「わらび摘み」狂想曲③(nya.170)

ねこ、風太 背中

うわっっ、家中女だらけじゃ、わし出掛けるわ。バイバイ。

昔から女は「こうして」生きてきたんだと思う1日でした。 (2017年4月)

ようやく迎えた「Xデー」、蕨(わらび)摘み当日も「願ったり叶ったり」のうす曇りでした。

我が家は県庁所在地から車で約1時間、最寄りの交通機関は5km先のJRという立地です。

蕨(わらび)摘みに参加する友人3人は、おのおの車で我が家に到着しました。

安心してください。無駄に広い敷地、車を停める場所がいっぱいあるんですよ。(笑)

「蕨(わらび)摘み」という目的のために集まった友人はほぼ初対面ですが、「アラフィフかつ共通の目的を持つ」最強のメンバーです。

1=同期入社の生まれながらのハンター、2=いつも旅行に一緒にいく福祉関係者、3=中学時代の友人でかさ地蔵

むむむ、ほんとに共通点が「0」ですね。(笑)

出発前に、「すみればあば」から

「汗ふきタオル」「持った」

「お茶」「持った」

「手袋、帽子」「持った」

「長靴」「OK」

と、76才からアラフィフの【娘たち】に、遠足前の「点検」を受けて出発です。(笑)

田舎、4月

田舎、4月

↑↑↑↑↑こんな風景の田舎道を走ること20分、↓↓↓↓↓こんな場所に到着です。(笑)

蕨(わらび)摘み

蕨(わらび)摘み

写真で茶色に見えるのが、前年に芽吹いた「山草」の枯れ葉です。

Adelaarsvaren plant Pteridium aquilinum.jpg☜これが、蕨(わらび)として芽吹いた後、成長した「シダ=山草」で、その枯れ葉が一面に斜面を覆っているということは、ここが「宝の山」であることを示しています。

枯れ葉の下には蕨(わらび)の根があり、そこから蕨(わらび)が「たくさん」芽吹くので、「秘密の狩場」として、箝口令が引かれているのは「そのため」です。

都会の住人の方からすれば「みすぼらしい放棄地」に見えると思いますが、田舎の住人はこのような場所を見つけると「★❤★❤★❤★❤★❤★❤★❤★❤★❤★❤」と心ときめきます。(笑)

都会では「ボルダリング」が人気のスポーツらしいと風の便りで聞いたことがありますが、田舎者は、蕨(わらび)摘みで「ボルダリング」が楽しめます。(しかも無料)

ほぼ「ボルダリング」の要領で山に分け入ると、まずは「目」が【蕨(わらび)目】になるのを待ちます。

これは人間もまた「動物」なんだと感じる瞬間です。

山に分け入ったすぐは「何もかも茶色」にしか見えなかったものが、3分もすれば、わずかな色の濃淡や陰影を見分けるようになり、「何もかも茶色」の中から芽吹く蕨(わらび)が「見えるようになる」のです。

これを【蕨(わらび)目】と言います。(笑)(命名は私ですから一般的用語ではありません。)

そして・・・・・。

蕨(わらび)

蕨(わらび)

↑↑↑↑↑このような「胸キュン」な光景に出会い、喜びのあまり失神しそうになります。(笑)

「●△%□☆◎▽□★〇▲%□☆彡●△%□☆◎▽%□★〇▲%□☆彡」

目の前に次々と「現れてくる」蕨(わらび)をポキポキと手折りながら、蕨(わらび)に導かれるまま急斜面を上ったり下りたりして「忘我の時間」を楽しみます。

5分もすると汗が滴り落ちます。みな、無口です。(笑)

ふと我に返って気づくと1時間ほど経過しています。

そーでした。私は昨日の「下見」に続いて2日連続の蕨(わらび)摘み、今日も適当なところで切り上げて体力を温存しようと思っていたのでした。

ここら辺りで「健康な人たち」も水分補給をした方がいいタイミングです。

「水分補給ぅぅぅぅぅ」と散らばったメンバーに号令をかけて、ペットボトルを友人めがけて投げ入れます。

メンバーの「狩猟本能の炎」が鎮まったのはさらに1時間後のことでした。(笑)

母親と「秘密の狩場」を共有する年寄りが、ここのところの雨で近付いていないという「僥倖」に恵まれたため、「罰当たりなほど」の【豊漁】でした。

前日「すみればあば」と私が2人で1時間ほどの収穫が↓↓↓↓↓のところを、「Xデー」の今日は5人がかりで2時間です。「取れ高」はご想像にお任せします。(笑)

蕨(わらび)

蕨(わらび)

万葉集の冒頭におかれ雄略天皇の歌とされている若草を摘む乙女の歌や、 百人一首の「君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ」(光仁天皇)をご存知でしょうか?

