「九州一 花火大会」』2泊3日の旅も、今日でグランドフィナーレです。パチパチパチ。

旅行のメンバーが「後期高齢者の母、左半身不随、高次脳機能障害で車いす生活の兄、【乳癌ステージ4】の私、福祉関係の仕事を持つ私の友人」である以上、役割分担は、私と私の友人が「介護する方」で、母親と兄が「介護される方」となることは、自然の理です。(涙)

兄の参加が決定した時から覚悟はしていましたが、「わらしべ長者式」に膨れ上がっていく「珍道中」に大わらわで、自分が【乳癌ステージ4】であることを忘れて全力疾走したら・・・。(涙)

よく考えなくても、普段の私は、自分が【乳癌ステージ4】であることを意識して「疲れ果てる」ことのないようセーブして生活しているのです。

そんな私が「全力疾走3日目」ともなれば、ウルトラマンの胸のボタンは点滅し、M78星雲に帰りたくて仕方ありません。(笑)

が、しかしそこは「昭和な体育会系」の私です、10の目盛りで10までやり切る「根性」があります。(涙)

ねこ、風太仕事中今日のミッションは、

1.午前中、ハウステンボス内を観光する

2.ハウステンボス内でお土産と昼食を仕込みハウステンボス駅に向かう

3.特急と新幹線を乗り継ぎ、新幹線に兄を残し「バイバイ」と別れて帰宅する

です。

雨は、1.~2.の間に降り始めました。(涙)

「9月に花火大会、暑くなくていいじゃないか」と諸手を上げて喜んだ私ですが、「9月=台風シーズン」は、日本のお約束ですね。(涙)

最初は、花火大会当日に台風が直撃するのではないかと、ずいぶん気を揉みましたが、台風が足踏みしてくれたお陰で、前夜の花火大会は無事に開催されました。

だから、この日、雨が降っても本望なのです。

「よく、足踏んでくださった」と台風に感謝の気持ち一杯です。

ねこ、風太ふりむく朝は、「各々の薬を飲む」ことからスタートです。

花火大会が終わり、普通にハウステンボス巡回バスが運行していますので、まずそれに「電動車いす」の兄を乗せ、ハウステンボス入口まで行き、コインロッカーに荷物を預けて「観光」の段取りです。

「ツアコン」の私は事前に確認していますが、ホテルのカウンターで、「念のため」巡回バスに「電動車いす」を乗せてもらえるか確認して欲しいと頼みました。

しばらくすると「普段は大丈夫なんですけど、今日のバスはステップがあって、無理だそうです。・・・・・。」と言われました。

「ええと、・・・・・また徒歩40分?」(涙)

その瞬間、瞳孔が開いた私と、ホテルの受付の女性は5秒ほど無言で見つめ合いました。(涙)

たぶん、私の「絶望の深さ」が伝わったのでしょう(笑)、結局、ホテルの車で送ってくださいました。合掌。

「ハウステンボス観光」のメインは、歩かなくていい「運河を船で周遊」です。

こちらは、スムースに乗せてくださいました。

ハウステンボス

運河を巡って1周すると、満足した兄が、「もう疲れたから、一服して(タバコです)お土産を買う」と言います。

そこで「私たちはもう少し散策してからここに戻って来るので、買い物が済んでも外に出ず、この入り口で待っていて」と、兄をお土産屋さん横の喫煙所で「野放しに」しました。

その後、母親にワインを飲ませたり、昼食の「佐世保バーガー」をテイクアウトしていると、みるみる大雨が降り始めました。

「もう帰るだけだから、良かった」と互いを慰めながら、兄の待つお土産物屋さんに行くと、入口に・・・兄がいません。(涙)

「入口」違いで、別の「入口」と勘違いしたのかと思い、兄の携帯を鳴らしながら探しましたが、兄の姿はなく、携帯にも出ません。

「がぁぁぁぁぁん、野放しにしたのが失敗だったか」と思いましたが、帰りの特急の時間が迫り、半泣きで手当たり次第に走り、探しまくりました。

10分後、「言われた通り、ずっと、入口にいましたっ!!」と言い張る兄を発見。

「嘘つけ、こるらぁ!!」と締め上げたいのはヤマヤマですが、問い詰めている時間の余裕がありません。

雨は本降り、ずぶ濡れのままハウステンボス駅まで、10分ほど歩くのです。

ねこ、風太ねぼけ特急の出発にはまだ余裕がありますが、昨日、ハウステンボス駅で、駅員さんに帰りの特急を確認され、「出発30分前には来てくださいね」と念押しされています。(涙)

