【乳癌ステージ4】を気にせず生きる方法 (nya.41)

ねこ、風太出動

めったに車も通らんから、気持ちええのお

石上神宮と私の不思議なご縁&長いなれそめ (2014年4月)

さて今回は、前回のブログ『田舎者(乳癌患者)の「信心」と神頼み事情 (nya.40)』で、唐突に出現した「奈良の石上神宮」が、私にとってどのような存在であるかをご説明します。

【乳癌ステージ4】についてのあれこれが知りたいだけで、「そんな話いらない」と、思われるかもしれませんが、これもまた、私の病気になった時の「メンタルヘルス」として、重要なファクターです。

とある本で、『「末期癌」の診断を受け、サバイブしている人の「共通項」として、【末期癌を気にせず生きる】メンタリティーがある』というような一文を読んだ時、私は「はた」と膝を打ちました。

「あ?そー言われてみれば、私も【乳癌ステージ4】を気にしてない。」

(本のタイトルは忘れてしましました。すみません。長尾 和宏先生の本のどれかだと思います。「終末医療」「リビングウィル」「平穏死」「在宅医療」の勉強していた時に、読ませていただきました。)

 

7.ねこ、風太上見るなぜ、【乳癌ステージ4】を気にせずに暮らすことが可能なのかというと、生まれついた「お得な」性分が、大きな要因だとは思うのですが、それ以外の可能性として、田舎者ゆえに「神仏」を身近に感じ、「護られている」ことを確信しているからではないかと思うのです。

 

「今、困難を抱えていることにもきっと意味があり、これまで「そう」だったように、今回の困難もまた、護られ、導かれて、いつか必ず、後になると(ああ、そういうことだったのですか)と思える時が来るのでしょう。」と、思っているのです。

・・・ということで、私が「頼りに思っている神さまの一人」石上神宮のお話をします。

私が初めて石上神宮と出会ったのは、入社して数年が経った20代後半、職場の同僚と奈良へ旅行した時でした。

ガイドブックを見ながら、「大神神社」(おおみわじんじゃ)から「山の辺の道」への流れで、「石上神宮もかなり古い神社らしいから寄っとくか」と思い、深い知識も持たずに立ち寄りました。

訪れると、そこは「パワースポット」でした。

ただし、私に特別な「霊感」があるわけではありませんし、今から遥か20年以上前に「パワースポット」という言葉は、未だ市民権を得ていませんでした。

ただただ、『石上神宮の境内は、空間の異質感がすごかった』という強烈な印象が残りました。

12.ねこ、風太驚く直前に訪ねた「大神神社」のご祭神が蛇で、境内の至る所に生卵がお供えされていて、蛇が苦手な私は、罰当たりにも「有り難いよりも恐ろしい!!」と感じ、這う這うの体で逃げ出しました。

なので、石上神宮の境内に、鶏がひょこひょこ歩いているというだけで、石上神宮の好感度が、ことさらアップしたのかもしれません。

 

参拝を済ませ、「ここは、すごい力を持っておられる神社なんだなぁ」と思い、小さなお守りをいただいて、それを奈良旅行の「自分へのお土産」にして、田舎に持帰りました。

その後・・・。

29才で原因不明の微熱を発病し、会社を半年ほど休職しました。3週間の検査入院で、「病院内ジプシー」となり、いろいろ検査しましたが、最終結論は「原因不明」。

「微熱があること以外は、健康である」ことが証明されて退院しました。

10.ねこ、風太ねむいここは「神頼み」をしようと思った時、真っ先に思い付いたのが、数年前の奈良旅行でいただいた「石上神宮」のお守りでした。

専用の長いネックレスをオーダーメードで作り、お風呂以外は身に付けて外さない「肌守り」にしました。なかなか収まらない微熱でしたので、3年間はお守りを身に付けました。

44才の時、眩暈を発症しました。この眩暈も「原因不明」という診断です。

保険適用の漢方クリニックに行き、『自律神経失調症』という病名をいただいて、「診断書」を会社に提出し、3か月休職しました。

この時もやっぱり「神頼み」をしようと思い立ちました。

「たしか・・・、お守り用のネックレスを作ったのが、どこかにあるはず・・・」と10年以上前の休職中のあれこれを思い出し、探し出しました。

ありました。ネックレスのペンダントトップの位置に「石上神宮」のお守りが付いたままです。

少しではなく「かなり古びた」お守りになっていましたが、トップから外すことなくそのまま再度「肌守り」となっていただきました。

この頃から、再度、奈良の石上神宮へ行き、古いお守りをお返しして、新しいお守りをいただきたいと思うようになったのですが、なかなかタイミングが合わず、会社に復職した後は、多忙に紛れてしまいました。

11.ねこ、風太きつねのしっぽそして今回、46才で「乳癌ステージ4」の診断です。

再々再度「石上神宮」の神さまに「お願い」です。

特に思い入れもなく訪れた奈良の「パワースポット神社」ですが、ここまで人生の起伏を共にすると、もはや、(失礼ながら)「他人」とは思えません。(笑)

更に「かなり古びた」お守りを首に掛け、「なにとぞ、なにとぞ」と念じ、治療が少し落ち着いたら『今度こそ必ず、奈良に行き、石上神宮にお参りして、お礼申し上げます』と心に誓いました。

これが、石上神宮と私の「なれそめ」というには「ちと長い」、ご縁です。

【乳癌ステージ4】を気にしないで暮らすには、謙虚に「自分に出来ることなど小っちゃい」と認めた上で、「小っちゃくても、自分の出来ることは、誠実にする」ことが大前提です。

そして、その先の「人知の及ばない領域」は、「神仏にお任せ」して、どんなことにも意味があると「神仏を信じる」気持ちのありようが、「肝」だと思うのです。

 

(私が読んだ長尾 和宏先生の本、下のどれかだったと思います。(笑))

 

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次は

【乳癌ステージ4】の神頼み 石上神宮は「起死回生」の神社でした。 (nya.42)

です。

 

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