昔から、寒い冬が終わり春になって芽吹いてくるものは「命そのもの」に感じられるのです。

人が何も手を加えなくても自然が食べ物を与えてくれるとは、なんと恵まれていることでしょう。

穏やかで、豊かな土地に生まれた幸運に心から感謝します。

蕨(わらび)

蕨(わらび)

さてさて、【豊漁】に沸いた蕨(わらび)摘みですが、「摘んで終わり」ではありません。

出来るだけ素早く「灰汁(あく)抜き」をします。

が、今日は「女手」が5人もあるので楽勝です。

我が家では灰汁(あく)抜きは、「金バケツ」でするのですが、あまりの【豊漁】でバケツが足りません。

私の他のメンバーが、蕨(わらび)の長さを揃えたり、お湯を沸かしたり、藁を焼いて灰を作ったりしている間に、私は「バケツ調達」に出掛けました。(笑)

採れた蕨(わらび)を中央に、女たちは車座になってワイワイガヤガヤ他愛もないことを話しながら、手際よく準備を進めます。

「おおお、これぞ古来からの女の仕事」

狩猟採集で暮らしていたはるか昔から、女たちは「こうして」食べるものを整えてきたのです。

蕨(わらび)灰汁(あく)抜き前

蕨(わらび)灰汁(あく)抜き前

すべての「作業」を終えたのは午後2時。(手順は、明日「すみればあばのふるさと便 田舎の食卓」で詳しく解説します。おたのしみに❤)

みんなで遅い昼食をいただきました。

THE田舎の食卓

THE田舎の食卓

(前日に準備した)蕨(わらび)の刺身と山菜おこわと漬物です。この後「みそ汁」と「ビール」が加わりました。鉄板ですね。(笑)

山菜おこわは「すみればあば」の看板メニューです。

朝6時に起床して「2升ほど」作っておられました。合掌。

昼食を終えてダラダラしていると、程よく「灰汁(あく)抜き」が完了し、水洗いして皆が持ち帰りました。

そして、気付きました。

私の予想としては、2日連続で蕨(わらび)摘みをこなしたのですから「疲労困憊」した自分を発見する予定でしたが、思いのほか身体が楽なのです。

【乳癌ステージ4】と分かった2014年3月、骨転移無数、リンパ節転移無数だったものが、2015年7月、骨転移4か所に激減しました。

それまで全身に散らばっていた癌が縮小したことで、悩まされていた「背中の痛み」が随分楽になりましたが、身体そのものも癌という阻害要因が縮小したことで「体力を回復」することができているのかもしれない、と思いました。

劇的な変化はありませんが、2014年3月の【乳癌ステージ4】発見時にどん底だった体力が、少しずつ少しずつ、上向いてきていることが「2日連続蕨(わらび)摘み」で実感できました。

これもまた「春の恵み」ですね。(笑)

帰って行く友人に「また、来年」と声を掛け手を振りました。

いろんな意味で「うれしい」春の1日となりました。合掌。

【2017「わらび摘み」狂想曲】は、こうしてエンディングを迎えました。

来年が楽しみです。(笑)

 

追伸、蕨(わらび)摘みに行った2日とも、念入りにストレッチをしましたので、筋肉痛もほぼ「0」でした。オススメは、

①仰向けに寝て、膝を立て、足を組みます。足を組んだまま、下になっている方の膝を両手で胸に引寄せると、お尻の外側の筋肉が「イタ気持ちいい」です。「イタ気持ちいい」場所でストップして10カウント。膝を左右にずらすことで「イタ気持ちいい」ポイントが変わります。足を組み替えて両方します。

②仰向けに寝て、つま先を床に平行になるまで伸ばします。10カウント。つま先を床と垂直になるように立てます。10カウント。これを「もうたくさん」と思うまで繰り返します。(このストレッチは『エコノミークラス症候群』予防で推奨されている足首ストレッチです。足首というよりふくらはぎに効きます。足がだるい時にやると、びっくりするくらい楽になりますよ。「ふくらはぎは第二の心臓」は本当です。)

 

山つつじ

山つつじ

次は

です。

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「わらび摘み」狂想曲③(nya.170)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. ともろー より:

    風太さんの後ろ姿も素敵ですよー。
    わらびは苦手なんですが写真の漬物がものすごくおいしそうなんですが!漬物大好きです!
    わらび積みお疲れさまでーす。

    1. ふるゆら より:

      ああ、「ともろー」さんに採れたて蕨(わらび)のお裾分けがしたいです。(笑)

      蕨(わらび)の刺身は、それまで「蕨(わらび)そんなに好きじゃない」という人も「うまい!!」と転身する逸品です。(笑)

      男らしい風太は、「女が騒がしい」のが苦手なのでこの日一日、本当にお出かけしてました。(笑)

      途中で一度見かけたので呼んでも、嫌そうな視線を私たちを見て、背中を向けて去っていきました。(笑)

      「女が3人寄れば姦しい(かしましい)」ので、無理もないと思います。(笑)

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