分子標的薬アフィニトール(+エキセメスタン)登場 9月 (nya.3443)

私の座右の銘は「人生はサバイブだ」ですが、、、。(2024年9月)

 

さてさて、幸か不幸かまとまった時間と心の余裕ができたので、このブログ『にゅうがん4な私と風太(日本猫)のららら田舎生活』が、「とあるがん患者の治療の経過報告の場」であったことを思い出してしまいました。(苦笑)

ついでに、、、困ったことに、、、体調不良の荒波の連続で遭難しそうになったこと、そのため報告すべきことが膨大過ぎ、書き始める気力を失い、1kmほど遠くに「全力で匙を投げ捨てた」ため、その間の治療報告の宿題があることも思い出してしまいました。(嘆息)

やれやれ、書いてみるかと、、、泣く泣く「豆腐のような根性」を振り絞り、永久に地面から離れないだろと思っていた重い重い腰を上げることにした次第です。(号泣)

 

そこで、最後にがん治療の経過報告をしたのはいつだったかなと遡った結果、なななななななんと、2023年11月でした。

2023年の5月に分子標的薬ベージニオを始め、さまざまな副作用を経て、経過報告をしたのが2023年11月でした。

結果として、私は2014年3月に「浸潤性小葉癌、骨転移無数、リンパ節転移無数の全身転移のステージ4」という衝撃のがん告知を受けて以降、タモキシフェン、フェソロデックス、そして2023年5月のベージニオと3回連続で「神さまの領域の賭け」に勝ち、2024年9月まで見事に腫瘍マーカーの数値を下げる僥倖に恵まれました。

分子標的薬ベージニオとの悪戦苦闘のレポートは、

分子標的薬「ベージニオ」の日々 ①これまでの経緯と始めることになった訳(nya.2546)

分子標的薬「ベージニオ」の日々 ②副作用 下痢と浮腫みの狭間で右往左往する (nya.2553)

分子標的薬「ベージニオ」の日々 ③-1副作用 貧血と脱毛が進行 貧血「6」で輸血って?(nya.2560)

分子標的薬「ベージニオ」の日々 ③-2副作用 貧血と脱毛が進行 ウィッグを格安でGET (nya.2567)

に、例によって例のごとく、長々と長文を書き連ねていますので、時間と心の余裕がある方はご一読ください。合掌。

 

2023年11月に分子標的薬「ベージニオ」の経過報告をして以降も、副作用(毎日複数回の水下痢)のために「トイレ周りにしか生息できない生物」となって悪戦苦闘しつつ、腫瘍マーカーの数値は抑制され「安定した日々?」を過ごしていましたが、2024年の7月頃、遂にその均衡が崩れました。

分子標的薬「ベージニオ」のお陰で、腫瘍マーカーNCC-ST439(基準値4.5未満)が100以下で推移していたものが、この頃、フラフラと上昇を始めて100を超えるようになりました。

※腫瘍マーカーNCC-ST439(基準値4.5未満)の基準値「4.5」を遥かに上回っていることは承知していますが、私の場合、過去最も低くて「38」であり、100以下ならPET/CTの画像診断でも「現状維持」なので、主治医と相談の結果、腫瘍マーカーNCC-ST439(基準値4.5未満)は100以下でOKとするという「私的基準値」を設けています。※

私は2種類の腫瘍マーカーを指標としていて、腫瘍マーカーNCC-ST439(基準値4.5未満)の数値の方がセンシティブに反応し、腫瘍マーカーCA15-3(基準値25.0以下)は、遅れて反応するということを 2020年8月にがん転移が再燃した際に学びました。

今回は、腫瘍マーカーNCC-ST439(基準値4.5未満)が、7月=110、8月=140、9月=220、もう一つの腫瘍マーカーCA15-3(基準値25.0以下)が、7月=18.7、8月=22.4、9月=29.3と、両方とも上昇、両方とも基準値を超えたため、ベージニオの薬効が切れ、がん細胞の増殖の抑制が効かなくなっていると判断しました。

 