 

さらに30分の余裕を見てハウステンボス駅に着くつもりが、「兄の捜索」でつまずきました。

残暑厳しい9月、しかも熱帯低気圧の温かい雨とはいえ、これ以上兄を濡れさすわけにはいきません。

私の用意していた傘は、バッゲイジの下に潜り込んでいるので諦め、着ていたパーカーを兄の頭に被せ、母親は、私の友人が傘を差し掛けてハウステンボスを後にしました。

もちろん、私と友人は、それぞれ大きなキャリーバックを引っ張っています。(涙)

特急に乗ってから思い出したのですが、「用意周到な」私は、兄用に準備したカッパをキャリーバッグの外側のポケットに入れていたのでした。(笑)

ともあれ、帰りの特急に無事に乗れました。

あとは電車が私たちを運んでくれます。(万歳)

ここで、神さまが微笑みました。

昨日とは打って変わって、帰りの特急はガラガラ、「おばさん」の私は、迷うことなく、そそくさと乾いた服に「総取っ替え」しました。(笑)

ねこ、風太 なに?雨に濡れた「佐世保バーガー」を食べる頃には人心地付き、ワインを仕込んだ母親は眠りこけ、ますますひどくなる雨の中、確実に我が家に近付いていきます。

兄を残して新幹線を降りる前に、兄に「遅まきながら」カッパを車いすの後ろのポケットに入れたことを伝え(笑)、「車内販売で買った」夕飯の寿司折を持たせて、兄と別れました。

兄から「無事マンションに着いた」とメールが来たのは、私たち母娘が家に着いた1時間後です。

「・・・終わった」「もう、2度と無理!!」「疲れた・・・」と気が済むまで「寝ている風太」に愚痴って、私の「珍道中」が本当に終わりました。

落ち着いて、美しい花火のことを思い出すまでに「1週間」はかかりました。(笑)

(完)

ハウステンボス

次は

自律神経が壊れた私の「気象病」頭痛  (nya.116)

です。

 

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ハウステンボス「九州一 花火大会」珍道中⑤ 3日目は大雨でした (nya.115)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. どんぐり より:

    こんばんは。どんぐりです。ハウステンボス編、とても楽しく読ませて頂きました。何ともスリリングで・・・(笑)わたくしどんぐりは昨日石垣島より帰還いたしました。最後になるかも??知れないシュノーケリングを楽しんできました。胸骨に多分ヒビが入ったか?って感じですが体中の痛みの原因が骨転移って分かっただけでも安心?なので頑張ってきました!3月初めに内臓への転移のCT検査をしてその後、ゾメタかランマークを打つって事になったのですが
    新しい主治医にどっちにするか考えて来てって言われ薬価まで計算してくれたのですがはて、まだ決めかねてます。判断基準は何なんでしょうね~?金額かなり違うんだけど~~。以前の総合病院に戻されて治療が始まるのですが新しい主治医に栄養ドリンク飲んでく?みたいに今日これからゾメタorランマーク打ってく?って軽く言われ次回まで考えてきますって帰って来ました。。

    1. ふるゆら より:

      「どんぐり」さん、お帰りなさい。

      石垣島でシュノーケリング♡

      う、うらやましい。

      明るい空と明るい海に身を置くのは、どんな薬よりも心と身体を健康にしてくれると思うので、「どんぐり」さん自身のためにも「いいこと」しましたね。

      実は私も、兄を「プーケットのダイビング旅行」に連れて行った翌年、石垣島にも兄と母親を連れてダイビング旅行に行ったんですよ。

      なんだか「ご縁」がありますね。(笑)

      もう、10年くらい前ですが、1日は「兄のためのダイビング」、1日は母親のための「竹富島観光」。

      「どんぐり」さんの石垣島のお話で「懐かしく」思い出しました。

      竹富島の白砂の道に沈む「重い兄の車いす」を押しながら、あまりに美しい南の島の風景と、余りにも過酷な「重労働」で、あの時も『このままあの世に入ってしまいそう』『しゃれにならんわ』と大笑いしたのでした。(涙)

      ゾメタかランマークの件は、難題ですね。

      私はゾメタしか「勧められなかった」ので、迷いませんでしたが。(笑)

      体中が痛むと、痛み以上に「精神体力」が削られるのが辛いですよね。

      薬が効いて、痛みが治まって「一息」つけるといいなぁ、とお祈りしています。

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