そして浮上するのが、「次の薬は何にしよう」問題です。

候補は2つ、①分子標的薬アフィニトール+アロマターゼ阻害薬エキセメスタン、②経口抗がん剤カペシタビン+抗がん剤エンドキサンでした。

がんサバイバーに付き物の不安要素は、年数を経て、治療のための薬を複数「消費」しているため、次の「手持ちのカード」が減っていくことであり、この薬が合わなかった時、この薬の薬効が切れた時の選択肢の少なさが心許なっていくことです。(逆に、サバイブしている間に日進月歩で新薬が開発されていて、治療開始時には存在していなかった「手持ちのカード」が増えることもあります。)

なので、どの順番に「手持ちのカード」を切るべきかを悩むのですが、大前提として、どの薬を選ぼうが「毒にも薬にもならぬ」ような無害なものは「薬」足り得ない訳で、詰まるところ、副作用の大小で選択して、その薬が腫瘍マーカーの数値を下げてくれることを祈り、副作用が軽微なものであることを祈る他ありません。

私自身の希望として、副作用が甚大で「普通の暮らし」が出来なくなるような「抗がん剤」は避けたいと思っていて、そのことは2014年の治療開始当初に主治医に伝えているので、結論として①分子標的薬アフィニトール+アロマターゼ阻害薬エキセメスタンでいこうかな?という選択をしました。

これまた、がんサバイバーの尽きない不安要素なのですが、治療法としてどの選択をしたとしても「正解」と確信を持てることは決してなく、常に「これかな?」程度の感触で選択することとなり、足元のおぼつか無さを拭えません。

私は、この心理を日本の学校教育の弊害だと思っています。

常に「正解はある」「最適解を示せ」と刷り込まれ、高得点を求められた人間にとって、『正解がない』世界は居心地が悪く、「自分だけが正解を見い出せてないでのではないか」と焦りを覚えるのです。

しかし考えてみれば分かること、学校の試験以外で「正解」など、どこにもないのが普通です。

人生のあらゆる場面で岐路に立たされることは多々あり、その時々の選択に「正解を確信」していることはごく稀で、大体において人は「何となくこれかな?」と進路を決めているのです。

がん治療もそのような人生の一部、これまでも、その後の人生を左右するような様々な選択を限りなく重ねて「今、ここ」に生きているのですから、「正解」を求める不安心理の沼に嵌まる必要などなく、これまで通り「これかな?」でいいと思っています。

 

このようにして、私は2024年9月、分子標的薬アフィニトール+アロマターゼ阻害薬エキセメスタンの服薬を開始しました。

●アフィニトール(一般名:エベロリムス)は、mTOR(エムトール)というタンパク質の働きを阻害し、がん細胞の増殖や血管新生を抑える分子標的薬です。主に腎細胞癌、乳がん、神経内分泌腫瘍、結節性硬化症に伴う腫瘍の治療に用いられ、腫瘍を小さくする効果が期待されます。

主な副反応: 口内炎(高頻度)、食欲不振、下痢、味覚異常、発疹、倦怠感、間質性肺疾患(咳、息切れ、発熱)

●エキセメスタン(代表的商品名:アロマシン)は、閉経後乳がんの治療に用いられるアロマターゼ阻害薬です。アロマターゼを非可逆的に阻害し、エストロゲン生成を抑制して乳がんの増殖を抑えます。

主な副反応: 多汗、めまい、吐き気、高血圧、ほてり、疲労など

再々再々度「賽は投げられ」ました、ここからはまた「神さまの領域の賭け」です。

結果的に、今私がこうしてのほほんとブログを書いている以上、私は再々再々度「当たり」を引き当てたのです。

ただし、この時の選択は「ふっっ、ベージニオの副作用なんて可愛いものだったな」と思えるほど、体調不良の荒波に揉まれ、難破し遭難寸前に追い込むものでした。(号泣)

人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如し、”Every cloud has a silver lining”、No Rain, No Rainbow

私が揉まれた荒波の詳細は、次回以降のブログで時系列でレポートします。

(おしまい)

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